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連続殺人鬼カエル男 の商品レビュー

3.7

762件のお客様レビュー

  1. 5つ

    139

  2. 4つ

    298

  3. 3つ

    223

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怖い人間は側に…

殺し方の大胆さと人の自分本意の醜さを供えた一冊でした。 自分が生きている中でも自己中心的な人が多くなってきている世の中に怖さを感じました。

のんのん

2024/06/08

ずっと読みたかった作品! ついに読むことができました。そして・・・ 期待通り!最初から最後までずっと楽しめて、内容も深く濃く、まさしく「名作」でした。 もちろん続編もいつの日か。 また楽しみが増えました!

Posted byブクログ

2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんでん返しが読みたくなって、ネットで評価の高い本書を読みました。入り組みすぎていない設定で、特に後半の怒涛の展開は一気読みしてしまいました。グロテスクでスリラーなのもよかったです。クライマックスの展開がやや単調で、トリックとしても不確実性が高すぎて、そんなうまくいくか?とかんじてしまいました。

Posted byブクログ

2024/06/07

エログロと大どんでん返しという個人的に好きな要素が詰まった傑作。 単なる犯人探しだけではなく、狂気とはなにか?正義とはなにか?問いかけられているような感覚にもなった。 後半は暴力的で絶望的なシーンもあり苦しいけど一気読み。 脱線するが、難しい熟語や言い回しも散りばめられていて賢...

エログロと大どんでん返しという個人的に好きな要素が詰まった傑作。 単なる犯人探しだけではなく、狂気とはなにか?正義とはなにか?問いかけられているような感覚にもなった。 後半は暴力的で絶望的なシーンもあり苦しいけど一気読み。 脱線するが、難しい熟語や言い回しも散りばめられていて賢くなった気もする。

Posted byブクログ

2024/06/04

グロさはあるもののミステリーとして面白かったです。どんでん返しもあるとわかっていても驚かされました。御子柴シリーズを先に読んでいたので接点も楽しめました(本編と直接の関連はありません)

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2024/05/30

いや、怖い怖い怖い。 ちょっと表現が過激すぎるところはななめ読みとさせてもらいましたが、、 展開が怖すぎる。怒涛の後半は一気読みで、久々の夜更かしをしてしまったほどです。 続編?読みます。

Posted byブクログ

2024/05/25

護られなかった者たちへを読んだ後、同じ著者だと知らずに読み始め。 ありがちなB級ホラーとは違う二転三転のどんでんがえしにミスリードの伏線で楽しめる。続編も読みたい。 護られなかった者たちへの時には福祉の問題に切り込んだが、今回は刑法39条。 「心神喪失者の行為は罰しない」そし...

護られなかった者たちへを読んだ後、同じ著者だと知らずに読み始め。 ありがちなB級ホラーとは違う二転三転のどんでんがえしにミスリードの伏線で楽しめる。続編も読みたい。 護られなかった者たちへの時には福祉の問題に切り込んだが、今回は刑法39条。 「心神喪失者の行為は罰しない」そして「心神耗弱者の行為は刑を減軽する」 深いテーマ性があり、面白いだけじゃない。 すぐに心神喪失を持ち出し責任能力を争う印象があるが、「責任能力がなくて人に危害を加えるおそれがある人の人権を守る」って、なんだかもやっとしますよね。 それでは責任能力がない人によって殺害された人の人権は誰が守ってくれるんだろう? 胎児の人権のために堕胎を許さず母親の権利を抑圧するのか、母親の権利を尊重して堕胎を認めるかのような。 いろんな立場から触れていて、奥深いと感じた。 ただ暴動シーンとか、不死身か?ってくらいにボコボコにされるシーンはやりすぎ感あったので買うほどではない。 最後の一行はお見事。

Posted byブクログ

2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんでん返しあり、大満足。 精神疾患があるとき、減刑されるということは知ってはいたが、それを刑法39条に規定されていることを知った。これが当事者にとってこれほどモヤモヤすることなのか、というのが、伝わってきて一気読みしてしまった。すごい胸糞。渡瀬さんかっこよ。 あと、作者の語彙力すごい。 フレーズ 最近はすっかり左前になって、被害者が時折仕送りをしていたらしい。 善意の道は地獄に通じるって言葉、知ってる?  本当にその人のためを思うのなら、助言はしても助力はしない。 初めて訪れた街の印象は最初に遭った人の印象に左右されることが多いと言う。 流言飛語 自縄自縛 穿った見方 どんなに過酷であっても現実をそのまま受け入れる。それが現実に打ち勝つ唯一の方法 噓ってのは他人に吐くんじゃない。大抵は自分に吐いているんだ。そうやって噓吐きは自分の首を絞めていく」

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2024/05/19

やっと読めた作品。 《連続殺人鬼 カエル男》なんて、なんだか昭和の陳腐なサスペンスドラマのタイトルにありそうな、又は正義のヒーローと戦うモブ雑魚敵の名前にありそうな、そんな名前だから甘く見てた。 超本格派サスペンスミステリーではないか。 しかも特大胸糞。中山七里、恐るべし。 ...

やっと読めた作品。 《連続殺人鬼 カエル男》なんて、なんだか昭和の陳腐なサスペンスドラマのタイトルにありそうな、又は正義のヒーローと戦うモブ雑魚敵の名前にありそうな、そんな名前だから甘く見てた。 超本格派サスペンスミステリーではないか。 しかも特大胸糞。中山七里、恐るべし。 読んでいる最中のBGMはもちろん《アシュケナージの悲愴》。作中に出てきたら聴きながら読まざるを得ない。そのおかげでまるで脳内で映像化されているように臨場感溢れる読書をすることが出来た。 《悲愴》のように2転3転する様は実に見事。 これはやはり聴きながら読んだ方がいいと思う。 音源はYouTubeにもあるのでこれから読む方は是非。 どうやらシリーズ物らしく、続きがあるようなのでまた読んでみたいと思う。

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2024/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ハサミ男を読んでいたから、かなり早い段階で犯人がわかってしまった。似たような仕掛けはつまらない。 加えて、真の犯人が取った手段があり得そうではあるけれど、まあ無理だねって感じで興醒めした。 しつこいくらいのグロテスクな表現も冗長だし、警察署における攻防なんかは現実離れし過ぎて明らかに妄想状態。 星3つもあげ過ぎか、2つにしよう。

Posted byブクログ