日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 の商品レビュー
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最近知名度が高いと思われる、ECスタジオという会社の実践している効率化テクなどを紹介した本。 Googleサービス、Skype、Twitter、PS3のチャット機能などを活かし、使い方をルール化(緊急~雑談でコミュニケーションツールを使い分ける、二度やることはビデオに撮っておくなど)することをあげている。 IT活用を苦手とする中小企業向けに書かれており、上記サービスを目新しいと感じない私のような人間には感銘とまではいかない。 おそらくツールより、これを柔軟に導入できるトップであること、ルール化や徹底を継続できること、その根底として「社員第一主義」を掲げていることが羨望を呼ぶのだと思う。そのあたりに一読の価値がある。 が、しかし私個人としては一方で入社したいとは決して思わなかった。すごいとは思うし、羨ましい点もあるのだが、「染まりたくない!」と思わせる強烈な企業カラーがにじみ出てしまっていることだ。この辺は好みの問題だと思うが。 しかし明確なカラーのない企業が多いなか、やはりそれはたいしたことだろう。
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■そうだなあと思ったポイント: 株式公開しない 他人資本は入れない 経営理念に沿わないビジネスはしない 売上目標に固執しない 会社規模を追求しない ■参考になったポイント ランチトーク制度 応募までにフィルターされる仕組みを作る ウェブサイト改善、検索エンジン広告への投資な...
■そうだなあと思ったポイント: 株式公開しない 他人資本は入れない 経営理念に沿わないビジネスはしない 売上目標に固執しない 会社規模を追求しない ■参考になったポイント ランチトーク制度 応募までにフィルターされる仕組みを作る ウェブサイト改善、検索エンジン広告への投資など、少なくとも営業マン1人分の給料以上のコストは投資 アプリケーションのショートカットのマニュアル化と全社への落とし込み
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本書でも書かれているが、目に付く制度や福利厚生自体ではなく、それがどうして出てきたのかを理解することが重要なのだと思った。 それは、この会社のDNAとも呼ぶべき文化なのだと。 ITを使った効率化についても、中小企業ならではのトップダウンによるスピード感は関心した。 また、動画を...
本書でも書かれているが、目に付く制度や福利厚生自体ではなく、それがどうして出てきたのかを理解することが重要なのだと思った。 それは、この会社のDNAとも呼ぶべき文化なのだと。 ITを使った効率化についても、中小企業ならではのトップダウンによるスピード感は関心した。 また、動画を使った効率化は、一般にはなかなかできていないのではないだろうか。 理にかなっていて、参考にしたいとは思った。(会社の都合でなかなかできそうもないが)
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絵本かと思うほど文字が大きく、スペースが多い。もっとコンパクトにして紙と価格をセーブしてほしい。ただ、内容は学ぶところがあった。会社が傾いた時もこの信念を貫き、リカバリー出来たら本物だと思う。
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ECstudio は、先日聞いたドラッカーの言葉、「集中」を徹底してやっているようだ。「やらないことを決める」ことの効力は絶大らしい。
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1章まで頑張って読んだけど挫折。もうちょっと進めば為になる本になったのかしら? それとも私が一雇われ人であって経営者ではないから向かない本なのか。 「所詮うちの会社というか業種では無理だし、そりゃ良かったね、それでやっていけるからイイよね~っ」と後ろむきな気持ちで読み始めたのが悪かったかな。学べるところは学びたいけれど自慢話は聞いてて辛い。 レビューは気が向いたら…。
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タイトルに惹かれて購入。 ビジネス書に分類されると思うが、読みやすい文章で一気に読み終えることができた。 各種ツールの扱い方については、社内運営だけでなくプライベートにも活用できそうなので色々調べてみたい。
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良かったです。とても参考になりました。 自分の会社でも、この会社の良いところをたくさん紹介してしまいました。 社員満足度の高い理由もわかります。
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いい意味で自分が思っていた内容と違っていて面白かった。前半が会社の働き方と環境。後半がフリーのITツールを駆使した生産性とコストの改善。意外にも後半の方が興味深かった。ただ、一つ一つの段落に対して内容が薄い気がした。もう少しボリュームと詳しい内容を載せてほしかったのでそこが残念。...
いい意味で自分が思っていた内容と違っていて面白かった。前半が会社の働き方と環境。後半がフリーのITツールを駆使した生産性とコストの改善。意外にも後半の方が興味深かった。ただ、一つ一つの段落に対して内容が薄い気がした。もう少しボリュームと詳しい内容を載せてほしかったのでそこが残念。ただ、この会社の働き方と社長の考え方は素敵だと思う。
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本日ご紹介する本は 日本でいちばん社員満足度が高い会社 がどのような取り組みをしているか が詳しく紹介されている本です。 ”日本でいちばん社員満足度が高い”というのは 社員のモチベーションにフォーカスした コンサルティング会社「リンク&モチベーション」 の組織診断で、2年連...
本日ご紹介する本は 日本でいちばん社員満足度が高い会社 がどのような取り組みをしているか が詳しく紹介されている本です。 ”日本でいちばん社員満足度が高い”というのは 社員のモチベーションにフォーカスした コンサルティング会社「リンク&モチベーション」 の組織診断で、2年連続日本一に認定された。 ということです。 会社は、 社名:株式会社 EC studio 本社:大阪府吹田市 設立:2004年11月 資本金:1,414万円 スタッフ数:33名 事業:中小企業向けITサービス 規模的には我々と同じような規模ですね。 この会社では 会社に電話がない! 顧客に会わない! 10連休が年4回! 全社員にアイフォンを支給! などなど ほんとうか? というような内容です。 しかしながら、 会社の制度がどうこうというよりも、 「全社員が」自らの社員満足のために日々努力をしている と言うことが重要だと思いました。 その根底には、 「社員満足を第一にすることが、顧客満足につながる」 として、「社員満足第一」を会社として掲げてられています。 ところが、社員満足が高い状態、 勤務時間が短く、給料が高い状態を作り出すためには、 高い生産性を実現しなければなりません。 そのため、 この会社は1人当たりの年間粗利4000万円が目標です。 このことは 「1人で他社の4人分の仕事を、 残業せずに、有給休暇100%消化して実現する」 ことを意味します。 考えただけですごいことですね。 しかし、これを目標にして、ITの活用を中心に、 継続的に日々カイゼンに取り組んでおられます。 そして、会社の方針として、「ノウハウは出せるだけ出す」 なぜなら、「情報は与えれば与えるほど、新しい情報が入ってくる」 からです。 そこで、本書でもかなり具体的な取り組みについての説明があります。 我々が参考にできる部分も多くあります。 私がやってみたいと思うことは まず、この会社に行ってみることです。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 社員満足を第一にすることが、顧客満足にもつながる 「しないこと」を決める 勤務時間が短く、給料が高い状態を作り出すためには、高い生産性を実現しなければならない 社員と会社のビジョンを一致させる 全社員が経営的視点で物事を判断できるよになることが重要 生まれた制度は結果であって、重要なのは制度を導入するプロセス 「ノウハウは出せるだけ出す」=情報は与えれば与えるほど、新しい情報が入ってくる IT=時間製造ツール → 自社でシステムエンジニアを抱えて内製化するべき 1人当たり粗利4000万円/年が目標=1人で他社の4人分の仕事を残業せずに、有給休暇100%消化して実現する 社員が満足する環境を、社員全員で作ろうと努力している ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ はじめに 第1章 「社員第一主義」の非常識な働き方 第2章 社員の満足度がアップする非常識な制度 第3章 小さな会社が成功するための非常識な戦略 第4章 小さな会社の利益を増やす3つのIT戦略 第5章 モチベーションと利益が劇的に高まるITツール活用法 おわりに ECスタジオ社員の本音アンケート ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/ecd6c00eb6386f20.png
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