小夜しぐれ の商品レビュー
さすがにシリーズが続いてくると、ちょっとテンションが落ちてきてる感じはします。でも面白くて一気読みしてしまうのは同じですが(^_^;)
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今は丁度あさりが旬、読み進むうち浅蜊が食べたくなる‼しかし、読者を飽きさせないストーリーの展開流石です。
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シリーズ5作目。 今回は話が大きく動きましたねぇ。 ご寮さんの息子の事も気になるけれど、やはり一番は小松原さまと澪のこと。 最後の章で、小松原さまメインの話が出てきて だいぶ小松原さまのことが分かってきました。 やっぱり澪と小松原さまには幸せになって欲しいなぁ。
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店主とその娘の過去、心許した友人の婚礼、想い人の別世界での苦労など、全く別々の話が自然な接点で結びついていく。しかし、スムースに良い方向へとはいかなくてそこが実にリアル。「銀二貫」は深夜ドラマで実写版をやっていたが、これ、NHK朝ドラでやってくれないかなあ。
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想いはいろいろあれど、人生はままならぬもの。それでも歩みを止めるわけにはいかない。 美緒がとうとう結婚、澪には出店の誘い、種市と亡き娘・おつるの過去、そして小松原様一人称の短編も入って大きな転換期の第五弾。小松原様の妹・早帆もいいキャラです。 「迷い蟹――浅蜊の御神酒蒸し」ア...
想いはいろいろあれど、人生はままならぬもの。それでも歩みを止めるわけにはいかない。 美緒がとうとう結婚、澪には出店の誘い、種市と亡き娘・おつるの過去、そして小松原様一人称の短編も入って大きな転換期の第五弾。小松原様の妹・早帆もいいキャラです。 「迷い蟹――浅蜊の御神酒蒸し」アサリの酒蒸し美味しいですよね。しかしお話は種市の辛い過去。大切な人の存在が人を変え、時間が人を変える。浅蜊の中の蟹に語りかける種市の姿が切ない。種市からつる家を託される澪。この台詞がどんどんと重たくなっていく。 「夢宵桜――菜の花尽くし」源斉先生が倒れたところから話が始まる。菜の花尽くし、その名前だけで、挿絵なんかなくても目の前がぱっと黄色に塗りつぶされる。この話も野江が大きく関わってくる話。吉原で店を開かないか、と翁屋伝右衛門から澪への誘い。澪の心は揺れる。 「小夜しぐれ――寿ぎ膳」とうとう美緒の結婚が決まる。相手は源斉先生ではなく中番頭の爽助だった。家出娘を連れて浅草へ出かけた際に、澪は若旦那・佐兵衛の姿を見る。一瞬の希望の後に、澪の指が元通り動くことはないと告げられる。最後に美緒は結婚を承諾し、澪はお祝いの膳を任される。思った通りの人生を歩める人はいない。でも「いつか」を信じて歩み続けることを。 「嘉祥――ひとくち宝珠」初・小松原様こと小野寺数馬の一人称。うっすら気付いてはいたものの、両片思いであることがはっきりしてしまうので、どうかな……と思いますが、妹・早帆や義弟・弥三郎がいい味を出しているので、これはこれで。
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- ネタバレ
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2015/12/13 わーびっくり。 美緒ちゃんお嫁に行っちゃったね… 源斉先生は澪のことが好きなのか。 澪モテモテだなぁ 佐兵衛も生きてたしややこしいな。 あと源斉先生が美丈夫とはあんまりイメージなかった。 澪→小松原様のせつないwお話は結構お腹いっぱいなんだが小松原様→澪は新鮮でよかったな。 でもじれったいな。妹ちゃんがんばって! あとそのお菓子澪に食べさせたげて。
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澪が想いを寄せる小松原の私生活が初めて描かれた。御膳奉行の深い悩みを、澪の言葉が助ける。種市の娘つるの死亡の経緯も明かされる。これまでの4巻とは違う、みをつくし料理帖だ。
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ご寮さん、美緒ちゃんが切ない巻でした。まあ、美緒に関しては大店の娘で今までその立場を享受してきたのだから、仕方ないとも言えるけど……。 人生はいい事ばかりじゃなく、辛いこともあるというご寮さんの言葉が重い。 想う人とは違うけど、縁がある人という言葉も胸に沁みました。 巻末の小松原...
ご寮さん、美緒ちゃんが切ない巻でした。まあ、美緒に関しては大店の娘で今までその立場を享受してきたのだから、仕方ないとも言えるけど……。 人生はいい事ばかりじゃなく、辛いこともあるというご寮さんの言葉が重い。 想う人とは違うけど、縁がある人という言葉も胸に沁みました。 巻末の小松原様視点のお話が新鮮。 妹さんは何やら決意したようだけど、ハードルは高いよねえ……それにしても、源斉先生派の私は少数派なのだろうか?
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小松原さまがメインの章があった。それから、浄閑寺が軽く触れられる。イヤなお客に対するあさひ太夫の対応も見事。安定して面白い。
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