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夜想曲集 の商品レビュー

3.7

122件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

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2012/03/04

カズオイシグロ「夜想曲-音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」http://t.co/HggjBnoD 読んだ。たぶん2度目…人生や男女関係の黄昏に音楽が絡む。この人の眼は意地悪だな。冷徹とは違う。皮肉屋さん。人が困った状況にあるのをにやにや見ながら冗談にしちゃう感じ。

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2012/02/27

カズオ・イシグロさんは、日本人のようですが、感覚は日本人のようではないようで、外国書を読むといつも感じることですが、微妙なニュアンスが伝わらないです。 文化の違いかな?

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2012/02/21

カズオ・イシグロの短編集。カズオ・イシグロを最初に読む作品として適しているかも。他のは長いし、わけのわからないものもあるので。

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2012/02/08

大きな事件が起こるわけではないが、細やかな男女の機微を描いた作品。やるせない哀愁が漂う。 (2012.2)

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2012/02/05

何度も読み返したくなる短編集。 「本を開いてあの頃へ」ですすめられていて興味を持ったが、とても気に入った。 読むたびに新しい発見や視点を見つけられそう。 やっぱり老歌手が一番好きかな。

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2012/01/23

イシグロ、初の短編集。 そのためか、「短編を書こう」という意気込みが強すぎてやや空回りしている印象。 もう少し肩の力を抜いて長編と同じようなトーンで書ければよかったんだろうけど。。

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2011/11/17

音楽にまつわる5つの短編集。 「わたしを離さないで」から入ったからか、そこまでの衝撃や衝動を感じる事無く、淡々と読むことでできました。 音楽や洋楽の知識があれば、もっと深い所まで楽しめたのかもしれません。 私は、随所に出てくるアーティストの名前も分からないものが多く…。 繊細な...

音楽にまつわる5つの短編集。 「わたしを離さないで」から入ったからか、そこまでの衝撃や衝動を感じる事無く、淡々と読むことでできました。 音楽や洋楽の知識があれば、もっと深い所まで楽しめたのかもしれません。 私は、随所に出てくるアーティストの名前も分からないものが多く…。 繊細な心の機微を、ゆるやかに静かに表現していて素敵なのですが、 全体通して、穏やかなテンションで進んでいくので、少し物足りなかったところもあります。

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2011/11/13

美しい夜想曲。関係ないけど、たまたまテタンジェのノクターンのことを考えていたので強いシンクロニシティを感じた。たまたまヘミングウェイを読後に読んだので、これでも説明「しすぎ」な印象を受けた。あれだけの文章の達人=イシグロをしても書きすぎと思わせるのだから、ヘミングウェイのそぎ落と...

美しい夜想曲。関係ないけど、たまたまテタンジェのノクターンのことを考えていたので強いシンクロニシティを感じた。たまたまヘミングウェイを読後に読んだので、これでも説明「しすぎ」な印象を受けた。あれだけの文章の達人=イシグロをしても書きすぎと思わせるのだから、ヘミングウェイのそぎ落とし方がいかにすごいのか、と思った。あと、イシグロの短編は村上春樹を想起させますね。

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2011/11/08

これは合わなかった。。。 カズオ・イシグロがどんなに音楽が 好きかということは分かったけれど。。。

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2011/11/04

長い人生に時々訪れる、センチメントな一瞬の物語。 そんな瞬間には、必ずふさわしい調べがあるのだと思った。 映画やドラマにBGMが欠かせないように。 どの話もやわらかく、少しつめたく、くっきりとしている。 別れゆく妻のために奏でられる音楽、 友人たちとの不思議な関係の間にただよう...

長い人生に時々訪れる、センチメントな一瞬の物語。 そんな瞬間には、必ずふさわしい調べがあるのだと思った。 映画やドラマにBGMが欠かせないように。 どの話もやわらかく、少しつめたく、くっきりとしている。 別れゆく妻のために奏でられる音楽、 友人たちとの不思議な関係の間にただよう音楽、 めまぐるしく入れ替わる倦怠と愛情の下を流れ続ける音楽、 いつ開くかわからない可能性をうたう音楽、 そして追憶を彩る音楽。 何ということのない、起伏の少ない物語ではあるけれど、 その起伏の少なさゆえに、味わいの芳醇さをじっくり楽しめたと思う。

Posted byブクログ