ナニワ・モンスター の商品レビュー

海堂尊【著】

2011/08/03

新型インフルエンザの話と思いきや、途中から変わってしまった…
でも面白かった～新型インフルのところよりも話が変わったところから夢中になって読んでました。
ラストはちょっと残念。
村雨知事はそっちを選んでしまったのか・・・
続きがありそうなので、ちょっと期待。

2011/08/02

　う～ん、前半はよかったのですがね。彦根がおおぼらふきということですから仕方ないのかもしれませんが、この口調にはいささかうんざりです。

　解剖率１００パーセントの町、舎人の視察とかでずっと語られるＡiの重要性も、ちょっといっちゃってる感があります。ストーリーそっちのけです。

　浪速府の独立ってプリンセス・トヨトミのぱくりでしょうか。それともそんな噂があるのですかね。どっちにしてももう少しそっちのほうをリアルに書いてほしかったなあ。これじゃあ、村雨さんはちっとも本気じゃないみたいですね。

　Ａi導入したい気持ちはわかりますけど、これはいちおう小説なんだから、ねえ。

2011/07/30

面白いとは思うが、今までと比べてどうも今一つ話に入り込めなかった。霞が関の官僚の薄暗い話が多いからなのか、この話自体が今後の前振りですといった雰囲気を感じてしまうからなのか…

2011/07/29

以前起こったインフルエンザパニックをモデルに大きな政治的陰謀を描いた話。

他の県や市は一応架空っぽいのに何で神戸は神戸なんだろう。

いつものキャラと言えば彦根さん、斑鳩さんがでてましたが。

斑鳩さんこわい。((((；゜Д゜)))

彦根さんのおおぼらふきっぷりはいっそ清々しい。

2011/07/25

定番の医療と司法の線引きの話に加えて地方自治の話もあいまって物語は複雑化していくよう

各地方のGDPと欧州との比較は面白かったな。そういう発想で見直すと日本ってすごい国だし、関東への利権集中ってすごいな。

「日本社会はいずれ壊れていく。それは人口減少社会の宿命です。十人の力で維持してきたサービスは五人になったら諦めるしかない。その時に何を残し、何を捨て去るか。そこで確固たる意思を以て対応しないと、とんでもないことになります」

こういう視点で物事を考えてる人ってどれくらいいるのだろうか。この視点は、自分の仕事は長期的にみたら社会全体にとっては捨て去った方がいい仕事だという結論になってしまうかもしれないという点では残酷だ。でも必要な視点だ

2011/07/18

パンデミック関係の話から最後は地方分権とAiセンターの話へ。他作品の人物も色々と出揃ってきたので、そろそろ桜宮の話も佳境に進むのか。次に期待。

2011/07/17

ん～～、と読み終わった後うなりました。
海堂ワールド炸裂！やられたっ！
村雨知事、カマイタチを取っちゃたのね。彦根のAiへの道が、
せっかくの村雨知事との関係が、ん～、くやしい。
でも、彦根がやるように知事もやっただけなんだよね。
それぞれの目的の為に。
浪速共和国、３州制、わくわくしました。青葉知事、新村はどう動く？東北は経済、財政かぁ。震災後の今、更に、身につまされる。なんか現実とごっちゃにしてますが、ほとんど有りうる事って感じで、新型インフルエンザなんて、これが真相かという感じです。
眠れる龍、喜国も目覚めた。国見は敵となるのか？少なくともひな鳥、いや火食鳥、白鳥とは悪くはなさそう？斑鳩が白鳥をマーク？ん～、不気味。
何をどう信じればいいのか、少なくともメディアに踊らされ、病気に罹った人を排除するような人間にはなりたくない。

2011/07/16

　浪速府で新型インフルエンザ「キャメル」発生。なぜ、初の国内発生確認地が浪速になってしまったのか？

　導入編という感じ。丁寧に書かれていたから第１部の浪速診療所の徳衛や祥一や検疫官組が再び出番があるかと思ったのに特になく…。ＡＩをめぐる戦いの序章？
　日本三分の計の考え方はおもしろかったです。

2011/07/17

やはり誰もがパンデミックの話を中心かと思いますよねぇ～私も新型インフルエンザに対応する医療現場の話と期待してたので…全く違った場所に着地してしまって…ちょっと残念。
でも話の広がりは流石って感じですねぇ( ´ ▽ ` )ﾉ

2011/07/09

はじめはパンデミックの話かと思いきや、結局政治の話になって残念だった。
それでも面白かったけどさ。

パンデミックの医者の現状をもっとリアルに描いた作品も面白いと思う。

それにしても医療を中心とした国の動きは目新しい。
国が国民にどんな医療を提供できるのか問題は山積みなのだと海堂さんを読んでいると感じることができる