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フリークス 角川文庫
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フリークス 角川文庫

綾辻行人【著】

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フリークス 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2011/04/22
JAN 9784043855049

フリークス

¥220

商品レビュー

3.4

138件のお客様レビュー

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2025/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2025.02.28読了 精神病棟の患者さん達の物語。 自分の手で両親を殺害してしまった人の懺悔の儀式の話 不慮の事故で愛する妻を亡くし、自身の両足と局部も切断することになった男性が現実を受け入れられず自信が妻だと思い込む幻想の話 人工フリークス 、一つ目、三本腕、ハンプバック、鱗男、芋虫

Posted by ブクログ

2025/01/05

どの話も主人公の世界にたっぷり浸った後、現実を知らされるという流れになっているが、短編と思えないほど濃い内容で読みごたえがあった。 精神病棟の患者ということで、記憶喪失や思い込みなどで世界を見ているため、その分現実とのギャップが大きく、そのしかけがとても面白かった。

Posted by ブクログ

2024/12/23

三作品とも「狂った」人間の話だが、狂った中にもロジックがあり、伏線の回収など丁寧なプロットで作品が成立している。 どれも短編とは思えない満足感で、個人的に短編集の中では最高レベルのクオリティと感じた。 「悪魔の手 -三一三号室の患者-」 ★★★★★ 何が妄想で何が真実なのか、何...

三作品とも「狂った」人間の話だが、狂った中にもロジックがあり、伏線の回収など丁寧なプロットで作品が成立している。 どれも短編とは思えない満足感で、個人的に短編集の中では最高レベルのクオリティと感じた。 「悪魔の手 -三一三号室の患者-」 ★★★★★ 何が妄想で何が真実なのか、何も信じられない80ページ。 スピード感、緊張感、そして80ページとは思えない重量感がどれも見事。 「四〇九号室の患者」 ★★★★☆ 患者が、己が誰なのかを推理していく過程が丁寧で、読者も共に考えながら読み進めやすい良作品。 「フリークス -五六四号室の患者-」 ★★★☆☆ こんな話短編で収まるか?というようなストーリーだが、怒涛の解決編からの現実と空想の境目が歪んでいく感じがおもしろい。 おもしろかっただけに短編ではなく長編でもっと伏線も張られてがっつり味わいたかったとも思ってしまう。 前二作品との繋がりをやんわり感じるのも良い。

Posted by ブクログ