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天と地の守り人(第3部) 新ヨゴ皇国編 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2011/05/30 |
| JAN | 9784101302829 |

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天と地の守り人(第3部)
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商品レビュー
4.7
266件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
守り人シリーズ(番外編除く)完結おめでとうございます!いや、いつの話してんねんですが読後の感想はそんな感じでした。 バルサとチャグムからはじまり、チャグムの成長を追いかけ、チャグムが進んでいくのをページを閉じながら見送るという、大人の目線から見たらチャグムの成長ストーリーだったんだなと思いました。子供の時に見てたらこの物語をどう感じていたんだろうと思わずにはいられません。大人になったチャグムがとても大人に見えたことでしょう。 まずはバルサとタンダについて、2人が生きて一緒に生きていけるようになって本当に良かったです。戦争で死んでいたっておかしくなかった中、苦しみながらも生きていてくれて本当に良かった。実際子供は亡くなってしまったのはつらかったです。タンダの腕を切り落とすために覚悟ガンギマリのバルサが格好良かったですが痛ましく…。もう2人はゆっくり休んでくれと…それだけですね。 今作のMVPというか特異点のトロガイ師匠も生きていてくれて良かったです。あんな道中死亡フラグを立てられると流石にメインキャラの亡くなる1人ですか…と思いましたがここは師匠!やることもやって生きることもやってくれる!この人がいなきゃヤバい場面多すぎやしませんか。こういう呪術のできる人を作るために運命の輪が回って異界の人が干渉してくるのかなと思います。 そしてチャグムのお父さん。この人もまた良いキャラをしていたなぁと読み終わって思いました。チャグムを殺そうとするし世界を見ず自分たちの世界を守るために生き、行動する、その哀しさと高潔さ。彼の生き様を見て信仰は確かにあったんだろうと思いますが…神は違う道を示したんですね。1人最期に王都に残る姿はよくやったといいつつも本当に哀しい人ですね。 むしろ色々な世界を知ってしまい、考えを広げていったチャグムがおかしいんでしょうが…。 チャグム、シュガのこれまた覚悟の決まったメンツたち。国と民のために、今までダメだったことだってやるし闇に手を染める覚悟もある。命をかけながら奔走する姿にドキドキが止まりませんでした。本当に色んな意味で命懸けすぎますって!でもいままでやってきたことが最後につながっていく流れはとても気持ちよかったですね。ナユグとチャグムの繋がりもまた縁のあるものだった。バルサともう会うことがないのかと思うと悲しいですが、どこかでまたこちらの縁もあることを期待したいです。というかこの世界の行く末をもっと見ていたい!そう思わざるおえません。番外編は過去編だそうですが…読むのが楽しみです。 色んなキャラが愛しく、この世界が愛しく、大人になってからですが、この世界を知ることが出来て良かったです。先生の他作品も読むのが楽しみですね!
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三部作の最終巻。チャグムもタンダもバルサもみんな最高!と思いつつ、心に残ったのはチャグムの父である新ヨゴの王。生まれた時から国の天子として育ち、天子であることに何の疑問も持たず生きてきたからこそ、国は自分自身と考えているからこその、これまでの態度と考え方だったのだと腑に落ちた。あ...
三部作の最終巻。チャグムもタンダもバルサもみんな最高!と思いつつ、心に残ったのはチャグムの父である新ヨゴの王。生まれた時から国の天子として育ち、天子であることに何の疑問も持たず生きてきたからこそ、国は自分自身と考えているからこその、これまでの態度と考え方だったのだと腑に落ちた。あまりにもチャグムに対する冷酷な態度に腹が立つこともあったので。 きっとまた最初から読み直すだろうな。 北の国々やタルシュの今後も見てみたい。
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上橋菜穂子先生の守り人シリーズは、『精霊の守り人』から始まり、今回の三部作で終わる。(外伝、短編集もある) このシリーズの魅力について稚拙ながら記す。 物語の内容の感想の前に、まず、文章が読みやすく、表現が豊かで美しい。戦闘シーンや見たこともない風景・生き物など読者が想像を膨らま...
上橋菜穂子先生の守り人シリーズは、『精霊の守り人』から始まり、今回の三部作で終わる。(外伝、短編集もある) このシリーズの魅力について稚拙ながら記す。 物語の内容の感想の前に、まず、文章が読みやすく、表現が豊かで美しい。戦闘シーンや見たこともない風景・生き物など読者が想像を膨らますことができるように詳細まで描かれている。にも関わらず、文章は決して長くないため読みやすい。 主要な登場人物は何人かいるが、シリーズを通して、女用心棒のバルサと皇子のチャグムを中心に物語は進んでいく。2人を取り巻く話の中で、たくさんの登場人物達が出てくるが、どの人物もすごく魅力的だ。バルサは、とにかく強くかっこいい。短槍を使い、身体能力が高く経験から賢く戦う。そんなバルサを見守る、幼馴染のタンダもいい。自分は、チャグム皇子側の星読博士シュガが好きだった。 物語が進むにつれ、『精霊の守り人』から、伏線が張られていることに気付く。最後の三部作以外は、一巻で完結しているため、どれから読んでも問題ないが(登場人物についての説明やこれまであったことがさりげなく書かれているため)、これまでの登場人物達の関係や出来事を順番に知っていた方がよりよいと思うので、冊数はあるが、『精霊の守り人』から読み進めていくのがおすすめ。 まだ、外伝と短編集が残っているが、読み終わってしまうのが寂しい作品。
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