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ナニワ・モンスター の商品レビュー

3.4

213件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    85

  4. 2つ

    26

  5. 1つ

    1

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2011/12/24
  • ネタバレ

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バチスタシリーズの展開力は、遂に、この世界まで足を伸ばしてしまったのか!!と感じる一冊。 明らかに橋下前大阪府知事(現大阪市長)と鳥インフルエンザをたたき台にしながら作られたのでしょう。まさか、日本の三分割的な発想で、医療庁的なことまでストーリー上で展開するのは、驚き。 医療系ミステリーとは違う領域に、完全に足を伸ばしたのですね、海堂尊先生は!

Posted byブクログ

2011/12/13
  • ネタバレ

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関西最大の都市・浪速で新型インフルエンザ・キャメルが発生する ところから始まるのでてっきりインフルエンザのパンデミックと それに関しての霞ヶ関の対応云々のストーリーかと思いきや霞ヶ関の 巨大な陰謀や地方都市から学ぶ将来の医療制度。 そして村雨弘樹や彦根新吾達の考える日本三分の計。 驚いたのが省庁横断的組織防衛会議の「ルーレット」これって 現実の世界でもあるのではないかと錯覚してしまうほど現実に ありそうな話でした。(もしかしたらしてるのかも・・・) 海堂ワールド内ですが、その後が凄く気になるストーリーでした。 以前、流行ったSARSや新型インフルエンザ。 この作品のように実際に裏でこういうことがあったのでは? なんて思うと怖いですよねぇ~

Posted byブクログ

2011/11/19
  • ネタバレ

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バチスタシリーズ物。 これまでに出てきたキャラクターに新たなキャラクターが絡みながら、話が進んでいきます。 物語は、新型インフルエンザ、大阪都構想という現実の話題を織り交ぜながら、霞ヶ関対難波(彦根 対 斑鳩)という構図で、すすんで行きます。 バチスタシリーズを読んでいれば面白い話だと思うが、単発で本作品だけよんだら、面白いのかな?と思ってしまう。 中央官庁内の上下関係については、あまり知らない世界なので、面白い。

Posted byブクログ

2011/11/19

何年か前にそっくり同じ事があったようで、懐かしいような、怖いような、、浪速の知事さんがんばってますが、文化面にも力入れてほしいですね。それにしても、彦根さんの神出鬼没ぶりには驚かされます。

Posted byブクログ

2011/11/07

面白かったんですが、それ以上に、読んでいてゾクゾクした。前半部分、2年前GWに新型インフルが流行った時そのままやん!!弱毒性の新型、検閲、煽るマスコミ、休院になった開業医、渡航自粛、手の平を返したように抗インフル薬を求める人々… 読み進めていると、どこまでが真実でどこからが作った...

面白かったんですが、それ以上に、読んでいてゾクゾクした。前半部分、2年前GWに新型インフルが流行った時そのままやん!!弱毒性の新型、検閲、煽るマスコミ、休院になった開業医、渡航自粛、手の平を返したように抗インフル薬を求める人々… 読み進めていると、どこまでが真実でどこからが作ったのかわからなくなってくる。全部本当なのか?と思わせてきます。色んな意味でゾクゾクする作品。やはり海堂尊先生はすごい!!掴んできます^^

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2011/11/03

面白かった〜 自分が見えている状況の裏にはきっとこんな世界が広がっているんだろうなぁ。 インフルエンザのパンデミックから始まり、政治、医療などの大きな分野との関連かと思いきや、問題に関わってくる数名のキャラクターの個性が十分に光っていて、物語として成り立っているところに海堂さ...

面白かった〜 自分が見えている状況の裏にはきっとこんな世界が広がっているんだろうなぁ。 インフルエンザのパンデミックから始まり、政治、医療などの大きな分野との関連かと思いきや、問題に関わってくる数名のキャラクターの個性が十分に光っていて、物語として成り立っているところに海堂さんの凄さがあると思います。 地検特捜部の鎌形、そしてスカムフラージュの彦根…これからの展開も 凄く楽しみです。

Posted byブクログ

2011/10/27
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・・・東京は『江戸』じゃないのに何故に大阪は『浪速』なんだろうか? と、どうでも良いツッコミを入れてみる。 彦根がやりたい放題の話なので彦根好きには溜まらん1冊になるのではないかと ですが今回の3つ星は なんかな~尻切れトンボ的な・・・『エエ~!こんな所で終わるなよ~』的な閉め方だったので て言うか現実味がありすぎると言うかノンフィクション作品を読んでる様な 新聞を読んでる気になったわ。 村雨府知事のモデル橋下さんですか? 言ってる事殆ど橋下府知事ですよ。(大阪カジノ計画を本当に云っていたわよこの知事) とりあえず 『橋下さんが知事の間に読んでおいて良かった。そうでないとこれだけリアルに読めない』 と言うのが大まかな感想(笑) 話は面白かったんだけど、最後が尻切れトンボっぽいのは、現実社会も その状態だからなのか?とか思う。 今回の話は実際に起こった事を『お噺』として書いたのかと思ってましたが 驚いた事にこの話は実際に起こったニュースで作った『お噺』ではなく ニュースの前に書いていた。と言う事ですね。 キャラクターが実在する人物と似ている。と言うのもありますが 2年前関西で『豚インフルエンザ』にかかった人が神戸で症例1号としてニュースに 流れたのよね。 今回のこの話にあった様な事が実際、阪神間で起こった。 この話の中にもテーマパークが閑古鳥状態という場面が物語の中にありましたが 大阪で有名な某テーマパークも閑古鳥が鳴いてた。 あそこはジモティーよりも修学旅行生がメインだったからね。 修学旅行がみなキャンセルなったから。 当時、その某テーマパークで働いていたんで良く覚えているわ。 その内容をニュースで知った内容ではなく、想像で書く。と言うのが凄いですね。 ・・・でこの話も映像化されるんですかね? この人の話は文章で読んだら面白いんだけど、役者が演じると三文に見えるのは 何故だろう? (原作に負けるとかそういう意味ではなくてキャラがバカそうに見えるのよね)

Posted byブクログ

2011/11/04

〈内容〉新型インフルエンザ「キャメル」患者が発生した浪速府。経済封鎖による壊滅的打撃、やがて仄見える巨大な陰謀。ナニワの風雲児・村雨府知事は、危機を打開できるのか?村雨が目論む、この国を破滅から救うための秘策とは―。

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2011/10/23

久しぶりの大きな医療テーマについての話題、新型インフルエンザと検察庁、問題を上手くミックスしてドラマを仕立てる所はさすがです。 今回は政治問題が大きく取り上げられて、それを救うのが医療で有ると言った所はとても面白い。実際の政治でもこれほどの大変化がこれからの日本では真剣に必要なの...

久しぶりの大きな医療テーマについての話題、新型インフルエンザと検察庁、問題を上手くミックスしてドラマを仕立てる所はさすがです。 今回は政治問題が大きく取り上げられて、それを救うのが医療で有ると言った所はとても面白い。実際の政治でもこれほどの大変化がこれからの日本では真剣に必要なのではないかと思わせる作品です。 さらに舞台が拡大してこれからの展開が期待できる1冊ですね。

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2011/10/23

インフルエンザのパンデミック…、 海堂さんだと、どんな風に書くのかなぁ~と期待しましたが…、 第一部では、期待を持たせる出だしで…ワクワク…。 でも…、第二部で…雲行きが怪しくなり…、 第三部では、お決まりのAiに加え…道州制がどぅたらこぅたら…。 インフルエンザのパ...

インフルエンザのパンデミック…、 海堂さんだと、どんな風に書くのかなぁ~と期待しましたが…、 第一部では、期待を持たせる出だしで…ワクワク…。 でも…、第二部で…雲行きが怪しくなり…、 第三部では、お決まりのAiに加え…道州制がどぅたらこぅたら…。 インフルエンザのパンデミックは…、どこかに行っちゃいました…。 第一部までと、第二部からとは…、まったく違うお話…。 結局…、第一部…インフルエンザのパンデミックは、 途中でほったらかしになったまま…終わったみたぃな感じ…。 1つの小説としても…、どぅなんでしょうか…。 海堂さんの作品は…、ブラックボックスな医療の現場を お医者さんの視点で、軽いサスペンス・ミステリータッチで描くところに、 魅力があるんだと思うのですが…。 ライフワークのAiも…、ちょっと…クドくなってきたかなぁ~ 「アリアドネの弾丸」で、バチスタ・シリーズは原点回帰したのに…、 今後、この作品の方向に展開していくとなると…、ちょっとなぁ…。

Posted byブクログ