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マイ仏教 の商品レビュー

4.1

149件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2020/06/15

仏教に興味がある方は、みうらじゅんさん流でおもしろく、読みやすくためになる1冊です。 ・諸法無我=本当の自分なんてものはない、大事なのは「自分探し」でなく「自分なくし」 →自分なくしとは、相手の「機嫌をとる」こと。 →機嫌をとることは利他を目指す菩薩行、人間はみな「接客行」 ・比...

仏教に興味がある方は、みうらじゅんさん流でおもしろく、読みやすくためになる1冊です。 ・諸法無我=本当の自分なんてものはない、大事なのは「自分探し」でなく「自分なくし」 →自分なくしとは、相手の「機嫌をとる」こと。 →機嫌をとることは利他を目指す菩薩行、人間はみな「接客行」 ・比較こそが苦しみを生む原因「比較3原則」 他人と過去と親とは、自分を比較してはいけない ・辛い時こそ「そこがいいんじゃない!」と自分にとっての念仏を唱えると脳もそう思う ・イマジン「イマ寺院」(笑)等々

Posted byブクログ

2020/04/29

 みうらじゅんさんは、仰います。「家庭でも恋愛でも、人間関係が上手くいっていないときというのは、得てして相手の機嫌をとることを怠っているときです。相手の機嫌をちゃんととって『ご機嫌』になってもらえば、回り回ってこちらの『機嫌』も良くなります」と、  私たちは、ついつい自我を守ろ...

 みうらじゅんさんは、仰います。「家庭でも恋愛でも、人間関係が上手くいっていないときというのは、得てして相手の機嫌をとることを怠っているときです。相手の機嫌をちゃんととって『ご機嫌』になってもらえば、回り回ってこちらの『機嫌』も良くなります」と、  私たちは、ついつい自我を守ろうとして不機嫌になってしまいがちです。その様子は、誰から見ても好ましいいものではありませんから、相手の機嫌すら損ねてしまいます。仏教の覚りに習って、脆弱な自我を捨てることが出来たとき、守るものが無くなって上機嫌になれるのかもしれませんね。  タイトルに「仏教」という文字が入る本としては、異例の共読数なので、びっくりしました!仏教の専門書を執筆している専門家の方が知ったら、嫉妬しそうです(^▽^)/  お釈迦さまが覚った仏教って、本当に素晴らしい哲学なのに、私たちが知っている仏教は、何を言っているのか分からないお経と、根拠の分からない作法なんですよね。布教しないと(^▽^)/

Posted byブクログ

2020/02/13

仏教の教えを、みうらじゅんさんの視点から、解説する書籍。真正面からの視点というよりも、少し斜めからが、面白いところ。 諸行無常とは 諸法無我とは など、解説していますが、仏教を学ぶ教科書というよりも、思考を柔軟にするような、少し苦味のあるお茶を飲むような、そんな本です。

Posted byブクログ

2020/02/09

私のバイブル! みうらじゅんの本の中で一番好き。 メンタルが弱ってる時に、自分で自分を奮い立たせようとその類の本をあれこれ読んでみたが、この本はスーッと自分の中に吸収されていった。このゆるさに救われる。

Posted byブクログ

2020/01/05

めっちゃ独特!!笑 でもこれまたおもしろい。哲夫さんとも違った切り口。 心にマイ仏教で生きることがおもしろくなる 時間あけてまた読みたい。

Posted byブクログ

2020/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みうらじゅんのことも仏教のこともあまり知らないが、なんとなく読んでみた。 二章までは著者が仏教にはまった遍歴で、MJや仏教の知識が皆無の自分にはあまり楽しくなかった。 三章からは仏教の教えを著者の解釈でわかりやすく説明しており、内容に引き込まれていった。 たびたび出てくる、自分なくしについては、とてもいい考え方だと思うが、自分をなくしすぎても誰かの偽物のようにしかならなくなりそうで、自分探しとのバランスが難しいのではないかと感じた。 仏教のことをもっと勉強し、自分なりの解釈でマイ仏教を持ちたいと思った。

Posted byブクログ

2019/12/02

面白かったです。 とてもとっつきやすくてそしてクスクス笑ってしまう、仏教について書かれた本です。 人間みんな「接客行」、ポジティブに「あきらめる」、後ろメタファー、不安タスティック、「そこがいいんじゃない!」 太宰治の「生まれて、すみません」という後ろメタファー、そして松本清張地...

面白かったです。 とてもとっつきやすくてそしてクスクス笑ってしまう、仏教について書かれた本です。 人間みんな「接客行」、ポジティブに「あきらめる」、後ろメタファー、不安タスティック、「そこがいいんじゃない!」 太宰治の「生まれて、すみません」という後ろメタファー、そして松本清張地獄。。 「人生は苦である」…わたしも自分を無くしながら、グレイト余生を過ごそうと思いました。 イマジンや般若心経、ディランのところを読んでいて、これは…!と思ったので、これを踏まえながら、小川洋子さんの「密やかな結晶」を再読しようと思いました。

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2019/11/13

「自分探しより自分なくし」 「j自分なくし」は「機嫌取り」 人に喜ばれたいという大乗的な菩薩行を目指すなら、自分をなくして人のご機嫌をとるべき。 それはすなわち修行である。 仏教の考え方を日常の言葉で噛み砕きすんなり受け入れやすいものにしてくれている。 意外に好きな本だし考え方...

「自分探しより自分なくし」 「j自分なくし」は「機嫌取り」 人に喜ばれたいという大乗的な菩薩行を目指すなら、自分をなくして人のご機嫌をとるべき。 それはすなわち修行である。 仏教の考え方を日常の言葉で噛み砕きすんなり受け入れやすいものにしてくれている。 意外に好きな本だし考え方だった。

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2019/10/18

○オールシングスマストパス  全てことは移りゆく、諸行無常 今たまたまそのように作られて現象しているにすぎない 人間はどうやら死ぬらしい あきらめる→真理を明らかにする  覚悟した上で生きる 死ぬことを前提として ○自分らしさはいらない 大人になると、本当はできるのに 変わ...

○オールシングスマストパス  全てことは移りゆく、諸行無常 今たまたまそのように作られて現象しているにすぎない 人間はどうやら死ぬらしい あきらめる→真理を明らかにする  覚悟した上で生きる 死ぬことを前提として ○自分らしさはいらない 大人になると、本当はできるのに 変わることを恐れて、できないと決めつけて変化を拒む。 自分らしきものがあると思ってる。 そして、それをキープしようとしている。 自分らしさへの可能性については熱心なのですが、自分をなくす可能性には目を向けない 自分をなくすことから 自分なんて大したことないと認めること 人間は弱いもので、常に自分を他人と比較して生きている。比較しないと自分が今どのような位置に立っているか自覚できない、そこから解放してあげる。楽になる そこが良いのよ 苦しみからの解放する自分だけの念仏  少し楽になる

Posted byブクログ

2020/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。この人の行動原理というか、考え方の源みたいなのがわかって、それが面白く感じた。なんか変なことをしてる人だと思ってたけど、わざわざ変なことをしてる人と思われるためにいろいろしてるというのが、可愛い。それは、辛かろう。 仏教の思想がわかりやすかった。また、その教えを自分なりに生かして生きやすくしているというのか、よい。悩んだとき、「いや、自分なんてなくていいんだ」「よし、周りのゴキゲン取ってやろうじゃないか」と考えるのは楽しそうだ。周りがゴキゲンなら、自分だって楽しい。本音の暗い話をするより、ちょっとくらいリップサービスでも面白い話をした方がいい。修行だから辛いかもしれないけど、どうしたって辛い人生を、周りを楽しくさせるというメリットに支えられながらやり過ごしていくことを、誰が否定できようか。 仏教に興味を持つきっかけに、入り口になるような本だなあと思った。テレビでたまにみうらじゅんさんを見かけて面白いけど芯のある人だなと思ってたけど、本を読んでますます好きになった。 不安なのは、自分にそこまでのめり込むものがないということだけど、それも今までセーブしてきたのかもしれない。修行だ、と思ってそういうのに溺れてみるのも面白いのかも。とにかく、宗教も、今を生きる人の役に立てたい方法で役立てられればいいのだと思うし、みうらさんもああせいこうせいとは言わないから、何か役に立つところがあれば、という姿勢なのが読みやすかった。よい本でした。 みうらさんは分かりやすく覚えやすいように仏教用語をカスタマイズしていて、王道とされる仏教とは違うのかもしれないけど、そもそも仏教の目的が民を救うことなのだから、それをやろうとして、広めようとしている三浦さんは、お坊さんよりお坊さんなんじゃないか。むしろ批判する仏教関係者がいたら、それは、自分自身の権威(金)が落ちることをおそれている、煩悩に蝕まれた考えなんじゃないかと思う。 心を砕いて、これだけ面白く仏教を語ってくれたみうさんはすごい。私もばんばん、周りのゴキゲン取りたいなと思った。

Posted byブクログ