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あの空の下で 集英社文庫
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あの空の下で 集英社文庫

吉田修一【著】

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商品詳細

内容紹介 空、旅、飛行機。空の向こうを想うとじんわリ涙が滲む。疲れた時、癒やされたい時にも!
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2011/05/20
JAN 9784087466973

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商品レビュー

3.5

62件のお客様レビュー

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2022/12/26

非常に読みやすい短編小説集でした。 吉田修一さんの作品は、読後、心にじんわりと染み入る良さがあるように思います。 「流されて」という最後の作品がそうでした。 良い読書体験になりました。

Posted by ブクログ

2022/03/10

吉田修一(1968年~)氏は、長崎市生まれ、法大経営学部卒の小説家。芥川龍之介賞(2002年/『パーク・ライフ』)のほか、山本周五郎賞、大佛次郎賞、柴田錬三郎賞等の文学賞を受賞している。 本書は、初出はANAの機内誌「翼の王国」への2007年4月号~2008年9月号の連載(短編小...

吉田修一(1968年~)氏は、長崎市生まれ、法大経営学部卒の小説家。芥川龍之介賞(2002年/『パーク・ライフ』)のほか、山本周五郎賞、大佛次郎賞、柴田錬三郎賞等の文学賞を受賞している。 本書は、初出はANAの機内誌「翼の王国」への2007年4月号~2008年9月号の連載(短編小説12篇+エッセイ6篇)で、2008年に単行本で出版、2011年に文庫化された。尚、同連載は、2016年9月までのものが、本書、『空の冒険』、『作家と一日』、『泣きたくなるような青空』、『最後に手にしたいもの』の計5冊で書籍化(文庫化)されている。 私は、本書を含む3冊目までを2019年にまとめて購入し(4、5冊目は文庫化された昨年購入)、それは、当時、ビジネスの関係で海外の短距離フライトに乗る機会が急激に増え、その時に読もうと思ってのことだったのだが(非日系キャリアの短距離便ではすることがなく、とにかく退屈である)、その直後にコロナ感染症が発生し、全く飛行機に乗る機会が無くなってしまったため、書棚の隅で眠っていた。 4、5冊目は、帯に書かれた「今年こそは旅に出たい!まずは“読む旅”をお楽しみください」というフレーズを見て、買ってすぐに読んでしまったのだが、今年も春めいてきて、身も心もうずうずしてきて、本書を引っ張り出してきて開いてみた。 短編小説については、よくもこんな巧妙で洒脱なストーリーを考えつくものだと感心する一方で、少しクサ過ぎないかとも思うのだが、まあ、非日常の空の上で読むには、これくらいの方がテンションも上がっていいのかも知れない。 後半のエッセイの舞台は、バンコク、ルアンパバン(ラオス)、オスロ、台北、ホーチミン、スイスである。 コロナ禍があったからこそ、我々は、旅のできる日常が当たり前のものではないことを知り得たのだが、今はただ、一日も早く、心置きなく旅ができる日々が戻ってくることを祈るばかりである。 (2022年3月了)

Posted by ブクログ

2021/09/12

短編。旅ですれ違った人たちがこんなふうな感じかなー?なんて勝手に想像するような感じの短編。 まぁ、良くも悪くもない。 それぞれドラマがねぇあるよねぇ。飛行機の隣の人でも、見知らぬ土地を歩いてる人とか。近所の公園に座り込んでるひとにしても。 それをそれぞれ抜粋して短編にしまし...

短編。旅ですれ違った人たちがこんなふうな感じかなー?なんて勝手に想像するような感じの短編。 まぁ、良くも悪くもない。 それぞれドラマがねぇあるよねぇ。飛行機の隣の人でも、見知らぬ土地を歩いてる人とか。近所の公園に座り込んでるひとにしても。 それをそれぞれ抜粋して短編にしましたーみたいな感じかな。 まぁ、面白くなくはないけど、うん。って感じです。喜ぶことも感動も笑も特になく、あ、そうなんだ。みたいな。 ただ、親友の在り方ってう観点で描かれた短編は、なんか好きだったなぁ。 久々に会う友人が近くにいるから、会おうよ!って言う誘いに。面倒だからいいや。ってそのまんま気持ちのまま伝えられるような親友ってホントいいよな。ってめちゃくちゃ思いました。笑笑 そうかもなぁ、これが親友かもな。笑笑

Posted by ブクログ

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