連続殺人鬼カエル男 の商品レビュー
あとあと尾をひく作品。 なんかふとしたときに思い出す。過去の自分を語る部分が印象的。 たまに思い出したときにその部分が、ニュースかなにかで聞いたことだっけ。と思うくらいリアル。 絶対映像化はされたくない!!小説だからこそのこのどんでん返しだと思った。
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読み進める間中痛くて、イタくて。 少年法や刑法第三十九条等で裁かれる事件は、 世論や真実か否で本当や正しい事、 間違った事が変わってしまう、扱い難い現実。 カエル男が何故そうなったのか。 人の常識や正気や狂気は曖昧で、人格や尊厳って何なのか。 人は自分の目で見て感じて考えた事で...
読み進める間中痛くて、イタくて。 少年法や刑法第三十九条等で裁かれる事件は、 世論や真実か否で本当や正しい事、 間違った事が変わってしまう、扱い難い現実。 カエル男が何故そうなったのか。 人の常識や正気や狂気は曖昧で、人格や尊厳って何なのか。 人は自分の目で見て感じて考えた事でしか、 物事を把握出来ないものなんでしょうか。 最後は自分が決着を着けるのではなく、着かされるんだろうけど、 そうなってしまってもいいよね、って思えてしまう。
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面白かった。最後の数行まで駄作だなとなめきっていたが、ラストのどんでん返しで、『面白かった』と思えた。でもあのラストのために長々しつこい話を読みたくなるかと言ったらそうでもない。 図書館借りるなどして読むなら一読は勧めるが、自分の本棚に残すほどではない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
連続猟奇殺人犯、つけられた名は「カエル男」! エグい描写が山ほどありますが、痛みや生々しさをあまり感じない文。 少なくとも私は普通に読めた。 スピーディーだし、しかけがいくつもあるのでスイスイいけます。 面白いミステリーだと言っていいでしょう! た・だ! 後半のバトルシーンがもう飽きたぜ。ってカンジになります。 危なく読み飛ばすところでした。 そして、仕組みが世界的に有名なあの小説と同じなので、 途中でピンとくるんだよねー。 まぁ「うーん」というポイントは、この程度で、 かなり楽しめる小説だと思います。
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面白かったです。途中までは想像通りだったけど、本当の犯人とその結末までは予想できなかった。 それにしても古手川刑事は不死身すぎる。警察署襲撃もちょっといきすぎててリアルではなかった。
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埼玉県飯能市内で起る、連続殺人事件。 その無差別さ、遺体の無残さに、市民は恐慌をきたす。 いつしかカエル男と呼ばれるようになった殺人犯、さてさて、その正体とは?? 痛い、痛い痛い・・・執拗に痛い攻撃で、読んでるほうが痛くて気絶しそう。 どんでん返しで、因果応報・・・おもしろかった...
埼玉県飯能市内で起る、連続殺人事件。 その無差別さ、遺体の無残さに、市民は恐慌をきたす。 いつしかカエル男と呼ばれるようになった殺人犯、さてさて、その正体とは?? 痛い、痛い痛い・・・執拗に痛い攻撃で、読んでるほうが痛くて気絶しそう。 どんでん返しで、因果応報・・・おもしろかったけど、とにかく痛かった・・・(しつこい?)
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序盤、割とグロい。 わぁこれはちょっと読むのしんどいかも、と思いきや、古手川刑事を中心に話が転がり始めてからは、グルグル状況が変わっていって、その加速度についていこうと、ついつい読み進めた感覚。 途中で犯人が分かる。 でもそこから二転し、さらに三転して、作者の狙い通り、最後の一...
序盤、割とグロい。 わぁこれはちょっと読むのしんどいかも、と思いきや、古手川刑事を中心に話が転がり始めてからは、グルグル状況が変わっていって、その加速度についていこうと、ついつい読み進めた感覚。 途中で犯人が分かる。 でもそこから二転し、さらに三転して、作者の狙い通り、最後の一行でやられてしまった。 精神障がい者への世間の目に対する古手川刑事の反感を、さらに逆手にとった形の真犯人も、うわぁそういうことか、と唸る。
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読みやすい。 おおよそこうなんだろうなーという展開が、もうひとつひっくり返る楽しさ。 ある程度は予期していたのでビックリしすぎることはなかったけど、 作者の意気込みが伝わって嬉しくなった意欲作。 でも、「災厄の季節」という原作名を、 連続殺人鬼カエル男としてしまうタイトルの付...
読みやすい。 おおよそこうなんだろうなーという展開が、もうひとつひっくり返る楽しさ。 ある程度は予期していたのでビックリしすぎることはなかったけど、 作者の意気込みが伝わって嬉しくなった意欲作。 でも、「災厄の季節」という原作名を、 連続殺人鬼カエル男としてしまうタイトルの付け方のあざとさ! あたしは音楽に、特にクラシックにはまったく興味がなく、 残念ながら他の音楽作品は読むかわからんけど、 この手の方のシリーズなら、次回も読んでみたいと思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
文章が上手い上に話の展開が速いので非常に読みやすかった。 犯人の目星は大体つけていたが、帯の文句どおりラストのどんでん返しで完全にやられた。 市民がアホすぎとかそんなに都合よく他人を操れるのかなど 突っ込みどころはあるが名作といっていい作品。
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「よくあるサイコサスペンスをそつなく書いただけーと思ったらラストは怒涛のどんでん返し攻勢・・」(あとがきより) 私もこの大森さんと同じ感想を持った。しかしほんとにラストのラストのラストでどんでん返しがくるので、それまではひたすらに惨殺死体とサイコスリラー的要素満載な(むしろそれ...
「よくあるサイコサスペンスをそつなく書いただけーと思ったらラストは怒涛のどんでん返し攻勢・・」(あとがきより) 私もこの大森さんと同じ感想を持った。しかしほんとにラストのラストのラストでどんでん返しがくるので、それまではひたすらに惨殺死体とサイコスリラー的要素満載な(むしろそれだけといってもいい)描写が延々と続いている。(あとがきにも書かれているが)この話のテーマは刑法第39条である。しかしそれにしても中盤あたりからものっそい色々詰め込んできた感が拭えない!とくに飯能市民が県警に襲撃にきた件からもう、読むのが辛くてつらくて(涙)彼らを第一線で迎え撃つ古手川の心境といったら、うまい言い回しが見つからないのだが、青臭すぎ。つまるところ私はこの小説を今まで読んできた多少殺害描写が過激なミステリーなるものと思っていたが、全く違った。なんかもう色んな意味でブッ飛びすぎてて、これはファンタジー小説なのか??と思い込みたくなるほどだった。とくに県警襲撃のシーンなんて、実際に外国で起こっていることだとは知っているが、それを日本に適用するとなると前例も少ないことだしあまりに現実感が湧かず、サイコスリラー的要素と含めて、この小説をミステリーと呼べるのか甚だ疑問だ。むしろやめてほしい。それについてはあとがきの中で作者はこの小説の位置づけを“ミステリー系”と評しているので、まあそれくらいが妥当だと思う。確かに最後の最後のどんでん返しはミステリー的だったからね!
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