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小夜しぐれ の商品レビュー

4.2

327件のお客様レビュー

  1. 5つ

    108

  2. 4つ

    135

  3. 3つ

    47

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2022/08/11

遊郭のお話はジャイアントキリングのような爽快さやハラハラする感じがあって読み応えがある。 夢中になって読み進められました!

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2022/11/11

美緒の決断。 憂いを湛えた目。 何だか哀しいな。 相手がどんなに優しい人だったとしても ご縁があったとしても…。

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2022/07/03

澪の周りの人々の悲喜交々が入り乱れ、人生色々了解も色々咲き乱れる。2回目読了。最後の章の小松原のお話は後の話を知っているから余計に切ないね。

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2022/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で借りたもの。 季節が春から夏へと移ろい始める如月のある日。日本橋伊勢屋の美緒に縁談が持ち上がる。美緒が恋心を寄せる医師、源斉との縁談ではないらしい。果たして、美緒の縁談の相手とは――。 シリーズ5作目。 「今日あった嫌なこと辛ぇことを、このとろとろ茶碗蒸しが全部帳消しにしてくれた」 「たとえ酷い一日だったとしても、その終いに、こんな料理で酒を呑めりゃあ、とりあえず明日も生きてみるか、と思える」 お客さんがこんな風に言ってくれるなんて、料理人冥利に尽きるよね。 吉原の翁屋楼主・伝右衛門から吉原で店をやらないかという誘い。 皆の居るつる家が好きだから、このままつる家を続けてほしいよー! ついに佐兵衛が見つかり、つる家のことを伝えるも会いに来ず…。 いつか顔を見せる日は来るのだろうか。 伊勢屋の美緒の祝言。 源斉を諦める美緒が切ない…。 最後の章は小松原目線。 小松原もとい、御膳奉行の小野寺が菓子作りをする話。 出来上がった菓子に澪の顔が重なるなんて… 絶対両思いじゃんかよーー!とやきもき。

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2022/03/13

種市と亡き娘おつるの過去。 芳の息子、佐兵衛の行方。 澪と美緒の恋の行く末。 それぞれが後悔やままならない想いを抱えながら、 それでも強く前を向いて生きようとする姿が 切なく、力を貰い、胸を打たれます。 澪の周囲に変化が訪れる予感を残したシリーズ第五弾。

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2022/02/03

みをつくし料理帖シリーズ ⑤ 迷い蟹 浅利の御神酒蒸し 種市の過去。おつるが亡くなったのは自分のせいだ。 夢宵桜 菜の花尽くし 吉原での花見用の料理を作る。野江に近づくために!! 小夜しぐれ 寿ぎ膳 美緒ちゃんが嫁ぐ。想う人は違っても心を決めた少女。 嘉祥(か...

みをつくし料理帖シリーズ ⑤ 迷い蟹 浅利の御神酒蒸し 種市の過去。おつるが亡くなったのは自分のせいだ。 夢宵桜 菜の花尽くし 吉原での花見用の料理を作る。野江に近づくために!! 小夜しぐれ 寿ぎ膳 美緒ちゃんが嫁ぐ。想う人は違っても心を決めた少女。 嘉祥(かじょう) ひとくち宝珠 小松原さま(小野寺)目線。お菓子作りだなんて…!! 今回もおもしろかったー!! 特に「小夜しぐれ」は、美緒ちゃんの縁談話がくるが、 あいては中番頭の爽助。 美緒は、源斉先生のことを想っているので、絶対にイヤだ と逃げ回るが、最終的には縁談を受けてしまう。 そこには、少女だった美緒が、大人の女性としての 決意に満ちた様子が現れており、美緒ちゃんの 明るくお嬢様的な存在から少し成長が見れたのが、 嬉しいような切ないような感じだったよ。 「嘉祥」では、小松原さま目線で、おもしろかった!! 澪ちゃんとの料理を一緒にしている姿を想像している、 小松原さまー(*´艸`*) 小松原さまと澪ちゃん、今後どうなるか気になりすぎるー!!

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2022/01/19

シリーズも中盤となる本書を読んで、作者はどこまでこの物語の最終の着地点を決めて構想を練っているのだろうと驚愕しています。改めて、本当にすごい作家です。 季節が春から夏へと移ろい始める卯月のある日。日本橋伊勢屋の美緒がつる家を訪れ、澪の顔を見るなり泣き始めた。美緒の話によると、伊...

シリーズも中盤となる本書を読んで、作者はどこまでこの物語の最終の着地点を決めて構想を練っているのだろうと驚愕しています。改めて、本当にすごい作家です。 季節が春から夏へと移ろい始める卯月のある日。日本橋伊勢屋の美緒がつる家を訪れ、澪の顔を見るなり泣き始めた。美緒の話によると、伊勢屋の主・九兵衛が美緒に婿をとらせるために縁談を進めているというのだ。それは、美緒が恋心を寄せる医師、源斉との縁談ではないらしい。果たして、美緒の縁談の相手とは!?-(第三話『小夜しぐれ』)。表題作の他、つる家の主・種市と亡き娘おつるの過去が明かされる『迷い蟹』、『夢宵桜』、『嘉祥』の全四話を収録。恋の行方も大きな展開を見せる、書き下ろし大好評シリーズ第五弾。

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2021/11/11
  • ネタバレ

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店主の抱える過去のストーリーが明かされたり、行方知れずだった人物が現れたり、友人の恋の行方の決着など、散らばっていた伏線が少しずつ回収されたり展開が進んでいき目の離されない巻と思います。 どのストーリーも切なさや悲しみを抱えながらも、明るい未来に向かって進んでいる様な描かれ方に好感を覚えます。

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2021/10/17

2021.10.17 登場人物の深掘りで、色々と動き出した感じがします。 みんなの無病息災を祈るばかりです。 この世界が好きになってきました。

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2021/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

種市の娘おつるがなぜ亡くなったのか 吉原、翁屋の伝右衛門から花見の料理を依頼される澪 伊勢屋の娘、美緒の結婚話と家出 小松原様の本当の姿と、仕事上の悩み それぞれの人生の節目を見た気がする今回の話 行方不明の御寮さんの息子、手の届くところまで行ったのに見失ってしまう・・ 澪も怪我した手の事も、つらいことを受け入れて前に進む みんな健気です そんな中、小松原様の気持ちがほんわかした回でした

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