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アイデアを形にして伝える技術 の商品レビュー

3.8

112件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

    30

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2011/11/24

しばらく読んでいないと、なぜか落ち着かなくなってしまう??「知的生産術」に関する本。 この本の著者は『IDEA HACKS!』(共著)などで知られる、マーケティングプランナー。 アイデアが溢れてくる「仕組み化」(P5)ということで、そのプロセスについて一貫して紹介する内容になって...

しばらく読んでいないと、なぜか落ち着かなくなってしまう??「知的生産術」に関する本。 この本の著者は『IDEA HACKS!』(共著)などで知られる、マーケティングプランナー。 アイデアが溢れてくる「仕組み化」(P5)ということで、そのプロセスについて一貫して紹介する内容になっています。 大きく、インプット編とアウトプット編に分かれています。 前者については、「現場で」情報を集めるノウハウ、そして2次情報としての書籍やWebからの情報収集、そして、集めた情報の分類・整理のノウハウが書かれています。 後者については、生産性の面での型の効用、”自分らしい”文章術の習得方法、企画書の具体的な書き方、そしてプレゼンテーションについてが書かれています。 まさに、インプットからアウトプットまでをスルーして、著者のノウハウが開示されている構成になっています。 僕が特に興味を持ったのが、書籍やWebからの情報収集と、その分類・整理について。 本格的に調べ物をしたい場合のデータベースやWeb上のツールが数多く紹介されていて、「すぐに使ってみたい」と思うものがいくつかありました。 これまでに読んだ本と重複するものもありましたが、初めて知るツールも多く、この分野の進歩は速いなあと、再認識しました。 そしてそのようなツールの紹介だけに終始せず、それらを使った上で、どのように頭の中を整理し、アウトプットするか、思考の面にも切り込んでいるところが、この本の特色だと思います。 自分なりに工夫して、読書やアウトプットをしてきたつもりですが、やはりプロの世界は違うなあ、というのが、率直な感想です。 情報収集は、目的とアウトプットの形を意識してしなければ意味が無い・・・そんな自分への反省を強く感じた、一冊でした。

Posted byブクログ

2011/11/19
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インプット→ iphone booklog twitter TED 1000冊ノート アウトプット→ evernote 企画書 プレゼン アイディアの源泉、どんどん湧いてくるようにすること! 関連性、多様性、循環性(永続性?) 工学的×マーケティング すごい面白い本。

Posted byブクログ

2011/11/15
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知的生産の技術に関して、 インプットとアウトプット両面を 様々な手法で紹介しています。 お気に入りな点は、 引用や参考書籍を多く紹介している事。 情報量の限られる、新書では、関連文献を紹介してくれると、 その本を読んで、より理解が深められるので、 読者としては嬉しいです。

Posted byブクログ

2011/11/03

アプトプット技術の型の効用の,マンダラートによる論文・レポート作成術が良い.①テーマの選定理由,②どんな問題が起きているのか,③先行研究,④先行研究の批判的検討,⑤問題に対する調査・実験のデザイン,⑥調査・実験結果からの自分の意見,⑦結論,⑧今後の課題,の各項目に対して下位に情報...

アプトプット技術の型の効用の,マンダラートによる論文・レポート作成術が良い.①テーマの選定理由,②どんな問題が起きているのか,③先行研究,④先行研究の批判的検討,⑤問題に対する調査・実験のデザイン,⑥調査・実験結果からの自分の意見,⑦結論,⑧今後の課題,の各項目に対して下位に情報,更にその下位に文章のキーワードを記す. 最初に網羅的に整理することにより,バランスの良い論点のまとまった論文・レポートを書くことが出来る.実践しよう.

Posted byブクログ

2011/11/20
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個人的にですが、情報のインプットは人それぞれやり方があるので、正直僕はここまでできませんが、後半にあるアウトプット部分は非常に参考になりました。特に企画書を作成する上での構成の考え方や表記の仕方については学べる内容が書かれていたと思います。

Posted byブクログ

2011/10/18

ビジネスに必要なインプット方法、アウトプット方法を軽快に網羅的に述べられている本。この網羅の仕方はと思っていたら、松岡正剛さんの所で学ばれていたと聞いて納得した。

Posted byブクログ

2011/10/17
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① フィールドワークで仮説を生む 現場の一次情報を仕入れる際にはあまり本で事前に情報を詰め込みすぎるのは好ましくない。本の事前の情報が多すぎるとどうしても本の内容を検証する点に焦点を当ててしまい、自身の疑問や興味関心とそれてしまうためである。またインタビューのような形で情報を仕入れる際は質問形式で一度に聞きたいこと全てをぶつけてしまうのではなく、何回かの面談を通して一度家に持ち帰り仮説を立てたうえで検証していくというやり方の方が好ましい。この仮説の立て方には三つの段階がある。第一に集積した具体的な情報をカテゴライズしメタ化するカテゴリーネーミングを行う。次に個々のカテゴリーを組み合わせ一つの展望が得られないか摸索するコネクションの作業を行う。最後に行うのはトヨタ式5W1Hである。通常の5WといえばWhen,Where,Who,What,Whyであるが、トヨタ式では全てWhyである。仮説の因果関係・背景まで仮説化することによって仮説自体に奥行を持たせてゆくことが可能である。 ② 情報のデータベース化 本は貴重な知的吸収源となりうるが、読書で得た情報をデータベース化しておけばアウトプットに際して参照して効果的なアウトプットを図ることができる。情報を集約する媒体はノート、ブログ、ブクログなど色々ありブログなどは定常的ではないにせよ外部との情報交換、意見交換が生まれる可能性がある点にアドバンテージがある。これらの中で筆者はEvernoteを利用することを推薦している。Evernoteではテキストに限らず画像・ウェブページ・音声なども保存できる。全て分野やテーマごとにタグで管理しておけば検索の際に効率的であり、いわば「第二の脳」として利用できる。またEvernoteに保存しておけばクラウド的に他のパソコンからもアクセスでき、スマートフォンなどの媒体からもアクセスできるのも強みである。筆者の読書ノートは本文の重要な部分の引用、仮説、アイデアなども書き留められている。 ③ アイデアの量産 筆者はアイデア発想の方法を大きく工学的アプローチとマーケティング的アプローチにわけている。工学的アプローチとは既存のプロダクトの着想を部分的に変更することで新しいアイデアを生む手法であり、①要素の意図的欠落②構造の類化性能的分析③機能の目的変更などにさらに細分化できる。まず①とは、例えばタジン鍋が「水の欠落」という条件のもとで着想されたように、不足が代替案を生みやすいという性質を生かし意図的に不足を作り出すものである。②は異なる業界の構造を自らのフィールドに持ち込んで応用できないかと考える方法であり、新幹線のフォルムがカワセミの嘴に着想を得たことが例として挙げられている。最後にiPod・iPhone・iPadがそれぞれ「音楽を聴く」「電話をする」「本を読む」という目的の違いから要素と構造を変態して別の製品となったのは③の手法である。マーケティング的アプローチとは論点①でフィールドワーク→仮説設定の手法で時代のトレンドと顧客ニーズにから着想をえる発想法である。筆者はこれらの発想法を自らのデータベースを参照しながら行うことで新しいアイディアを構想している。 前回のゼミでアイデア力というか構想力の違いをまざまざと見せつけられたので手に取った。普段ハウツー本の類はなんとなく避けているのだが、本著は多くの実用的なウェブサイトなどを取り上げていて、アイデアの具体例も多いため利用価値が高い。実際にとりいれてみようと思える手法が多くあったので今後の金ゼミでの一助としたい。

Posted byブクログ

2011/10/16

データや他人の話だkではなく、自らの目で現場を確かめよ。 事前に調べすぎない。調べたことに目を奪われる。 実際に体験して知り、インタビューして知る。 身内への質問が最初は最も効率がよい。 インタビューは、メモより録音し、話に集中せよ。そして、ノートには重要ワードのみ記載せよ。 メ...

データや他人の話だkではなく、自らの目で現場を確かめよ。 事前に調べすぎない。調べたことに目を奪われる。 実際に体験して知り、インタビューして知る。 身内への質問が最初は最も効率がよい。 インタビューは、メモより録音し、話に集中せよ。そして、ノートには重要ワードのみ記載せよ。 メモをまとめるのは、ちょっと時間をおいて、醸成させてからだ。 仮説を生み出すテクニックとして、  ・情報をカテゴライズする。→階層化していく。   そしてこれをそれぞれ組み合わせていく。  ・5w1hで深めていく。 本の読書記録を作り、アウトプットに活用せよ。ブクログ等を活用せよ。 TEDサイト見よ。 英語で検索すると検索料が増える。 やる気の起こる本を読め。 見本、参考となる著作を見つけよ。 専門的な話は穴路地(類推性)で話す。たとえ話。 読み手のことを考えよ。 最初と最後はですます体を使い、真ん中は体言止めとする。 プレゼンで考慮するのは、目的、聞き手、時間だ。

Posted byブクログ

2011/10/13

テーマ自体は目新しくないけれども これまで「ハック」シリーズで発揮されてきた コンパクトなインプット、アウトプットを 新書らしく整理してくれた一冊 クラウドなどアイフォンやウェブを駆使した テクニックはもちろんだけれども そもそもの情報の構成の仕方が分かりやすい 何度も読みこ...

テーマ自体は目新しくないけれども これまで「ハック」シリーズで発揮されてきた コンパクトなインプット、アウトプットを 新書らしく整理してくれた一冊 クラウドなどアイフォンやウェブを駆使した テクニックはもちろんだけれども そもそもの情報の構成の仕方が分かりやすい 何度も読みこんでものにしたい

Posted byブクログ

2011/10/06

アイデアが溢れ出てくる仕組み化から、アイデアを形にする企画書まで 1.インプットの技術 -現場が重要[p31~] 自分が当事者になってみる ターゲット達へインタビューする -インタビュー時のメモの取り方[p39~] 黒:実際に聞いたこと、赤:自分の考え 相手の...

アイデアが溢れ出てくる仕組み化から、アイデアを形にする企画書まで 1.インプットの技術 -現場が重要[p31~] 自分が当事者になってみる ターゲット達へインタビューする -インタビュー時のメモの取り方[p39~] 黒:実際に聞いたこと、赤:自分の考え 相手の話についていく教養と話術 -仮説の生み出し方(=KJ法) [p41~] 1:カテゴリーネーミング 集めた情報をカテゴリーごとに分類 2:コネクティング 情報同士をつなぎ合わせる 3:whyを5回→how(どうやって) 原因を見つける→問題解決 ※Googleの投資基準 70%コアビジネス、20%コアビジネスに関連するビジネス分野、10%全く違う分野 -読書技術:本は三段階で読む [p54~] 1:目次読書 必要な情報がある場所を見つける 2:フラグを立てる 重要なことが書かれた部分に印 3:熟読 印前後の文章を読む →自分の考えを書き込む 4:本のインデックスを作る 重要箇所のページ数と内容 ※Webcat Plus(本の連想検索システム) ※想 IMAGINE Book Search (類書検索システム) -アイデア発想法 [P98~] 1:意図的欠落 プラダクトの要素を不足させる →新しいアイデアや機能を考える 2:類化性能 異なった物の間に類似性を見つける 3:目的変更 ex:iPhone、iPad、iPod 4:BTTF(バックトゥーザフューチャー) 過去の教訓をつなげる 5:仮説推論 whyを五回繰り返す ""インプットはアウトプットの準備"" 2.アウトプットの技術 -まず全体像=目次を作る[p112~] 1:型の理解 企画書の基本構造[p114~119] 2:マンダラート[p119~124] -文章を書くための三原則[p136~] 1:書きながら考えない 2:紛らわしい、複雑な文章は書かない 3:書く気持ちを高めるためのツール -文章表現のルール[p151~] 1:読者は誰か 2:書く文章のジャンルは何か 3:書く内容、テーマは何か 4:文章にどんなリズムを流すか 5:文章を規定するルール

Posted byブクログ