マイ仏教 の商品レビュー
みうらじゅん先生の論じる系の本。ひさしぶりに出ましたね。 あいかわらず、適当なようでいて適格なことを言っていてやっぱりおもしろい。 「そこがいいんじゃない!」をどんなときでも唱えるといいいう話は、会社の後輩にしっかり教えておきました。
Posted by
“自分探し”なんて聞くとそらぞらしい気分になるよね、みんな。かく言う僕もそうなんだ。みうらじゅんによると“自分”は探すものでなく、捨てるものだという。おお、そうか。それで“自分探し”なんて聞くと『バッカじゃないの』みたいな気分になってたんだね。ほかにも「四法印の教え」とか「四諦」...
“自分探し”なんて聞くとそらぞらしい気分になるよね、みんな。かく言う僕もそうなんだ。みうらじゅんによると“自分”は探すものでなく、捨てるものだという。おお、そうか。それで“自分探し”なんて聞くと『バッカじゃないの』みたいな気分になってたんだね。ほかにも「四法印の教え」とか「四諦」とか、あと地獄の話とかも。いろいろ仏教の教えについて、身近なたとえ&ダジャレで教えてくれているぞ!そして「そこがいいんじゃない」と念仏を唱えれば、人生をポジティブに捉えなおし、楽しく生きていけるって、まぁ、それが結論的なものかな。混迷の時代を生きる現代の人々必読の書。なんてね。
Posted by
どーしても何か活字のモノを買いたくて、飛びつくように買ったご本でした。 みうらさんらしいご本とはちょっと言い難い感じ。 何やら違和感。 できればこれはみうらさんが語る映像とかで得たい情報だったかも。 いや、ほんとはとっても面白かったんだけど…。何だか新書ってカテゴリーが私の中でみ...
どーしても何か活字のモノを買いたくて、飛びつくように買ったご本でした。 みうらさんらしいご本とはちょっと言い難い感じ。 何やら違和感。 できればこれはみうらさんが語る映像とかで得たい情報だったかも。 いや、ほんとはとっても面白かったんだけど…。何だか新書ってカテゴリーが私の中でみうらさんと融合してなかったみたい。 ただやはり造語能力とゆーか、そーゆー感性はピカイチだなぁと脱帽。
Posted by
途中の「自分なくし」のあたりは、わりと普通のこと書いてるように思ったけれど、誰でも読めるように書いてるんだろうなあ。 1,2章のエピソードがとてもおもしろい! あと地獄の話が良かった。 「地獄を予習しよう」なんて発想今までなかった! さすがみうら先生、という感じです。
Posted by
私は人の顔色を伺うことがあり、こんな自分でいいのか??と思っていましたが、第五章の「ご機嫌な「菩薩行」」の中の、機嫌ブームを読んで救われました。 ありがとうございます。 これからもどんどんご機嫌取りを実行していこうと思います。
Posted by
「諸行無常」「諸法無我」=ものごとは移りゆくものであり、いかなるものにも実体はない。ポジティブに諦めること。 形あるものは一時的な状態にすぎなくて、それは即ち「ない」ことと一緒である。=色即是空!!! 自分がリスペクトする人に近づきたい「その人になりたい」と真似をしていくうちに自...
「諸行無常」「諸法無我」=ものごとは移りゆくものであり、いかなるものにも実体はない。ポジティブに諦めること。 形あるものは一時的な状態にすぎなくて、それは即ち「ない」ことと一緒である。=色即是空!!! 自分がリスペクトする人に近づきたい「その人になりたい」と真似をしていくうちに自分がなくなる。自分なくしの旅である。そしてどうしてもその人に慣れなかった部分、そのコンプレックスが「個性」=自分である。 「何でオレが」をやめて、機嫌取りの修行。自分なくしの修行が平和ではないか。 これから「みうら師」と呼ぼう。
Posted by
幼い頃から仏像に目覚めたみうらじゅん氏。イカ天世代の僕には「大島渚」でこの人を知った。みうらじゅん氏著の「アウトドア般若心経」で衝撃を受け、この本を手にとってみました。仏教に詳しい人には物足りないかもしれませんが、それ以上に、普通の言葉で、今の世の中に今の僕たちに仏教を当てはめて...
幼い頃から仏像に目覚めたみうらじゅん氏。イカ天世代の僕には「大島渚」でこの人を知った。みうらじゅん氏著の「アウトドア般若心経」で衝撃を受け、この本を手にとってみました。仏教に詳しい人には物足りないかもしれませんが、それ以上に、普通の言葉で、今の世の中に今の僕たちに仏教を当てはめてくれている文体が勉強になりました。特に、「僕滅運動」「不安タスティック」「比較三原則」また、どんな嫌な人と出会っても、苦しんでも「そこがいいんじゃない」どんなに辛い状況でも「でも、やるんだよ」という念仏を言葉で脳に叩き込み念仏として活用するなど、独特の表現力でまた僕は救われました。
Posted by
『見仏記』や『とんまつり』などなど、みうらじゅんの感性とか優しさが好きなので、当然これは読まなければということで。 「後ろメタファー」「菩薩行」といったさすがみうらじゅんという造語で仏教の根本的な思想を伝えてくれる。面白くて分かりやすい。 「自分探し」よりも「自分なくし」が大...
『見仏記』や『とんまつり』などなど、みうらじゅんの感性とか優しさが好きなので、当然これは読まなければということで。 「後ろメタファー」「菩薩行」といったさすがみうらじゅんという造語で仏教の根本的な思想を伝えてくれる。面白くて分かりやすい。 「自分探し」よりも「自分なくし」が大切なんじゃないか、というのには納得。でも、結構大変なことだと思うけどね。まあそれが「修行」とみうらじゅんは言ってるし、いつもいつも出来ることではないけど、少しずつ。
Posted by
■この本を知ったきっかけ 本屋でみつけて。 ■読もうと思ったわけ 著者の仏像愛については知っていたので、どんな仏教論を持っているのか興味があって。
Posted by