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心星ひとつ の商品レビュー

4.3

388件のお客様レビュー

  1. 5つ

    156

  2. 4つ

    151

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2022/03/13

大きな転機となるシリーズ第6弾。 様々な決断を迫られる澪。 どれも大事で、色々な人の幸せを考えると簡単には決められない…。 どの道を選んでも辛い…。 揺らぐ心の中で、 揺るぎない、これだけは譲れないというものは何か。 大事なものは全て選べたらいいのに…。

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2022/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みをつくし料理帖シリーズ ⑥ 青葉闇 しくじり生麩 つる家の料理人でいる限り、あなたの料理はそこまでだ。 天つ瑞風 賄い三方よし 吉原、登龍楼、つる家はどちらで店をやる? 時ならぬ花 お手軽割籠(わりご) 火が使えない中でのお弁当。早帆さまへとの関わり。 心星(しんぼし)ひとつ あたり苧環(おだまき) 「ともに生きるならば、下がり眉が良い」 ヤバかった。 最後の話が、キュンキュンしてしまったー(*´艸`*) 小松原さまが澪ちゃんに 「俺の女房殿になるぬか ともに生きるならば、下がり眉が良い」 なんて言うところには、「あぁー!!!!」と言ってしまった笑 でも、小松原さまへの想いだけでなく、 天満一兆庵への想い、野江ちゃんへの想い、 そして、料理への想いが強く書かれており、 澪ちゃん並みに苦しい気持ちを味わえたよー。 すっごく続きが気になるー!! 澪ちゃんには幸せになってほしいけど、 どの人も幸せになってほしいー!!!!

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2022/01/22

シリーズのなかでも、様々な大事な決断を迫られる第6巻は読むのがつらくなるほど怒涛の展開です。さらに、澪は我々凡人が幸せだと考えてしまう選択をあえてしないという意外な方向へ・・この辺を読者に納得させられるのか作者の力量が問われます。 さて、毎回おししい料理を提供するつる屋ですが、今...

シリーズのなかでも、様々な大事な決断を迫られる第6巻は読むのがつらくなるほど怒涛の展開です。さらに、澪は我々凡人が幸せだと考えてしまう選択をあえてしないという意外な方向へ・・この辺を読者に納得させられるのか作者の力量が問われます。 さて、毎回おししい料理を提供するつる屋ですが、今回は他店の失火で午前しか火が使えなくなった苦肉の策から持ち帰り弁当というアイディアが生まれます。白木づくりの弁当箱を返却してくれたら、四文おまけの十六文でお弁当を売ってくれるというSDGSの先駆けのようなことをしています。ところで、当時の1文っていくらなのか気になりますよね。作者は1文30円くらいだと考えているようですので、食事や弁当は600円となります。 今回は、物語の面白さ以外にも2つ勉強になりました。 「その日、書き入れ時を過ぎた・・(P26)」の「かきいれ」は、「掻き入れ」だとばかり思っていましたが、本文が正解なのですね。 「(野菜は)土の上になるものはお湯から、土の下に出来るものはお水からゆでる(P187)」も覚えておくと便利ですね。

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2021/11/11
  • ネタバレ

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主人公の人生に関わる様なとても大きな選択肢が次々と現れ、苦悩しながらも正直に自分の進む道を選んでいく様が描かれている巻です。 最後の大きな岐路を迎えたところで次巻へとなりましたので、気になって仕方ありません。続きが楽しみです。

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2021/09/20
  • ネタバレ

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ご寮さんの縁談、澪の料理人としての器の話 翁屋の伝右衛門と、登龍楼からの店を持たせるという話 火事が多いことから、火を使える時間が限られた そんな時の澪の工夫 澪の想い人、小野寺様との縁組話 中でも涙したのは、あさひ太夫こと、野江ちゃんとの襖越しの対面でした・・ 束の間ではあったけど、お互いに辛いことがあっても生きてきた、また生きていこうという強い意志 感動しました・・

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2021/08/29

髙田郁著『心星ひとつ』#読了 みをつくし料理帖6 つる屋の料理人の澪。その運命を変える大きな出来事。 吉原の翁屋の楼主が澪に対し、吉原での天満一兆庵の再建を提案。他方、つる屋の商売敵の登龍楼がつる屋に居抜きで支店を譲渡すると提案。 更に、澪が心を寄せる小松原の家からも彼女に申し...

髙田郁著『心星ひとつ』#読了 みをつくし料理帖6 つる屋の料理人の澪。その運命を変える大きな出来事。 吉原の翁屋の楼主が澪に対し、吉原での天満一兆庵の再建を提案。他方、つる屋の商売敵の登龍楼がつる屋に居抜きで支店を譲渡すると提案。 更に、澪が心を寄せる小松原の家からも彼女に申し出が

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2021/06/07

火が使えないつるや、 コロナ禍の飲食店とだぶる。 小松原のくだりは…あんまりいらないかな。 いや、いるんだろうけども

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2021/05/28

大好きなみをつくしシリーズももう6巻目。いよいよ大きく動き出しました。話が展開していくのは楽しみだけど、変わっていくのが寂しくもある。小松原さまのあの台詞はそりゃもうやられるよね。源斉先生せつない。いい男なのに。でもわたしも小松原派だ。次の巻も辛い展開になりそうですが、楽しみです...

大好きなみをつくしシリーズももう6巻目。いよいよ大きく動き出しました。話が展開していくのは楽しみだけど、変わっていくのが寂しくもある。小松原さまのあの台詞はそりゃもうやられるよね。源斉先生せつない。いい男なのに。でもわたしも小松原派だ。次の巻も辛い展開になりそうですが、楽しみです。

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2021/05/21

澪ちゃんに降りかかる人生の選択。 苦しみや葛藤、悲しみ。喜び。別れ…。 涙、涙での読了。 みをつくしシリーズでは、いつもみんながお互いを思いやり見守る温かな眼差しを感じます。 悩みながら成長していく澪ちゃんの姿に胸が熱くなりました! 人生の岐路となる展開にページををめくる手が止...

澪ちゃんに降りかかる人生の選択。 苦しみや葛藤、悲しみ。喜び。別れ…。 涙、涙での読了。 みをつくしシリーズでは、いつもみんながお互いを思いやり見守る温かな眼差しを感じます。 悩みながら成長していく澪ちゃんの姿に胸が熱くなりました! 人生の岐路となる展開にページををめくる手が止まりませんでした。 面白かった!

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2021/04/18

みをつくし料理帖、今回も面白い。 つる家の料理人として帰路に立たされた澪。 種一と芳、それぞれが違う提案をするが、澪を仲間を思ってのこと。 「心星ひとつ あたり苧環」で店主が小松原にガツンと言った言葉にグッとくる。

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