ゴールデンスランバー の商品レビュー

伊坂幸太郎【著】

2024/09/13

事件から20年後、関係者がほとんどいなくなってしまうのは、何かあるのだろうか。
主人公が生きていて良かった。

2024/09/10

『煮えきらない』というのが正直な感想
ただ最後の解説で伊坂さんは伏線を全て回収するわけではなく少し話を脱臼させると言っていたからそういう作風なのだと納得
でもやっぱり今の自分のドンピシャの好みではなかった
もっと歳取ってから再読するとまた違うのかな

2024/09/06

大きな陰謀、抗うことさえ難しい巨悪、でも人の思いの繋がりや、ラストのささやかな人間の以心伝心はとても素敵だった

2024/09/04

いったんバラバラになった青柳とその友人が、事件をきっかけに直接的間接的関係なく再度繋がっていく様と、ゴールデン・スランバーの歌詞が重なる様がとても気持ちが良かった。

ハラハラしすぎて胃がキリキリした。

2024/09/04

伏線回収されないままの終わり方はあまり好きではない。せっかく過去と現在を行き来したり、複数の登場人物からの目線で話を展開するならば、それを生かした終わり方に繋げてほしかった。
青柳が逃げている時に、特に違和感のある登場人物が何人も出てきたにも関わらずその理由も説明されないままだった。

2024/09/05

疾走感やばすぎて手が止まらなかった、
首相暗殺の犯人に仕立て上げられるただの青年

たくさんの伏線も綺麗に回収してくれて本当に面白い作品だった。
時系列が入れ替わる小説だったけど繋がった時は鳥肌。

作中のゴールデンスランバーを聴きながら読んでた

2024/08/30

陰謀に巻き込まれても主人公が最後までまっすぐで応援したくなる

解説に出てきた「いちいち描写をしなければ、言葉がなくなってしまう」という伊坂幸太郎の思いが面白い。まさにそれこそがまどろっこしくて伊坂幸太郎の本が苦手な理由だったけど、それだからこそ物語に奥行きが生まれるのだと実感した

2024/08/27

初伊坂作品。ブックオフで「本屋大賞、山本周五郎賞受賞作」の帯を見て購入。

突如追われることになった主人公•青柳。様々な場面展開、関わる登場人物を切り替えながら、彼の焦燥感、怒り、もどかしさなどが伝わり、エンタメ作として伏線の回収も上手く、なるほど本屋大賞なわけだなと納得。が、読み途中でwikiをうっかり見てしまい、ラストを知りながら読むことになり後悔。読書中の作品は検索しちゃダメですね…。

感心したのは描写のずらし方。たとえば、青柳はエンジンのかからない車に絶望したあと再度そこに戻るのだが、「とんびの旋回」（文庫版475p）でその心情の変化を伝えている。

殺し屋シリーズが面白いそうなので読んでみたいと思う。

2024/09/23

2008本屋大賞受賞作。さすが。文句なしに面白かったです。主人公が、殺人犯に仕立て上げられて、仙台中を逃げ回るミステリー。手に汗握るアクションです。

2024/08/24

2008年本屋大賞受賞作品。昔の暗殺事件を彷彿とさせるような面白いストーリー。話の終わり方がなんだか後味悪いけど…。