あの空の下で の商品レビュー
旅情を誘うエッセイになぜか旅の途中で読むのが似合う短編。いろんな人生とそれぞれの旅を感じさせる一冊。
Posted by
DESTINATION⇒空の上の至福な読書 ANA機内誌『翼の王国』に連載された12の短編小説と6つの町のエッセイ集。 飛行機に乗ると、必ず手に取る機内誌。 機内誌の世界地図を見るだけでワクワクしてしまうのは ボクだけなのかな。 各エアーラインで機内誌はあるけど、やはりAN...
DESTINATION⇒空の上の至福な読書 ANA機内誌『翼の王国』に連載された12の短編小説と6つの町のエッセイ集。 飛行機に乗ると、必ず手に取る機内誌。 機内誌の世界地図を見るだけでワクワクしてしまうのは ボクだけなのかな。 各エアーラインで機内誌はあるけど、やはりANAの機内誌は 充実していると思う。 その機内誌に連載されている、吉田修一の短編とエッセイが 文庫になった。 収録されているどの作品もタビを感じさせてくれ、風景が浮かんでくる。そして胸がじんとくる。短いながらも吉田修一らしさがある。やっぱり作家というのは旅人なんだと再認識させられた。 個人的には、エッセイの台北が気に入った。 台湾人の優しさとともに、陽明山というローカル温泉に行くエッセイだ。陽明山温泉をヤクザが集まる温泉と紹介されているが、ゲイが集まる温泉ということをボクは知っている。
Posted by