マイ仏教 の商品レビュー
何度も読み返してしまうこの本。 自分探しならぬ自分なくし、僕滅運動、後ろメタファーなどなど…みうらさん流のユニークな仏教の解釈にはいつも明るい気分にさせられます。 心穏やかに日々過ごすためにも、上手に「機嫌を取る」修行を続けていかなければ。
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ゆるーい仏教指南書のようなもの。自分はあまりハマり症じゃないので、いろんなマイブームのあるみうら氏か羨ましく感じた。
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仏像のかっこよさに惹かれた幼少時代からの遍歴と、仏教的な考え方の紹介が書かれている。 仏教は全部を取り入れると大層になるけれど、この本のようにエッセンスだけ取り入れたゆる仏教はとても心身によいと思う。 「リスペクトする人をどうしても真似しきれなかった余りの部分、いわゆるそれが「...
仏像のかっこよさに惹かれた幼少時代からの遍歴と、仏教的な考え方の紹介が書かれている。 仏教は全部を取り入れると大層になるけれど、この本のようにエッセンスだけ取り入れたゆる仏教はとても心身によいと思う。 「リスペクトする人をどうしても真似しきれなかった余りの部分、いわゆるそれが「コンプレックス」と呼ばれるやつですが、そのコンプレックスこそが「自分」のであって、これこそが「個性」なのです」 という文がよかった。個性って自分にとっていいものとは限らないですものね。
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「自分探し」より「自分なくし」 地獄ブームと後ろメタファー 「弱さ」「おもしろさ」愛おしさ ご機嫌取り、僕滅運動、接客行 マイ念仏:「そこがいいんじゃない!」「不安タスティック!」「でも、やるんだよ!」「How does it feel?」「元気ですか!」 他人と過去と親、この三...
「自分探し」より「自分なくし」 地獄ブームと後ろメタファー 「弱さ」「おもしろさ」愛おしさ ご機嫌取り、僕滅運動、接客行 マイ念仏:「そこがいいんじゃない!」「不安タスティック!」「でも、やるんだよ!」「How does it feel?」「元気ですか!」 他人と過去と親、この三つと自分を比較しない
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“仏教って優しいな“って思った。 不安を感じたり、悩んだり、落ち込んだり、暴走したり。全ての上手くいかない事は、当たり前なんだ、そんなものなんだと教えてくれる。 人が“悪”に染まらず、なんとか歩んでいけるように導こうとしてくれているようだ。 著者は、堅苦しい仏教の形式にとら...
“仏教って優しいな“って思った。 不安を感じたり、悩んだり、落ち込んだり、暴走したり。全ての上手くいかない事は、当たり前なんだ、そんなものなんだと教えてくれる。 人が“悪”に染まらず、なんとか歩んでいけるように導こうとしてくれているようだ。 著者は、堅苦しい仏教の形式にとらわれずに、でも教えの基本からはそんなにブレる事なく“生き方”を教えてくれた。
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自分なくし それでいいじゃない ゆるいけど軽くないような 誰でもつかめるけどつかめないような おもしろい本でした
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みうらじゅん氏の仏像好きは有名な話ではありますが、仏教について詳しく話しているのは読んだ事ありませんでした。確かに仏像ってかっこいいですよね。
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みうらじゅん氏のことはおぼろげに知っていたが、正直なところ何が本業なのかわからなかった。と思ったら、本人も何が本業か分からない、と書いてあった。 勝手な彼の印象としては、マニアックでこだわりが強い人なのではないかと感じていたが、割と当たっていたようだ。そうはいっても、多かれ少なか...
みうらじゅん氏のことはおぼろげに知っていたが、正直なところ何が本業なのかわからなかった。と思ったら、本人も何が本業か分からない、と書いてあった。 勝手な彼の印象としては、マニアックでこだわりが強い人なのではないかと感じていたが、割と当たっていたようだ。そうはいっても、多かれ少なかれだれにでもそういう一面はあるものだと思うし、特別というわけではないだろう。彼は少年時代に仏像に魅せられ、お寺の住職になりたいという渋い将来の夢を抱いた。 実は私も中学生の時に仏像に魅せられたひとりであり、もちろん当時は仏像ブームのずっと前であったため、参考資料も少なかったし、仏教の知識も少なかった。 みうら氏はその後ずっと仏像・仏教研究を続けていたわけではなく、興味の対象はいろいろ移ったそうだ。マイブームという言葉を流行らせた本人なので当然というところはあるだろうが、彼なりに仏教の本を読み、共感できるところはしている。 彼自身がどの程度仏教を信じているか分からないが、本書を読む限り彼の人生観の根底にあるようで、みうら氏は幸せそうである(本書執筆時点で50代のようだ)。それが結局はすべてなのではないだろうか。
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kindle。 YouTubeの山田五郎チャンネルで、みうらじゅんが最近描いている仏画をみながらあれこれ言う動画がアップされていた。楽しくためになる動画。あの境地に至るにはこれだけの「修行」が必要なのだろう。
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友人のプレゼントで初めてこの方を知った。 思考の断片を見ていると、この方(良くも悪くも)かなりずるいんじゃないかと思う。 宗教の大きな誤謬は、死や死後を「在る」と言ってしまったことだと思う。無いものを在ると言ってしまうという大いなる嘘。逆に嘘だから信じることができてしまう。ユダヤ...
友人のプレゼントで初めてこの方を知った。 思考の断片を見ていると、この方(良くも悪くも)かなりずるいんじゃないかと思う。 宗教の大きな誤謬は、死や死後を「在る」と言ってしまったことだと思う。無いものを在ると言ってしまうという大いなる嘘。逆に嘘だから信じることができてしまう。ユダヤ教ならはじめに光あれ、キリスト教なら信ずるものは救われる、仏教なら四苦八苦に色即是空。 プラトンはそれをイデアだと言ったが、ソクラテスなら「さぁ僕はよく知らないね。ところで君、それはなんだと定義するのかね?」と白を切るところか。ヴィトゲンシュタインは沈黙する。 仏教家ではなく、この方はそこから一度離れて眺めているひとだ。そこのところを無意識に心得ているのか、触れているようで触れずに煙に巻いてしまう。これがそのコレクションだとでも言うようなそんな示し方だ。
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