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ブランケット・キャッツ の商品レビュー

3.6

128件のお客様レビュー

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    12

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2017/07/16

猫を飼っている立場として、簡単に屋外や車内で放すことが信じられず、その描写のある回は落ち着いて読むことができなかった。 嫌われ者がいちばん好きです。

Posted byブクログ

2017/07/02

重松清さんは初めて読んだ。人気があるのがわかるし上手い作家なんだろうと思う。 けど、かなりリアリティがあって心苦しくなる。頼みもしない置き土産をおいて置かれたよう。悪くはないけど、しばらく敬遠しそう。 嫌われ者の猫と大家さんの話が一番よかった。

Posted byブクログ

2017/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫の目から見たら、ひとが背負う苦労はどんな風に見えるんでしょう。七匹のブランケットキャットが登場する短編集。 全話を通じてハッピーエンド的な話は出てきませんが、この先の未来に希望を抱かせる終わり方。好きなのが「身代わりのブランケットキャット」と「嫌われもののブランケットキャット」 お婆ちゃんのまるい優しさと、お爺さんの厳しい優しさ。うるっときました。

Posted byブクログ

2017/06/03

重松氏の小説にしては心理描写がイマイチ。 氏の作品は、基本傑作。時折、ハズレあり。 今回は疲れている中書いたのかも。

Posted byブクログ

2017/05/16

2017.05.16 学生の頃苦手だと思っていた重松清。 それぞれに抱える辛さがとても優しい言葉に見え隠れする。 いじめや親のエゴがテーマの「尻尾のないブランケットキャット」 介護がテーマの「身代わりのブランケットキャット」 はホロリときた。

Posted byブクログ

2017/03/08

結構軽い気持ちで読み始めたらほぼ全編で涙。 そうだった、私は重松清に弱いのであった…。 しかも猫…可愛い…。 重松さんは本当、上手だよなぁ。 夫婦、死、いじめ、介護、過去、そして家族の物語。 ‪中でも介護の話はとても救われた気持ちになった。 デリケートな問題ってたくさん...

結構軽い気持ちで読み始めたらほぼ全編で涙。 そうだった、私は重松清に弱いのであった…。 しかも猫…可愛い…。 重松さんは本当、上手だよなぁ。 夫婦、死、いじめ、介護、過去、そして家族の物語。 ‪中でも介護の話はとても救われた気持ちになった。 デリケートな問題ってたくさんあるけど、どれも結果だけを見ないでほしいなと思った。 それに行き着く過程は人それぞれなのだ。‬

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2017/01/11

二泊三日でレンタルされる猫と、猫をレンタルする人々の話 不妊の夫婦、会社の金を横領する女、いじめをする男の子、ボケたおばあちゃんのために身代わりの猫を借りる家族、ペット禁止の部屋で猫を飼おうとするフリーターと彼女、家出中の兄妹、リストラされた父親…の7つの話 旅に出た…は猫目線で...

二泊三日でレンタルされる猫と、猫をレンタルする人々の話 不妊の夫婦、会社の金を横領する女、いじめをする男の子、ボケたおばあちゃんのために身代わりの猫を借りる家族、ペット禁止の部屋で猫を飼おうとするフリーターと彼女、家出中の兄妹、リストラされた父親…の7つの話 旅に出た…は猫目線で話が進むどれも、切なくて、あたたかい…どの話も好きだけど、 私は身代わり…と嫌われ者…の二つがお気に入り

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2016/12/31

しっぽのないブランケット•キャットを読んで、そうそう、この感じが重松清だって思い出した。おじさんなのになんでこんなに学童期の男の子の気持ちが分かるんだろう。私は男性でないし、いじめも経験した事がないから想像でしかないけれど、すごくリアルに感じられる。 2016.12.30

Posted byブクログ

2016/12/14

ホッとする話だと思ったら…最初の妻の思いは心が痛い。心の溝も傷も簡単には埋まらない。 けれどこんな猫たちの様な存在がキッカケになり何かを満たしていくのかな。 こんなレンタル、私もしたい。

Posted byブクログ

2016/08/15

辛口風味。 ただただにゃんこをニャンニャンしたかっただけの私にも責任の一端はございます………。 総じて重い。 にゃんこの愛らしさをかるーく愛でるつもりで手に取ったのに、収めれている8編すべて、テーマが重い! 岩合さんの写真や映像だけじゃなく、文章でもにゃんこを愛でたーいฅ•...

辛口風味。 ただただにゃんこをニャンニャンしたかっただけの私にも責任の一端はございます………。 総じて重い。 にゃんこの愛らしさをかるーく愛でるつもりで手に取ったのに、収めれている8編すべて、テーマが重い! 岩合さんの写真や映像だけじゃなく、文章でもにゃんこを愛でたーいฅ•ω•ฅにゃー と思って手に取ったのに、中身はどっこい8組の家族が抱える暗部にフォーカスした物語がほとんどです。 そんな家族を癒し愛でられる存在として猫が描かれる…という感じでもありません。 8編が8編とも、テンションが似たりよったりなアンハッピーテイストな上に、猫の存在意義がどれも薄い。っていうか、猫じゃなくて良くない?もはや犬ポジションじゃない??ってなっちゃったのよね〜(;'ω'∩)汗 うーん、にゃんこの可愛さばっかり期待して読んだ私も悪いんだろうけど、それにしても猫の特性が生かされてない気がしてなりません。

Posted byブクログ