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アイデアを形にして伝える技術 の商品レビュー

3.8

112件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    39

  3. 3つ

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2011/05/03

原尻さんの本を読むのはこれが4冊目(http://ow.ly/4LX5G)。 これまで読んだHACKS!シリーズでは、写真や図解をふんだんに散りばめてひとつひとつのHow Toが親切に紹介されており、その影響を受けて今でも実践しているものがいくつかある。 同シリーズに対しては...

原尻さんの本を読むのはこれが4冊目(http://ow.ly/4LX5G)。 これまで読んだHACKS!シリーズでは、写真や図解をふんだんに散りばめてひとつひとつのHow Toが親切に紹介されており、その影響を受けて今でも実践しているものがいくつかある。 同シリーズに対しては、「スタイリッシュ」といった雰囲気を感じていたが、本著に対しては、原尻さんの「匠」を感じた。 それは、原尻さんが構築されたアイデア生産システムの設計思想が紹介されているところが大きい。 この設計思想が、これまで紹介されてきたMethodの裏側に広がり、それぞれを有機的に結び付けている様がうかがえてとても面白かった。

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2011/05/02

はじめに   ・鶴見良行の「データベース思考」と中村省二の「民際学的思考」  ・「民際学」=民衆が際立つための学問=「豊かさ」を探求する学問⇒豊かな暮らしを形成する重要ポイントは、「<循環性の永続>、<多様性の展開>、<関係性の創出。を考慮した暮らしのデザイン」 ・この本の狙いは...

はじめに   ・鶴見良行の「データベース思考」と中村省二の「民際学的思考」  ・「民際学」=民衆が際立つための学問=「豊かさ」を探求する学問⇒豊かな暮らしを形成する重要ポイントは、「<循環性の永続>、<多様性の展開>、<関係性の創出。を考慮した暮らしのデザイン」 ・この本の狙いは、インプットからアウトプットへの「アイデアを形にして伝える」技術を確立すると同時に、そのアウトプットが新たなインプットにつながるシステム=「循環するアイデアのエコシステム」を構築する、こと。 第1部 インプットの技術  (1)「現場の情報」力 ・フィールドワーク(テーマの発見)⇒文献研究(仮説発見)⇒フィールドワーク(仮説の検証)⇒文献研究(  (2)情報を集める技術・読む技術  (3)データベース構築とアイデア発想 第2部 アウトプットの技術  (1)型の雇用  (2)わかりやすく自分らしい文章術  (3)企画書を書く  (4)伝わるプレゼンテーション

Posted byブクログ

2011/05/08

このタイミングで読む事が出来てよかった一冊。知的生産ブームのエッセンスを現代にあわせてアップデートしてくれた一冊。こういう働き方が出来るようになりたい。

Posted byブクログ

2011/05/01

どんな場合に何を使って情報を集め、どのように管理するか整理されていて、面白かった。 ・とくに「5つの揺さぶり」が参考になった。 行き詰まったときに試してみよう。 ・「型」はもう少しパターンが欲しいので、これはまた自分で集めてみよう。

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2011/05/01

新たな発見はあまりなかった。大学生または新入社員向けか。まじめに論文を書いてこなかった人、プレゼン初心者には是非読んでほしい。

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2012/04/14

[private]本文で紹介されている「知的生産の技術」や「知的生活の方法」等 この手の本は学生時代から集めており、改めて読んでみようかと思った。 当然、学生時代は「知的」な環境にあったはずだが、会社に入り、直面する出来事に右往左往し「まじめ」に勤める周囲の人たちを見るにつけ、少...

[private]本文で紹介されている「知的生産の技術」や「知的生活の方法」等 この手の本は学生時代から集めており、改めて読んでみようかと思った。 当然、学生時代は「知的」な環境にあったはずだが、会社に入り、直面する出来事に右往左往し「まじめ」に勤める周囲の人たちを見るにつけ、少し現場から離れた感覚でもう一度「大学で何を学んだのか」懐かしく感じた。 スマートフォン等のモバイル端末が発達したためか、脚光を浴びているEvernoteなどのクラウドサービスを使いながらも、昔ながらのメモやノートの使い方を確立できない状況を顧み、何か普遍的なことが身についていないと反省する。[/private]

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2011/04/28

アイデアの出し方から、それを企画書に落とし込んでプレゼンするまでの著者なりのやり方を、紹介するHow to本のような感じ。 自分のやり方もあるのでいいとこは吸収かな。 以下、印象に残ったセンテンス。 -------------- 参与観察。 当事者性(ターゲット当事者にインタ...

アイデアの出し方から、それを企画書に落とし込んでプレゼンするまでの著者なりのやり方を、紹介するHow to本のような感じ。 自分のやり方もあるのでいいとこは吸収かな。 以下、印象に残ったセンテンス。 -------------- 参与観察。 当事者性(ターゲット当事者にインタビュー、身内リサーチ含む) ⇨関係拡大、仮説出し。 カテゴリーネーミング コネクティング 5W1H 現場を体感して情報循環の触媒となる。 1次情報と2次情報を結びつけていく。 情報をタグとタイムラインで整理。 アイデアの溢れ出る仕組み:「循環性」「多様性」「関係性」 「要素・構造・機能」の連動 アイデア発想を刺激する揺さぶり ・意図的欠落 ・類化性能 ・目的変更 ・BTTF(過去を見つめ直す) ・仮説推論 「アウトプットへの準備」

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2011/04/19

booklogがおすすめしていたので購入しました。 結論として、他人におすすめしたいくらい面白いです。 唯一、企画書のところだけ興味がなかったです。 新書なのでお手頃&簡単に読み切れるところもいいところです。 全体として、アイデアのインプットからアウトプットの仕方を著者のやり...

booklogがおすすめしていたので購入しました。 結論として、他人におすすめしたいくらい面白いです。 唯一、企画書のところだけ興味がなかったです。 新書なのでお手頃&簡単に読み切れるところもいいところです。 全体として、アイデアのインプットからアウトプットの仕方を著者のやり方から紹介した本です。 なんといっても現代らしいITツールを活用を紹介しているのが一番の特徴だと思います。 「考具」「思考の整理学」に近い本です。 チェックした点 ・最低三回は本に眼を通すこと ・TEDの紹介(知りませんでした) ・Evernoteにあらゆるデータを集約 ・写真は、言葉で表せない細部を一瞬にして正確に伝えてくれます。 ・若いうちから自己表現力を鍛える。

Posted byブクログ

2011/04/19

型を決めておくと発想しやすくなる、というのはまさにその通りだと思った。まさに「アイディアを形にして伝える技術」が体系的に書いてある良著。本文で紹介されてるサイトやツールもぜひ試したい。

Posted byブクログ

2015/09/01

この本で「ブクログ」のことを知りました。 梅棹忠夫さんの『知的生産の技術』をはじめとする「知的生産の技術」の現代版。「インプットの技術」に加え、「アウトプットの技術」、そしてそのアウトプットを新たなインプットにつなげる「アイデア発生の仕組み化」を目指した良書。

Posted byブクログ