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フリークス の商品レビュー

3.4

136件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    57

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    2

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2011/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初の患者は、自分の過去の日記を発見してから狂ってます。 まあ、最初から狂ってるんですけどね… ラストは「看護婦さん面倒くさそうだな~」と言う感じ(笑) 次の患者は、「自分は誰?」という感じです。 ラストは、「ま・さ・か・の第3の選択肢が答えでした…」 ちょっと予想してたけど、そっちか~ 園子と沙奈香の名前のくだりはおもしろかったです。 ただ、最後に2人のことにもう少し触れてほしかったです。 結局2人は別人なの!?同じ人なの!? 私的には、後者だとおもってます。 マヤとか知らね… フリークス これは、一番好きですね。登場人物全員がお気に入り♪ 途中の小説の部分も良かったです。 後半の探偵の推理が説得力があり、私にでも犯人の目星がつきました。 ただ、最後はもう少し、わかりやすくしてくれたらいいかな? 最後の意味は、再読してから考えます。 今の私には分からない… 余談ですが、私がこの本を買うきっかけになったのは表紙です。 一度はスルーしていたんですが、この表紙が頭から離れず買ってしまいました。 本当にこの本に出合えてよかったと思いますね。 この本をよんでから、ミステリーにはまってしまいそうです^^

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2011/05/30

「夢魔の手 ―三一三号室の患者―」と「四〇九号室の患者」は面白かった。最後でひっくり返された。表題作「フリークス ―五六四号室の患者―」はグロテスクな感じが楽しめたけど…。 表題作中の次の文が印象に残った。 「“正常”という概念のいかがわしさについて、僕たちは常に、もっともっと...

「夢魔の手 ―三一三号室の患者―」と「四〇九号室の患者」は面白かった。最後でひっくり返された。表題作「フリークス ―五六四号室の患者―」はグロテスクな感じが楽しめたけど…。 表題作中の次の文が印象に残った。 「“正常”という概念のいかがわしさについて、僕たちは常に、もっともっと自覚的であらねばならない。そう思わないかい?云うまでもない話だが、この世界に厳密な意味でのノーマルなど存在しやしない。多かれ少なかれ、僕たちはみんな畸型なのさ。」

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2013/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙からしてホラー系なのかと思えば、そうではなく。個人的には、最初の話で引っかかる部分が多かったり。じゃあ、あれは一体誰だったんだろう。

Posted byブクログ

2011/05/16

館シリーズとはまた違う面白さがあった。個人的には3話目より1、2話目のほうが好きかな。ラストのドンデン返しが良いな。

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2011/05/05

角川文庫の新装版が出たので、何度目かになる再読。 やはり「夢魔の手」の眩暈のしそうな雰囲気がたまりません。あの世界が崩れていく感覚がなんとも恐ろしく、美しくて。何度も読み返しているのに、どっぷりと浸りこんでしまいました。 もちろんあとの二編も素敵なことは、いうまでもないことです。

Posted byブクログ

2013/01/17

 なんでもかつて光文社から出た本の再版ものらしい。ということで、先月発売されたばかりの本だけれど、その初出は「四〇九号室の患者」ならば1989年にまで遡ることになるようです。  さて、そんな背景は抜きにしても、どうも新鮮味に欠けるミステリという感じがするなあ。もちろん、一編一編...

 なんでもかつて光文社から出た本の再版ものらしい。ということで、先月発売されたばかりの本だけれど、その初出は「四〇九号室の患者」ならば1989年にまで遡ることになるようです。  さて、そんな背景は抜きにしても、どうも新鮮味に欠けるミステリという感じがするなあ。もちろん、一編一編はさすが、ちょー面白いんだけど、でも「うわ、スゲー」感がなかった。綾辻さんの作品は本作と『十角館の殺人』しか読んだことがないんですが、そっちにあった衝撃ほどのものはない感じ。 【目次】 夢魔の手 ――三一三号室の患者―― 四〇九号室の患者 フリークス ――五六四号室の患者―― 角川文庫版あとがき 解説 道尾秀介

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