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天と地の守り人(第3部) の商品レビュー

4.7

252件のお客様レビュー

  1. 5つ

    175

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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2021/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わりたくないような、読み進めたいような。上質なファンタジー、大河小説だった。 当然ラウール王子は会心する。ハザール王子はコモノであった。 チャグムの父帝の思い、聖なる帝としての育ちを思い、父を理解するチャグム。おそらく帝も・・しかし道は違うのだ。 ナユグの春。山の王の婚礼。 タンダの腕。 チャグムとバルサはもう会わないかもしれない・・けど忘れることはないだろう。 このくらいにまとめてくれると嬉しいよな、大河。

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2021/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幅広い年代が楽しめるファンタジーだな、と再確認。小学校高学年くらいからじゃないとわからないだろうなぁとも思う。 あんなに小さかったチャグムが立派になって…

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2021/06/17

やっと全て読破。壮大なファンタジーの世界に引き込んでくれました。世界観と情景、読破した達成感と脳裏に焼き付くシーンの数々にしばらくは逃れられなさそうです。この作品に出会えたことを嬉しく思う。

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2021/03/17

ついに大団円、シリーズ七作目第三部。 大河ファンタジーの最後は、一抹の寂しさとともに、行きて帰りしところで終わるのです。

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2021/02/27

2021.2.27 27 とてもとても素晴らしかった!いつか読もうと思っていて、ようやく読めてよかった。とても良かった。 サグとナユグ。独特の言葉、世界観。どっぷり浸かった。精霊の守り人を大学の冬休みに書いたと言うのは驚きだ。小説というのは、まさに「生まれる」ものなのかとしれない...

2021.2.27 27 とてもとても素晴らしかった!いつか読もうと思っていて、ようやく読めてよかった。とても良かった。 サグとナユグ。独特の言葉、世界観。どっぷり浸かった。精霊の守り人を大学の冬休みに書いたと言うのは驚きだ。小説というのは、まさに「生まれる」ものなのかとしれない。ナユグに春が来ちゃうという、どうしようも無いのは、言葉を選ばず言えば、月経がきちゃうという、女性の感性の賜物でもあるのかと思った。なんか、これまでの知識の積み上げとか、論理の組み立てとはまた別の世界というか、道理というか、なされるべくしてなされる、というような、世界観にいけた気がした。 それぞれの人生がある。それぞれの環境がある。それぞれの考えがある。それぞれの世界がある。 そんなそれぞれによって作られる世界がある。その世界はもちろん、それぞれの人々によって営まれる。そんなそれぞれを俯瞰で見たり、近くで見たり、いろんな距離から楽しみ尽くすことができた。 みんな素敵な人物。学びも多い。すんばらしかった。

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2021/02/19

守り人シリーズの本編、完結編。 ロタ王国編、カンバル王国編、新ヨゴ皇国編の3部構成。 チャグムが各国をまたがり、活躍していきます。 その成長ぶり、そしてチャグムを支えるバルサ、シュガ、ジンといった人々。 最後は大団円、なぜ「天と地の守り人」というタイトルなのかが、納得できます...

守り人シリーズの本編、完結編。 ロタ王国編、カンバル王国編、新ヨゴ皇国編の3部構成。 チャグムが各国をまたがり、活躍していきます。 その成長ぶり、そしてチャグムを支えるバルサ、シュガ、ジンといった人々。 最後は大団円、なぜ「天と地の守り人」というタイトルなのかが、納得できます。 本編は、これで終わりだが、まだ短編集があるので、そちらも楽しみです。

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2021/02/06

ロタとカンバルがうごいた!北の諸国のうねりを背に、瀕死の故国へ帰還するチャグムに父との対決の時が迫る。緒戦の犠牲となったタンダの行方を必死に探し求めるバルサ。大地が揺れ、天変地異が起こるとき、金の鳥が空を舞い、地を這う人々の群れは、ひたすらに生きのびようとする。―十年余りの時をか...

ロタとカンバルがうごいた!北の諸国のうねりを背に、瀕死の故国へ帰還するチャグムに父との対決の時が迫る。緒戦の犠牲となったタンダの行方を必死に探し求めるバルサ。大地が揺れ、天変地異が起こるとき、金の鳥が空を舞い、地を這う人々の群れは、ひたすらに生きのびようとする。―十年余りの時をかけて紡ぎだされた大河物語の最終章『天と地の守り人』三部作、ついに完結。

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2020/05/07
  • ネタバレ

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またまたチャグムの成長ぶりが良かった。 最後にバルサたちともう一度出会って欲しかったけど、それを書かないのが良さなのかも。 2012/1/4

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2020/03/22

読んでから少し時間が経ってしまいましたが… 読み終わった当時は放心状態でした。笑 チャグムとバルサと駆け抜けてきた世界が終わってしまった…という気持ちと、 読者を裏切らずにいてくれた上橋先生に感謝の気持ちと。 あっちの世界とこっちの世界で大きな変化が訪れ、 もう絶対絶命だし、父...

読んでから少し時間が経ってしまいましたが… 読み終わった当時は放心状態でした。笑 チャグムとバルサと駆け抜けてきた世界が終わってしまった…という気持ちと、 読者を裏切らずにいてくれた上橋先生に感謝の気持ちと。 あっちの世界とこっちの世界で大きな変化が訪れ、 もう絶対絶命だし、父上との再会の場面は、涙でした。 チャグム、本当に成長したのね、とほろり。 バルサが最後までバルサで、 かっこよかった。

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2020/01/05

守り人シリーズ完結。 終わり方がとても美しい。1つの大きな物語を堪能できたという満足感に包まれる。 シリーズを通して読んだならば、バルサやチャグムを好きにならない人はいないだろう。彼らの生き様は苦しみを背負いながらも生きていく勇気を与えてくれる。 シリーズの最初から最後まで上橋菜...

守り人シリーズ完結。 終わり方がとても美しい。1つの大きな物語を堪能できたという満足感に包まれる。 シリーズを通して読んだならば、バルサやチャグムを好きにならない人はいないだろう。彼らの生き様は苦しみを背負いながらも生きていく勇気を与えてくれる。 シリーズの最初から最後まで上橋菜穂子さんの世界観に魅了された。

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