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プラ・バロック の商品レビュー

3.2

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    47

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    5

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2023/12/14

怖い本だった。 冷凍コンテナに眠る多数の遺体。自殺か他殺か。 機動捜査隊のクロハが挑むサスペンス。 クロハの精神は大丈夫なのだろうか。普通であればとても耐えられない。

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2023/12/13

前半はスンナリとは読めず、名前がカタカナ表記もあって中々読み進めなかった。只後半は前半よりは読み進められました。最後は少々拍子抜け。

Posted byブクログ

2023/12/06

意図して無機質な雰囲気を作品全体に与えたような乾いた世界観。降りしきる雨だけがこの物語に与えられる水分。暗い雨。 カタカナで表記される登場人物も読者の感情移入を敢えてさせない効果を狙ったものなのか?どこまでが現実なのかバーチャルなのか錯覚さえ覚えてしまうような、どこか遠くから眺め...

意図して無機質な雰囲気を作品全体に与えたような乾いた世界観。降りしきる雨だけがこの物語に与えられる水分。暗い雨。 カタカナで表記される登場人物も読者の感情移入を敢えてさせない効果を狙ったものなのか?どこまでが現実なのかバーチャルなのか錯覚さえ覚えてしまうような、どこか遠くから眺めているような、そんな雰囲気を感じる作品。独特の世界観に惹き込まれた。カガをもう少し掘り下げて描いて欲しかったと個人的には……。

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2023/11/23

発見された死体の数が、尋常ではなかった。 冷凍コンテナから発見されるのは、私の中では斬新だった。 気づけばまた、女性刑事が主人公。 残念な出来事もいくつかあったけど、今後の活躍も期待! 内容については、ネタバレになりそうなことばかりで、上手く書けませんでした…

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2023/11/18

う〜ん( ・ั﹏・ั) もったいない気がしてしまった って言うのは、すごく読みづらかったんよね 意図した読みづらさだとは思うんだけど 日本人の名前をカタカナ表記するところとか、ハードボイルド風(あくまで風)なぶつ切りの文章とか、頑なに神奈川県って言わないところとか いやも...

う〜ん( ・ั﹏・ั) もったいない気がしてしまった って言うのは、すごく読みづらかったんよね 意図した読みづらさだとは思うんだけど 日本人の名前をカタカナ表記するところとか、ハードボイルド風(あくまで風)なぶつ切りの文章とか、頑なに神奈川県って言わないところとか いやもう神奈川県でええやん!いちいちクロハ(主人公)の住む県ってめんどくさいわ! 横浜港でええやん!本牧ふ頭でええやん! 分かる!分かるよ! 硬質でバーチャルな世界観を表現したかったんでしょ そこがこの物語の肝なんですわってのは分かる でも、せっかく面白いストーリーなのに、その読みづらさが邪魔でしゃーない 他のやり方あったんじゃないかなーって無責任にも思うんですよ これ、マメムさん高評価だから信じて最後のむっちゃ面白いとこまでたどり着けたけど まぁまぁきつい で恐らくこれ読んだ人たちも有栖川有栖さんが絶賛してたからとか田中芳樹さんがとかって理由で頑張ったんじゃないかなとまで想像しちゃいました もったいない めちゃくちゃ面白いのに絶対に万人受けしない

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2023/08/23

私の読書歴で最も没頭した作品かも知れない。 本作『プラ・バロック』のあらすじと感想になります。 機動捜査隊に所属する女性警察官のクロハは、ある刺殺事件に駆り出された途中で、所轄の奇妙な事件を捜査せよと班長に言い渡される。 それは港に隣接する冷凍保存型のコンテナの1つで異臭がす...

私の読書歴で最も没頭した作品かも知れない。 本作『プラ・バロック』のあらすじと感想になります。 機動捜査隊に所属する女性警察官のクロハは、ある刺殺事件に駆り出された途中で、所轄の奇妙な事件を捜査せよと班長に言い渡される。 それは港に隣接する冷凍保存型のコンテナの1つで異臭がするという通報で、現場に到着したクロハは冷凍コンテナの中に整列された14体の凍死体を目の当たりにする。 集団自殺なのか?殺人なのか? 奇妙な事件は、これだけでは終わらなかった。むしろクロハにとって、それは長い数日の始まりに過ぎなかった。 解説で有栖川有栖さんが選考委員を務めた本作含めた日本ミステリー文学大賞新人賞は、ずば抜けた作品がなければ受賞作なしが認められる程にハードルが高い文学賞。本作は第12回の受賞作であり、過去3回は受賞作なしであったことで、満場一致となった本作を絶賛すると共に安心したと書かれています。 確かに本作は警察小説さながらのサスペンス、緻密な犯行、一風変わった仮想空間でのやり取り、そして切ない結末と、読者の手を止めさせる余地もなく怒涛の展開でゾクゾクしました。 10年以上前の作品だと感じさせる描写はありつつも、クロハの恐怖や怒気に同調する自分がいて、読後の満足感は十二分でした。

Posted byブクログ

2022/06/15

女刑事の話である。でも普通の警察モノとは違う。抽象的? ファンタジック? 何故、登場人物の名前がカタカナ表記なのか? 不思議な作品でした。

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2021/09/26

日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作 埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから14人の凍死体が発見されたことから始まります。女性刑事のクロハが主人公で話が進んでいきます。ちょっと気になったのが、いつも話の中の天気は雨模様で、登場人物の名前は片仮名で書かれていることです。これがこの作品...

日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作 埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから14人の凍死体が発見されたことから始まります。女性刑事のクロハが主人公で話が進んでいきます。ちょっと気になったのが、いつも話の中の天気は雨模様で、登場人物の名前は片仮名で書かれていることです。これがこの作品の雰囲気をより作っているのかもしれません。 今まで読んだミステリーとは事件や真相がちょっと違う種類のような気がして、二転三転するところもありましたが一気に読むことができ面白かったです。

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2021/09/24

所々このエピソードの詳細は?と感じてしまった箇所がありました。 ただ、とてもスムーズに読むことができました。

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2021/07/30

文章、キャラ、世界観、は我が道を突っ走ってる感じで良い。掴みどころ無く淡々と展開するストーリーに、謎解きとかドンデン返しとかハラハラとか何でもいいけどもうちょっと見せ場があるとよかった。

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