天と地の守り人(第3部) の商品レビュー
次女に「卵を産み付けられる話」と命名された 「精霊の守人」から始まる話も完結しました。 「天と地の守人」三部作 ロタ王国編、カンバル王国編、新ヨゴ皇国編 前作を読み終わったあと次を待っていましたが 思ったより早く、それも3冊一度に発売になって・・・ 読み始めたら本を置くこと...
次女に「卵を産み付けられる話」と命名された 「精霊の守人」から始まる話も完結しました。 「天と地の守人」三部作 ロタ王国編、カンバル王国編、新ヨゴ皇国編 前作を読み終わったあと次を待っていましたが 思ったより早く、それも3冊一度に発売になって・・・ 読み始めたら本を置くことが出来ないほど面白く 今までのシリーズの中の出来事が 次々と繋がり、まとまり、ラストに向かっていきました。 もう、この物語は終わった・・・と少々寂しい想いがします。
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バラバラだったパズルが綺麗に完成した感じのまとまり方でした。 相容れない親子、悲しい運命は精霊の守り人から連綿と続いてきたのだと思うと少し悲しくもあり。
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終わってしまうのが勿体ないくらいです。 だけど、これ以上の終わり方はないとも思います。 最初から読み直したくなりました。 守り人の世界は厳しいけれど、深くて温かいです。
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これで終わってしまうのかと、読み進めるのがもったいない気がして仕方がなかった最終巻。 あっという間に読み終わっちゃいました。 納得の内容、この世界が一人の頭の中から出てきているというのが、すごい! やっぱり、全巻そろえてもう1回最初から一気読みしよっと。
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こちらのほうにレビューが書かれています http://booklog.jp/users/ohsui/archives/4101302820
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読み終わってしまいました。 大好きな物語ほど、終わりが近づいてくると悲しいものです。 チャグム、立派になったね。 バルサ、あなたは私たちの星でした。 タンダと幸せになってください。
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チャグムとバルサが紡いだ物語はタルシュの王子を巻き込みさらに複雑な模様を描きだす。 チャグムたち「侵略される側」から見ればタルシュは大国で脅威で敵だけど、タルシュ側から見れば彼らが侵略する理由が(納得はできないけれど)あるわけで、そういう視点・視線のフェアさ加減が上橋さんは本当に上手だと思う。 チャグムが最後まで分かりあえなかった帝は、帝としての矜持をもって帝で有り続けるというその姿勢がチャグムとは絶対相容れないのはわかるけど。「石頭!」と説教できるような人がいればよかったのになー。と、思ったり。 終わりだけど、はじまりの物語。
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守り人シリーズ完結。紡がれた物語がそれぞれの収束へと向かっていく。前巻に続いて素晴らしいと感じたのは、作品として相応の締めを迎えさせつつも、登場人物が今後も当たり前のように生きていくと思わせる収束になっていること。ファンタジーといえば突拍子もない背景に大きなドラマ、大団円というヒロイックなイメージがあるが、このシリーズは「緻密な奔放さ」ともいうべき良さがある。それこそ人の生業として自然で、そうした世界や物語を描ける著者に感服する。
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面白かったです。シリーズ完結編ということでいろいろな人物が出てきて、今までの物語を頭に浮かべながら、読んでいました。 帝が最後に人づてにチャグムに対する思いを伝えたところが印象的でした。とてもいい作品だと思います。感動しました。
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守り人シリーズ最終巻読了。そして長かった物語もこれにて完結。 いろいろな感情が込み上げてきてうまく言い表せないが、とにかく面白かった。 「精霊~」のころのチャグムとバルサが好きな自分としては、二人が出会ってまた共に旅をする件はとても嬉しかったし、チャグムが帰還する場面とバルサ...
守り人シリーズ最終巻読了。そして長かった物語もこれにて完結。 いろいろな感情が込み上げてきてうまく言い表せないが、とにかく面白かった。 「精霊~」のころのチャグムとバルサが好きな自分としては、二人が出会ってまた共に旅をする件はとても嬉しかったし、チャグムが帰還する場面とバルサがタンダと再会する場面には胸が熱くなった。しかし自分の信じた道を歩きだした二人が、もうこの先以前のように会うことはないであろうと思うとやはり切ない。でもこれでいいのだ。 新ヨゴ皇国の今後や登場人物らの成り行きなど、正直まだこの続きを読みたい気持ちもあるが、このままそっとしておきたい気持ちもあり。 とりあえず今はこの余韻を楽しんで、また最初からゆっくり読み返してみたい。 この物語に出会えて本当によかった。
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