ブック・ジャングル の商品レビュー
ちょっと無理な設定。ラジコンヘリは、もっと弱いぞ!謎解きも今一つ。 2011.9.15
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石持さんの小説にはいつもシンとした心理的な知能対知能の戦いを感じさせていただくのですが、これはいきなり死んじゃう子もいるし、合間のネタバレもいかにも・・って感じで先読みできちゃうし。図書館を舞台にありえない設定。変わらない図書館、あるのでしょうが、うちの近くの図書館は日々新着本があって書架が何年も同じってことにかえって違和感を感じました。
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ありえない展開ばかりで入り込めませんでした。 非現実なら非現実で突っ走ってくれればいいのですが、正確にラジコンヘリが襲ってくるのにそれは実は本棚の影からこっそり操縦者が見ていたからとか、壊しても壊しても次々とラジコンヘリが出てくるのは実はたくさん事前に用意してたんだよ、など妙にあんまりな理由を無理やりくっつけてるので冷めてしまいます。 こんなこと言っても不毛ですが、ラジコンヘリくらいどうにでもなるのでは??と根本的な部分に思わず突っ込まずにはいられないのです。 一刺しですぐに致命傷に至るほどの毒を持っていながら、竹串やらコショウやらで追い詰めてくる方も方ですが、それに怯えて(図書館の)2階まで行けないから脱出できない!と追い詰められる方もどうかしてます。 ましてや相手は自分を本気で殺しに来ているわけですから。 ガラスを破るくらいは普通しようとするのでは? 設定は面白いだけに、いっそのことスピルバーグの「激突」みたいに犯人も動機もわからないけどひたすら襲われるとした方が面白かったと思います。
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閉鎖されることが決まった図書館に忍び込んだ複数の男女。 すると誰もいないはずの館内で謎のモーター音が。そこで出てきたのは複数のおもちゃのヘリコプター。 先端に毒針を有して、明らかに害意をもって襲ってくるヘリコプター。対策を打ち出せばその上を・・の繰り返す深夜の図書館。 彼らは無事脱出できるのか。そして犯人の真の目的とは。 文量としては長編くらいなのかもしれませんが・・まあ中編くらいの出来というのが読み終わった感想。 読んでる最中はそれなりに面白いんだけど、終わってみると・・なんかバタバタしただけで終わっちゃったような。 この作者さんの持ち味として良くも悪くも「地味」なんですが、今回はあまり良い方に行かなかったように思いました。若干の「アクション要素」があったからかな。普段なら「心理戦」と「デッキチェアディテクティブ」に終始ってのが個人的には好みですw しかし最後のとってつけたような恋愛的なものはどうかと思ったww
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著者久々の「いくらなんでもそれは無理ちゃう?」シリーズ(笑。設定も動機も手段も展開も結末も、非現実的で陳腐で安っぽくて青くて嘘臭い。嘘臭さも徹底すれば逆にリアリティが増すのかもしれませんが、この作品では中途半端なまま終わってしまっています。
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うわー、なんて物語なんでしょ。とんでもなくサスペンスフルです。あまりに突拍子もない設定なだけに、はらはらどきどきしっぱなしでした。なのでストーリーを詳しくは語りません。 襲い来るラジコンヘリの恐怖もさながら、そこにこめられた意図が怖いったら。犯人は誰か、その動機は、って部分も、あ...
うわー、なんて物語なんでしょ。とんでもなくサスペンスフルです。あまりに突拍子もない設定なだけに、はらはらどきどきしっぱなしでした。なのでストーリーを詳しくは語りません。 襲い来るラジコンヘリの恐怖もさながら、そこにこめられた意図が怖いったら。犯人は誰か、その動機は、って部分も、あまりに恐ろしくって。これは信じたくなかったなあ。最後の最後までまるで気が抜けませんでした。そして一気読み間違いなし。
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欠点や突っ込み所がありながらも魅力的なのが石持ワールド、のはずだが、この作品は欠点ばかりが目についた。図書館という舞台は生かし切れず、犯人に意外性はなく、動機には共感できず。著者に求められるレベルに達していない、と言わざるを得ません。
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閉館した図書館に忍び込んだ男女5人。その5人に謎のヘリコプターが攻撃を仕掛けてくる。 今までの石持作品とは、少し毛色が違うが、登場人物の役割がはっきりせず、消化不良。
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「図書館戦争」よりも図書館で戦争してるよ、うん。 ラジコンヘリを使ってターゲットを追い込む戦術アイデアを詰め込んだもので、破り方もそんなに爽快感はない。半分は気合と運。 「後50cmのところで」って表現多すぎ(笑)
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