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ゴールデンスランバー の商品レビュー

4.2

1597件のお客様レビュー

  1. 5つ

    609

  2. 4つ

    586

  3. 3つ

    229

  4. 2つ

    53

  5. 1つ

    11

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2021/06/01

長いけど面白かった。時系列がバラバラで混乱したけど疑心暗鬼になりながらも途中から敵がはっきりしてきて、どう逃げ切るんだろうと楽しく読めた。

Posted byブクログ

2021/05/31

面白い。王道の伊坂作品な気がする。謎解きのドキドキ感よりも文体からなす雰囲気がよい。娯楽小説のたぐいだろう。

Posted byブクログ

2021/05/30

本屋大賞?? しかも伊坂幸太郎。これは読むしかないでしょう ってことで。 やっぱ激アツですやん!! でもホンマに、大衆っていうモンは、 マスコミ報道と世間のイメージと情報操作で こんなにカンタンに操られてしまうんかぃな。単純というか、所詮は他人事やからなぁ。まぁ、テレビの力...

本屋大賞?? しかも伊坂幸太郎。これは読むしかないでしょう ってことで。 やっぱ激アツですやん!! でもホンマに、大衆っていうモンは、 マスコミ報道と世間のイメージと情報操作で こんなにカンタンに操られてしまうんかぃな。単純というか、所詮は他人事やからなぁ。まぁ、テレビの力を使って ある事ない事をバラまくのがマスコミの仕事やし、それが商売やけど。 権力者や人望がある人が言うこと全てが正しぃわけじゃナイし、多数決で多い方が正義ってわけじゃナイわな。 やっぱ伊坂氏の文章はおもろい。緊張感があるシリアスな場面の重大な会話の中に、切れ味バツグンのボケとツッコミがあったり。 過去と現在を行ったり来たりしながら、物語の「点」をバラまいて短い「線」にして、それら全部を一本に繋げてしまうのがスゴイゎ!! 逃げてる主人公の疾走感が文章で伝わってくるし。 とにかく、いちいち描写が細かいから、読み終わったときに、映画1本観たよーな気分になった。 首相暗殺の背景、規模がデカすぎる。ありえへんくらいに非現実的やけど、こんな恐ろしぃストーリーを思いつくなんて、どーかしてるゎ笑。 頭ん中、どないなっとんねん。 話の中で「人間の最大の武器は習慣と信頼だ」ってあるけど、たしかに青柳君はそれを最大限活用して最後まで立ち向かったし、勇気と知恵があった。最後の大勝負もかけた。 「でも、生きてやる。」って覚悟を決めたのが男前やなと思った。 青柳屋の花火と、川の向こう岸で待ってた人物に、鳥肌立った!! 青ヤギさんからお手紙着いた♪のシーンもナイス。 てか三浦、最低最悪の殺人鬼なクセに、超カッコイイし。 結局、首相殺しの真意と、樋口が青柳をフッた理由と、稲井さんの正体が最後まで謎や。 青柳と樋口の、恋愛感情とはまた違う、男女の信頼関係が素晴らしかった。本のカバー外したら、ちゃんと2人がいてるしな。 最後にスタンプ押してもらって良かったやん♪ 2008年08月24日

Posted byブクログ

2021/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろかったー!ちょいちょい入る回想シーンの会話が、馬鹿馬鹿しくて愉快ですごく楽しい。そうしてちりばめられた伏線がどんどん回収されていくのも爽快。設定がそもそも無実の罪なので、爽快、といえる結末ではなかったけど、「痴漢は死ね」とか「たいへんよくできました」とかあのへんはホッとする。それにしても、無実の罪ってやだなー!超いや!

Posted byブクログ

2021/05/23

見えない巨大な敵に首相殺しの犯人に仕立てられた青柳雅治。 そこに現れる数々の協力者の力を借り、警察の捜査の手から必死に逃げる。 『たいへんよくできました』

Posted byブクログ

2021/05/22

かなり前に読んで、今回でおそらく3回目?かな? やっぱり、伊坂幸太郎は コレだな〜と思う。 散りばめられた伏線の回収が、ホントに 気持ち良い。 こんな事あったらコワイし まあ、ないだろ、と思いつつ、 自分の知らない、抗えない、大きな力って あるんだろうなと思う。 昨今のコロ...

かなり前に読んで、今回でおそらく3回目?かな? やっぱり、伊坂幸太郎は コレだな〜と思う。 散りばめられた伏線の回収が、ホントに 気持ち良い。 こんな事あったらコワイし まあ、ないだろ、と思いつつ、 自分の知らない、抗えない、大きな力って あるんだろうなと思う。 昨今のコロナ禍で、それでも、強行にオリンピックに突き進んでいる情勢を見ると そんなんも、利権とやらを含むとてつもない大きなモノが、絡んでいるんだろうなと。 そんなのに、個人が巻き込まれたらたまらん。 青柳は逃げ切れたけど でも、失ったもの多すぎで、 勝手に奪われすぎてる。 でも、彼の人望が、ギリギリ命を奪われず 生き延びられた要因だと思うと 当たり前だけど、人望って大事ね。 結末を知ってから、読み返すと 事件から20年、なんかはいろいろ繋がって わかることが多くて、うむうむ!って感じ。 なんと言っても、ラストが オシャレで好き!

Posted byブクログ

2021/05/21

分量が多いと思って、ちょっと読むのが億劫になっていましたが、最初の目次の構成、読み進むうちにいろいろ納得しました。気づけば続きを読むのが楽しみでとてもいい作品でした。おすすめです。

Posted byブクログ

2021/05/19

ゴールデンスランバーすげえあついな! 作中の粋な表現、伏線回収はもちろんだけど 人物の言葉がぶっ刺さりました! おれもロックに生きるぜ!

Posted byブクログ

2021/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結末は予想していなかったので驚いた。けれどハッキリと黒幕や事件の真相が明かされるかと思っていたので、それが残念だった。 ハッキリとは明かさず、読者の想像に委ねるところを楽しむ作品。 とはいえ、文章は所々面白かったし、第五部の粋な感じは大好きです。

Posted byブクログ

2021/05/08

1番すきだったところ 「小学生の時の冬休み、書き初めの宿題が出たんだよ。何でもいいから、好きなことを書いて提出しろって」父親の隣で青柳雅春は眉をしかめて、言った。「『初日の出』とかさ、みんなはそういうのばっかり書いてんのに、俺だけが、『痴漢は死ね』って書かされたんだぜ、親父に...

1番すきだったところ 「小学生の時の冬休み、書き初めの宿題が出たんだよ。何でもいいから、好きなことを書いて提出しろって」父親の隣で青柳雅春は眉をしかめて、言った。「『初日の出』とかさ、みんなはそういうのばっかり書いてんのに、俺だけが、『痴漢は死ね』って書かされたんだぜ、親父に言われて」

Posted byブクログ