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マイ仏教 の商品レビュー

4.1

162件のお客様レビュー

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    56

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  3. 3つ

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2026/03/04

彼も特撮から仏像からの仏教への興味になったし、ポップな側面から気軽に仏教に興味を持つのもオッケーなのでは。「地獄ブームと後ろメタファー」の章には納得。私も何兆年も焼かれる地獄に行きたくない。 全文はブログで https://wp.me/pgG1ce-1OU

Posted byブクログ

2026/02/15

『つげ義春が語る 旅と隠遁』で山下裕二が 「みうらじゅんさんが、『マイ仏教』という本で、 仏教は『自分探し』じゃなくて『自分なくし』 だって言ってます」(P366) で語っていた。 このいしかわじゅんの「自分なくし」という話は、 最近読んだ勢古浩爾の中にもあったことを思い出し、 ...

『つげ義春が語る 旅と隠遁』で山下裕二が 「みうらじゅんさんが、『マイ仏教』という本で、 仏教は『自分探し』じゃなくて『自分なくし』 だって言ってます」(P366) で語っていた。 このいしかわじゅんの「自分なくし」という話は、 最近読んだ勢古浩爾の中にもあったことを思い出し、 さすがに読んでみようと思ったのだった。 P136 なかなかそう上手くいかないのが人間ですが、 それも「修行」だとあきらめて、 人の機嫌を取ろうではありませんか。 P120 なぜ宗教が怖いと思うのか。 自分なりに考え出した結論は、その団体感です。 … 似た考えの人が集まって、ひとつの目標に向かって 頑張らなくてはいけない、という状態が非常に 怖いのです。 自由の根本は「みんなちがって、みんないい」のはずで、 マイナーな意見が潰されがちな団体というものが とにかく怖いのです。 文化系の人生を歩み続けると、群れるのが 苦手になります。本来、宗教というのは 文化系のイメージがあるのに、団体になった瞬間、 体育会系的な要素が出てきます。※ P136 「ご機嫌を取る」と似たような言葉に、 「相手の身になって考える」とうのがあります。 しかし「相手の身」というものが本当はどういうものか わかるはずもありません。あくまでこれは 「自分の考える相手の身」です。※ しかし「ご機嫌を取る」であれば、これは「相手の身」 にならなくてもできるはずです。 P140 「何でこの俺が」という禁句 P142 「機嫌を取る」=「自分なくし」なのです。 「何で俺が」をやめて、相手の機嫌を取ることを 考えた方が、人間関係がスムーズにいくことは 明らかです。しかしこれは大変な「修行」です。 けれど、人に喜ばれることは間違いありません。※ P145 別に報酬を求めるのが悪いことだとは思いません。 しかし、それが目的になってしまうと、どこかに 綻びが生じてしまうものです。 P146 飲み会の席で「いや、~」とか「でも、~」を 言わない、というのも、ささやかながらも 「僕滅運動」(自分をなくして相手の機嫌を取る行為) だと思っています。できるだけ、「なるほど」とか 「そうだね」と言って話を受けた方が、 圧倒的に感じがいいものです。※

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2025/08/12

自分なりのゆるい仏教の解釈と自らが仏教にはまったきっかけを記したエッセイ。 専門家ではなく一好事家だからこそのとっかかりやすい語り口がよかった。 ついメインではなく端の方にいるヤツに愛着が湧いてしまう独特な着眼点の源泉は仏像好きの生い立ちからきて、それはある種の大乗思想なのだとわ...

自分なりのゆるい仏教の解釈と自らが仏教にはまったきっかけを記したエッセイ。 専門家ではなく一好事家だからこそのとっかかりやすい語り口がよかった。 ついメインではなく端の方にいるヤツに愛着が湧いてしまう独特な着眼点の源泉は仏像好きの生い立ちからきて、それはある種の大乗思想なのだとわかる。 諸行無常、諸法無我といった仏教の概念を「後ろメタファー」「自分なくし」「比較三原則」というキャッチーな造語で日常生活に落とし込むみうら流説法が満載。 最後の辛いときも「そこがいいんじゃない」と修行として乗り越えるという発想が特にみうら氏らしくてこれからは心の片隅に「そこがいいんじゃない」と言ってくれる小さいみうら氏を住まわせようと思った。

Posted byブクログ

2025/05/03

なにごともモノやかたちから入るタイプの人がいる。みうらじゅんもそう。憧れの住職になるため、マイお寺を得るために、まずは仏像から入った。仏像の写真を撮って整理しまくった。寺巡りもした。あげくは仏教系中高一貫校にまで入ってしまった。すごい。 マイ仏教がすべてを包摂する。ウルトラマンも...

なにごともモノやかたちから入るタイプの人がいる。みうらじゅんもそう。憧れの住職になるため、マイお寺を得るために、まずは仏像から入った。仏像の写真を撮って整理しまくった。寺巡りもした。あげくは仏教系中高一貫校にまで入ってしまった。すごい。 マイ仏教がすべてを包摂する。ウルトラマンも、ジョン・レノンも、吉田拓郎も、ボブ・ディランも、すべてがマイ仏教のなかで解釈できてしまう。逆に、これら現世のものを通してマイ仏教を見つめなおすこともできる。 200ページ足らずのスカスカの本なのに、なんかとてつもなく遠く・心静かなところにたどり着いたような気がする。もしかしてこれって涅槃寂静の境地?

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2026/01/20

すっごくいい本だった。 まず「自分なくしの旅」ね。自分はサークルでコピーバンドをやっているんだけど、先輩に「もっと自分らしさを出した方がいいよ」って言われたんです。確かに「モノマネだけじゃ自分がやる意味なんてないか」「モノマネならもっと上手い人いるしな」って思うけど、そもそも「...

すっごくいい本だった。 まず「自分なくしの旅」ね。自分はサークルでコピーバンドをやっているんだけど、先輩に「もっと自分らしさを出した方がいいよ」って言われたんです。確かに「モノマネだけじゃ自分がやる意味なんてないか」「モノマネならもっと上手い人いるしな」って思うけど、そもそも「自分」なんてものもなければ、「自分がやる意味」なんてものがあると考えていること自体が煩悩まみれというわけですね。じゃあ、かえってみうらじゅんの言うようにその人に「憧れて」、自分を「なくし」てしまう方がいいのかもしれない。そんなことできっこないんですが。だって褒められたいし。煩悩煩悩。 そしてポジティブなあきらめ。これは僕もよく言ってるな。「諦める」って悪いことじゃない。「期待しない」って悪いことじゃない。そうすることで素直に「今」を生きられる。がっつかないで少し離れたところから見る。そうすることで見えてくるものもあるはずだよね。諦めるからこそ得られるものもあるはず。「裏切られた」なんて思わなくて済むしね。 ご機嫌取りはコールアンドレスポンス。これ肝に銘じないとな。たまには誰かのために生きてみるのも悪くないかもしれない。 悪人正機。煩悩と修行(をすることで涅槃に達したい)というのは相反するものだけど、いずれにせよ「欲望」なのは変わらない。「涅槃に達したい」と思うことこそが最大の煩悩でもあるわけだ。そう考えたら、自分なんてものはないわけだから「自分」にできることなんてないと、仏を最大限信じて煩悩のままに生きる「悪人正機」も悪くないのかもしれないね。 「そこがいいんじゃない!」。これね、最近実践したんです。渋谷に僕の行きつけの某映画館があるんですけど、そこには券売機はなくて(オンラインで予約することはできるけれど)カウンターでチケットを買うんです。はじめてそこに行った日はオンライン予約の存在を知らなくてカウンターでチケットを買ったんだけど、そのときの店員さんがめっっっちゃくちゃサバッッッサバだったんです(今ではその方のことも密かに好きです)。人に話しかけることが苦手な僕は、「覚悟決めて話しかけたのになんだこの愛想のなさは!」と思ったわけです。少なからず「こっちは金を払う客だぞ!」とも。でもその日、①映画のチケット、②その映画のパンフレット、③別の映画の前売り券を買いに、なんと3回もカウンターに行くハメになったんです(自分のせい)。だから「あの愛想のなさがいいんだろう!」と自分に言い聞かせて、そして「たびたびすみません」と心のなかでつぶやいてカウンターに行くことにしました。それを繰り返すうちに気がついたのが、「○○ください」というと、その途端に「△△円です」と返ってきて、その一秒後に商品が出てくるんですよ。究極のシゴデキだったんです。まずは素直にそこが素敵だった。そしてだんだんその愛想のなさも、この人はこのコミュニケーションを仕事だとしか思っていないと、多少どもった程度でこの人は何も気にしないだろうと感じられるようになってきたんです。「この人は自分を見ている」という感じがしなくなった途端にかえってその「冷たさ」は心地よくなってきて、気がつけば僕はそのお姉さんとそこの劇場のトリコになっていました。言葉ひとつ、認識ひとつでこの世界は辛くも楽しくも生きられる。「そこがいいんじゃない!」。魔法のコトバです。……まあ、もうチケットは事前にネットで買うんですけどね。 自分の生活にも結びついて、フッと笑えてきて、もともと仏教大好きなのもあって、とにかく良著でした。こういう捉え方があってもエエじゃない!

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2025/04/30

機嫌を取る、撲滅運動、自分なくし、大乗仏教的な菩薩行を目指すのであれば自分をなくして人の機嫌を取る、何のためにするのか、それは人に喜んでもらうため、自利ではなく利他、年を重ねると自分が大した人間ではないことに気づくがそれに反比例して立場はよくなっていく、大した自分でないのであれば...

機嫌を取る、撲滅運動、自分なくし、大乗仏教的な菩薩行を目指すのであれば自分をなくして人の機嫌を取る、何のためにするのか、それは人に喜んでもらうため、自利ではなく利他、年を重ねると自分が大した人間ではないことに気づくがそれに反比例して立場はよくなっていく、大した自分でないのであれば自分探しではなく自分なくしを自覚して生きる/ マイブームなど言語化することで存在が生まれる、言葉は強い、だからこそ自分に言い聞かせる、そこがいいんじゃない!でもやるんだよ!それが念仏、南無阿弥陀、マイ仏教/ それでもまだ自分を探してみたくなる 自分探しと自己観察って違うのかな。

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2025/04/28

このひとサイコーだな。小学生で般若心経誦じてたとか、ひとりで寺に行って餓鬼目線で観音様を見上げていたとか、仏教の学校に行ってお坊さんになろうとしていたとか。空の解釈もユニーク。駐車場に空きあります、空きなしとか。考えに考えて、無心で般若心経を撮っていく。まさに写経の心。ふざけてい...

このひとサイコーだな。小学生で般若心経誦じてたとか、ひとりで寺に行って餓鬼目線で観音様を見上げていたとか、仏教の学校に行ってお坊さんになろうとしていたとか。空の解釈もユニーク。駐車場に空きあります、空きなしとか。考えに考えて、無心で般若心経を撮っていく。まさに写経の心。ふざけているようで、核心をついているように思う。この人からもっと学びたい。

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2025/04/03

今更だけど、みうらじゅんのワードセンスのすばらしさ。電車で読んでいて思わず笑い声が出そうで困ったけど、読み終わった後はなんか心がシーンとした。 読み終わってしばらく経つけれど「そこがいいんじゃない」と思ってみると日常生活のイライラすることが少し違う見方で見えることに、ビックリして...

今更だけど、みうらじゅんのワードセンスのすばらしさ。電車で読んでいて思わず笑い声が出そうで困ったけど、読み終わった後はなんか心がシーンとした。 読み終わってしばらく経つけれど「そこがいいんじゃない」と思ってみると日常生活のイライラすることが少し違う見方で見えることに、ビックリしている。

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2025/03/11

仏教入門とみうらじゅん入門を兼ねるつもりで読んでみたがどうにも説教臭い、もとい説法臭い。 前半ではみうらじゅんの半生を仏教とともに振り返る。初代ウルトラマン、ブルース・リー、ジョン・レノン、吉田拓郎…時代の良さもあるが、なんとも豊かなコンテンツ遍歴で羨ましい限り。 後半は仏教...

仏教入門とみうらじゅん入門を兼ねるつもりで読んでみたがどうにも説教臭い、もとい説法臭い。 前半ではみうらじゅんの半生を仏教とともに振り返る。初代ウルトラマン、ブルース・リー、ジョン・レノン、吉田拓郎…時代の良さもあるが、なんとも豊かなコンテンツ遍歴で羨ましい限り。 後半は仏教に絡めたコラム集のようなもの。「自分なくし」「僕滅運動」「比較三原則」といったフレーズのキャッチーさはありつつも、退屈に感じてしまうのはぼくがまだ若いからなんだろう。 みうらじゅんの代名詞「マイブーム」について、楽しそうに見せるために苦しみながらやっている「修行」だと言ってのけるところは、結構突っ込んだことを言っているなと面白く読めた。

Posted byブクログ

2025/03/01

昔から宗教に興味はあるが、自身は無宗教だ。著者もそうらしい。本書内で、宗教に没入するときの団体(集団)に所属している的、団体行動が苦手なのだと書いている事になるほどなと思うところがあった。宗教の考え方を知りたいと思っても所属はしたくないんだな。 みうらじゅんさんなりの仏教解釈楽...

昔から宗教に興味はあるが、自身は無宗教だ。著者もそうらしい。本書内で、宗教に没入するときの団体(集団)に所属している的、団体行動が苦手なのだと書いている事になるほどなと思うところがあった。宗教の考え方を知りたいと思っても所属はしたくないんだな。 みうらじゅんさんなりの仏教解釈楽しんで読めた。 自分なりの念仏を唱える。 元気ですかー! でも、 How does it feel? でも、 でも、やるんだよ! でも、なんでもいいんだってマイ念仏なんだって納得。

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