ゴールデンスランバー の商品レビュー
すばらしい
伊坂さんの力に頭が下がります。 痴漢は死ね。(笑)
ポンチ
おもしろい
映画化もされている井坂さんの代表作のひとつ。映画とはまた一味違った文体のスピード感と文章力の凄さが伝わる作品です。
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第一部、第二部、第三部を経て第四部への逃亡劇が繰り広げられる。 戦略性を楽しむというより、主人公と登場人物達とのヒューマンドラマを主体としたのが本書であろう。 主人公と友人の回想シーンの会話では思わずクスッとした。 国家絡みの陰謀との対峙というテーマが非常に面白い。 展開も大きく...
第一部、第二部、第三部を経て第四部への逃亡劇が繰り広げられる。 戦略性を楽しむというより、主人公と登場人物達とのヒューマンドラマを主体としたのが本書であろう。 主人公と友人の回想シーンの会話では思わずクスッとした。 国家絡みの陰謀との対峙というテーマが非常に面白い。 展開も大きく変化し、多彩な登場人物、逃亡劇という動きのあるストーリーが魅力である。 物語全体の謎に対する答えは回収されないのが、それを期待して読んでいた為少し残念ではあった。(それも解説にて)
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この小説のキーワードは「信頼」だなと思いました。主人公の身近の人が主人公を首相殺しとは疑わずに、密かに支えてあげていたのは主人公のことを「信頼」していたからなんだろうな...最初にチラッと撒かれていた細かい伏線が回収されたりして胸が熱くなりました。あと、父親のシーンは本当に泣きそうになりました。ラストも結局、黒幕はどんな組織なのか明かされず、別の人物として新しい人生を歩むろいう逃げ切り方がリアルでいいなと思いました。
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一歩間違えたら読みづらくなりそうな章立てを巧妙に成立させていて、予見できない逃走劇にぐいぐい引き込まれた。理不尽な陰謀に嫌悪感を抱きながらも、魅力的で愛すべき人物が多いことにほっとする。ラストには感極まってしまった。(4作品目にして確信、伊坂さんの伏線回収すき。)
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本を読み始めて半年ほど、30冊目くらいでこの本に出会いました。本当に面白かったです。 文庫本で600ページほどありましたが、1ページも無駄なページはなく、全ての伏線が回収されていました。 恥ずかしながら、古本で買ってしまったので、作家先生に還元したく本屋で買い直しました。
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Once there was a way to get back homeward. ゴールデンスランバー、天才です。。 巨大な陰謀に立ち向かう青柳さんの勇姿。 「人間にとって、最大の武器はなんだか分かる?」 「習慣と信頼だ」「思い切りだよ」 首相殺害という最悪な濡れ衣を着せ...
Once there was a way to get back homeward. ゴールデンスランバー、天才です。。 巨大な陰謀に立ち向かう青柳さんの勇姿。 「人間にとって、最大の武器はなんだか分かる?」 「習慣と信頼だ」「思い切りだよ」 首相殺害という最悪な濡れ衣を着せられた主人公。 頼る存在のはずの警察には命を狙われ、私ならすぐさま白旗をあげたい状況。 それなのに足掻き続ける姿に勇気づけられた。
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伏線に次ぐ伏線、怒涛の回収、理不尽と爽快感。 ちょっとメチャクチャな所もあったけど、面白いの何の。 一字一句無駄じゃない、最後は納得の結末、最高っした。これは人に自信を持って勧められる。
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壮大だった。 現実離れしているけど、内容はどこか現代に似ているというか、根拠のない噂が一人歩きしたり、決めつけられたり。濡れ衣を着せられるって大きいものはないにしても、小さいことならたくさんありそう。 なんか色々考えさせられる話だった。色々知りたいことが山ほどあるからこれから考察...
壮大だった。 現実離れしているけど、内容はどこか現代に似ているというか、根拠のない噂が一人歩きしたり、決めつけられたり。濡れ衣を着せられるって大きいものはないにしても、小さいことならたくさんありそう。 なんか色々考えさせられる話だった。色々知りたいことが山ほどあるからこれから考察したいと思う。 そして、私は結末好きだった。気になることや考えさせられることはたくさんあるけど。
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別の伊坂幸太郎作品を読み、勝手に苦手意識を抱いていたけれど、これは面白くて先が気になって一気読みしてしまった。 ハッピーエンドじゃないしすっきり解決したわけじゃないけど、リアルさがあって良かったです。
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