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フリークス の商品レビュー

3.4

144件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    59

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

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2026/03/26

おかしいのは誰か。 自分か、相手か、読んでる読者か。 不気味さがずっと続きながらも終わりの締め方がどの話もまとまっているので読み終わりはスッキリに近いかと思いました。 どの話も読んでいくとどんどん何が正しいのか分からなくなってきて、全部疑うような、しかも読者への挑戦状のようで事件...

おかしいのは誰か。 自分か、相手か、読んでる読者か。 不気味さがずっと続きながらも終わりの締め方がどの話もまとまっているので読み終わりはスッキリに近いかと思いました。 どの話も読んでいくとどんどん何が正しいのか分からなくなってきて、全部疑うような、しかも読者への挑戦状のようで事件の結末を自然と考えながら読んでいました。 人間は誰しもフリークス。でもそれでも良いかもしれない。 綾辻さんの作品は館シリーズを読んでいたのでホラーよりのものを読み始めて改めて面白い!と思いました。

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2026/02/11

精神病棟の患者たちが語るストーリーは どこまでが現実でどこからが妄想なのか。 気が狂った人ほど怖いものはないと思う。

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2025/12/19

ジワジワと不気味さを感じさせ、 「オカシイのは誰?」 と問いかけてしまう。 狂気を持つ母親の正体は、、、 [夢魔の手 - 三一三号室の患者 -] 起きたら病院のベッドの上。 顔には包帯、両足はなく、そして記憶もない。 事故を起こした車に乗っていた主人公 「夫と一緒に死ん...

ジワジワと不気味さを感じさせ、 「オカシイのは誰?」 と問いかけてしまう。 狂気を持つ母親の正体は、、、 [夢魔の手 - 三一三号室の患者 -] 起きたら病院のベッドの上。 顔には包帯、両足はなく、そして記憶もない。 事故を起こした車に乗っていた主人公 「夫と一緒に死んだのは誰?」 と問いかけながら進行する物語。 死んだのは園子?沙奈香?それとも、、、 [四〇九号室の患者] 「J.Mを殺したのは誰?」 人体改造された5人のフリークス(畸形者達) 改造したのは誰?犯人に迫るストーリー

Posted byブクログ

2025/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いろんな方が書いていたが、それぞれの話が短編とは思えない面白さ!精神病院の患者が主人公なので、読んでいて何が現実で何が現実でないのか、一緒に二転三転事実と思ったことが変わっていく。 1話目の悪魔の手、主人公の立ち位置が二転三転…見えているものが現実なのか、妄想なのか。自分が書いた記憶のない日記が出てきて徐々に記憶が明らかになるけれど、その記憶も二転三転。双子の兄妹の記憶とも混同し、現実に存在したのかしないのかも曖昧になっていく。主人公が病んでしまった原因は、そもそも偶然に起きたことだから、主人公が責められるべきではないはずなのに、そう思ってしまったのって両親の在り方が大きいんだろうな。真相を追っていく体験ができたのが面白かった。 2話目、409号室の患者。これも主人公と同じ目線で自分が何者なのかをたどっていく。いつまでも包帯が取れなかったり、見つかった死体と記憶の時期がずれていたり、徐々に違和感を感じる部分が増えて、そこから少しずつ真相に近づいていく。主人公の正体に関してはそうきたか、と驚いたけど、正直あまり感情移入はできなかった。事故にあった夫婦の事件や事故のきっかけが旦那の方の浮気であって、そこから一気に2人の人生がダメになってしまった。それがなんか、一気に冷めた。ストーリーは面白い! 3話目のフリークス。これは1番現実と妄想の区別がわかりづらかったけど、話に出てくるミステリーは惹きつけられた。内容はおぞましいのだけど、しっかりとヒントを読み解けば解ける謎になっている。そのバランスがよいと思った。謎解きも楽しみつつ、現実と妄想の曖昧さに戸惑う。それが面白かった。

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2025/08/08

ミステリを読み漁っていると自称しながら読んだことがなかった綾辻行人がボーナスコインで買える値段で出ていたので。黒い家とかと同じようなホラーミステリジャンルになるのだろうか? ホラーミステリは好まないけど、ヒントが拾いやすく提示されてオチが読みやすいのは綺麗でいい。読めば簡単なのに...

ミステリを読み漁っていると自称しながら読んだことがなかった綾辻行人がボーナスコインで買える値段で出ていたので。黒い家とかと同じようなホラーミステリジャンルになるのだろうか? ホラーミステリは好まないけど、ヒントが拾いやすく提示されてオチが読みやすいのは綺麗でいい。読めば簡単なのに、作るのは難しい。。

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2025/07/05

館シリーズの次の本が図書館から借りれるのがちょっと先になってしまうので本棚にあったこちらを借りました。途中気持ち悪いなぁと思うところもありましたが、やはり文章が面白くてあっという間に読んでしまいました…!

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2025/04/14

綾辻行人によるホラーミステリー。 患者の日記風の文章を挟みながら 真相に近づいていくスタイル。 表題のフリークスよりも 二番目の話が秀逸。 綾辻行人は精巧に作られた盤面で 駒を動かし、読者はそれを眺めると 後書きに書いてあったが確かに、と思う。 しかしこの作品と緑ヶ丘きだん...

綾辻行人によるホラーミステリー。 患者の日記風の文章を挟みながら 真相に近づいていくスタイル。 表題のフリークスよりも 二番目の話が秀逸。 綾辻行人は精巧に作られた盤面で 駒を動かし、読者はそれを眺めると 後書きに書いてあったが確かに、と思う。 しかしこの作品と緑ヶ丘きだんという もう一つの作品は、それを抜きにしてある 感じがしてまさに畸型(きけい)といったところ。

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2025/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2025.02.28読了 精神病棟の患者さん達の物語。 自分の手で両親を殺害してしまった人の懺悔の儀式の話 不慮の事故で愛する妻を亡くし、自身の両足と局部も切断することになった男性が現実を受け入れられず自信が妻だと思い込む幻想の話 人工フリークス 、一つ目、三本腕、ハンプバック、鱗男、芋虫

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2025/01/05

どの話も主人公の世界にたっぷり浸った後、現実を知らされるという流れになっているが、短編と思えないほど濃い内容で読みごたえがあった。 精神病棟の患者ということで、記憶喪失や思い込みなどで世界を見ているため、その分現実とのギャップが大きく、そのしかけがとても面白かった。

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2024/12/23

三作品とも「狂った」人間の話だが、狂った中にもロジックがあり、伏線の回収など丁寧なプロットで作品が成立している。 どれも短編とは思えない満足感で、個人的に短編集の中では最高レベルのクオリティと感じた。 「悪魔の手 -三一三号室の患者-」 ★★★★★ 何が妄想で何が真実なのか、何...

三作品とも「狂った」人間の話だが、狂った中にもロジックがあり、伏線の回収など丁寧なプロットで作品が成立している。 どれも短編とは思えない満足感で、個人的に短編集の中では最高レベルのクオリティと感じた。 「悪魔の手 -三一三号室の患者-」 ★★★★★ 何が妄想で何が真実なのか、何も信じられない80ページ。 スピード感、緊張感、そして80ページとは思えない重量感がどれも見事。 「四〇九号室の患者」 ★★★★☆ 患者が、己が誰なのかを推理していく過程が丁寧で、読者も共に考えながら読み進めやすい良作品。 「フリークス -五六四号室の患者-」 ★★★☆☆ こんな話短編で収まるか?というようなストーリーだが、怒涛の解決編からの現実と空想の境目が歪んでいく感じがおもしろい。 おもしろかっただけに短編ではなく長編でもっと伏線も張られてがっつり味わいたかったとも思ってしまう。 前二作品との繋がりをやんわり感じるのも良い。

Posted byブクログ