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連続殺人鬼カエル男 の商品レビュー

3.7

755件のお客様レビュー

  1. 5つ

    135

  2. 4つ

    296

  3. 3つ

    222

  4. 2つ

    37

  5. 1つ

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怖い人間は側に…

殺し方の大胆さと人の自分本意の醜さを供えた一冊でした。 自分が生きている中でも自己中心的な人が多くなってきている世の中に怖さを感じました。

のんのん

2024/05/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

ハサミ男を読んでいたから、かなり早い段階で犯人がわかってしまった。似たような仕掛けはつまらない。 加えて、真の犯人が取った手段があり得そうではあるけれど、まあ無理だねって感じで興醒めした。 しつこいくらいのグロテスクな表現も冗長だし、警察署における攻防なんかは現実離れし過ぎて明らかに妄想状態。 星3つもあげ過ぎか、2つにしよう。

Posted byブクログ

2024/05/07
  • ネタバレ

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法律については全く詳しくないが、法律物や警察者でよく取り上げられる刑法第39条に基づいた犯行ということかな。この法律が適応されてしまうと被害者の家族は、あーそうか、加害者の方はそうかと両方に納得できること、できないことがある、とても難しい法律なんだと思う。私ごときが考えつくような簡単な理屈で制定されたものではないんだろうな、と思った。 本の感想としては、児童への近親者からの性的虐待の描写のある話が本当に苦手で、でもそれを踏まえての事件だからなのだけど、不快に感じるほど描写が生々しかった。中山七里先生の文章力。 この小説には私のすごく苦手なものが詰め込まれていて、早く読み終わりたいと思ってしまった。 暴力シーンも長く、細かい描写があり、少し飛ばしてしまった。。。怖すぎてじっくりと頭で想像することをやめた。 犯人は一人異色の人が出てきた時点ですぐにわかってしまった。 一つ納得した文章があった。 心神喪失状態で、婦女暴行に及んだ男の事件が出てきたが、心神喪失しているのになぜ相撲部屋には押し入らないのか、弱いものを選んでいる時点でその認識と目的ははっきりしているのではないかという箇所があったが、妙に納得してしまった。 しかし犯人の側からすると、強いものにいつも虐げられ、従順な自分と、弱いものにだけ暴力的になれる自分と、同じ体に二人居て、そうしないと生きてこれなかった説明がつく。この手の心理で、次々と人を手にかける小説を読んだことがあるが、それもまた近親者からの虐待を受けていた。 恐ろしい。

Posted byブクログ

2024/05/01

なるほどなぁ。 いくつか中山七里さんの本を読んだけど これって初期作品だよね? やっぱりちょっと荒さを感じたかな。 暴力描写とか、そのシーンが長く続くと ちょっと疲れるなぁ。

Posted byブクログ

2024/04/30

こういうタイプの作品にも音楽要素入れるのはさすがドビュッシーの人だなあ。 ナツオの性別が分からずナツオ→勝男かと思ったらまさかの全然違う名前に変わっていた。 続きも読みたい。

Posted byブクログ

2024/04/30
  • ネタバレ

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面白かったけど どんでん返しが大きなもの1つなら未だしも、二転三転あって、「作られたもの」感が凄かった。 いや作られたものだけど、なんというかチープさが増してしまったんじゃないかと、、。

Posted byブクログ

2024/04/16

グロい作品は苦手だけど、その部分は深くおわずに読めた作品でした。 繋がりそうで、繋がらない、、! 伏線を回収するのがたのしいです。 どんな猟奇的な殺人も、その人なりの正義や解釈があるのだと思いました。

Posted byブクログ

2024/04/14
  • ネタバレ

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犯人だと予想していた人物の正体が分かってからのどんでん返しがいくつもあって楽しめた 御前崎先生が最初犯人の幼児性に言及していたのも伏線だったんだな〜 続きが読みたい

Posted byブクログ

2024/04/11

異常な犯行に、裏付けとなる過去の描写。 伏線が回収され気持ちよさを感じていると、考えの外から飛び込んでくる結末。 痛みがこちらにも伝わるかのような緊迫した場面が続き、早く結末を迎えたいと思いつつ残りのページにはどんな展開が待っているのか期待を膨らます。 すごい作品です。

Posted byブクログ

2024/04/08
  • ネタバレ

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信頼してる人が犯人だというのは、たくさんのミステリーを読んでいるとわかる話。 そう予想しながら読んでたので、どんでん返し感はなかった。 ただ、この人が犯人であるならせめて犯人にならざる得なかった動機とか、悪いことなんだが納得できる何かが欲しいとか、期待しながら読んでたが、その辺ほうまく理由付けされていてよかった。

Posted byブクログ