ゴールデンスランバー の商品レビュー
スリル満点。特に逃亡劇を描いたシーンはハラハラドキドキで、ページをめくる手が止まらなかった。 「黒幕は結局誰?」という消化不良感も無きにしも非ずだが、色々な伏線が見事に回収されていた点にはスッキリ。読後に第三部を読み返してみるのも面白いかも。 本作が初・伊坂作品。他の作品も読...
スリル満点。特に逃亡劇を描いたシーンはハラハラドキドキで、ページをめくる手が止まらなかった。 「黒幕は結局誰?」という消化不良感も無きにしも非ずだが、色々な伏線が見事に回収されていた点にはスッキリ。読後に第三部を読み返してみるのも面白いかも。 本作が初・伊坂作品。他の作品も読んでみたくなった。
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面白い。超面白い。ループして面白い。 図書館から借りてきて読んだけど、紙の本でよかった。買おうかしら。映画も観よう。大変今更ながらに気づいた面白さが広がってました。駆け抜けた。
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あらすじ 俺は犯人じゃない! 巨大な陰謀に追い詰められた男。スリル炸裂超弩級エンタテインメント。山本周五郎賞、本屋大賞ダブル受賞。 衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない──。首相暗殺の濡れ衣をきせられ...
あらすじ 俺は犯人じゃない! 巨大な陰謀に追い詰められた男。スリル炸裂超弩級エンタテインメント。山本周五郎賞、本屋大賞ダブル受賞。 衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない──。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。 感想
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人気作と言われるだけあって、すごく面白かった。 かなりのページ数があるのにあっという間に読み終わった。登場人物の行動が事細かに書かれているため、物語に入り込みやすく、逃走している時の臨場感がひしひしと伝わってきた。 事件から3ヶ月後でキルオが部屋を借りていた親子が出てきたのがここ...
人気作と言われるだけあって、すごく面白かった。 かなりのページ数があるのにあっという間に読み終わった。登場人物の行動が事細かに書かれているため、物語に入り込みやすく、逃走している時の臨場感がひしひしと伝わってきた。 事件から3ヶ月後でキルオが部屋を借りていた親子が出てきたのがここで出すのか、と思い面白かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ただただ面白かった。 読後、第3部を読み返すと、この作品の巧妙さがよく分かる。登場人物の末路や黒幕との関係性などが記されていて、序盤で一度答えを出してから、第4部以降で事件の真相に迫っていくという構成。 普通に考えたらこの章は1番最後に持ってくるべきなのに、ここで種明かしをする事で、この大きな敵に本当に太刀打ちできるのか?と、物語のラストまでスリリングな空気感を与えているのだと思う。 で、何よりも、この第3部の大きな意味が、この第3部の記事を執筆しているのがノンフィクションライターとなった青柳だったと読後に分かる事。(カンがいい人なら、この時点で分かるのかもしれないが…) 20年経ってもなお事件の真相を追い続けているという青柳の姿が浮かび、切なく、嬉しくなった。 そしてこの記事の中で「森の中の墓前で手を合わせて来た」という、青柳自身にしか分からないメッセージが語られているのもステキだった。
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こちらの作品のブクログ登録日は、2015年4月7日ですが、レビューを書いていなかったので、本日(2021年8月5日)書いておきます。 著者、伊坂幸太郎さん。 どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう、1971年5月...
こちらの作品のブクログ登録日は、2015年4月7日ですが、レビューを書いていなかったので、本日(2021年8月5日)書いておきます。 著者、伊坂幸太郎さん。 どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう、1971年5月25日 -)は、日本の小説家。 千葉県松戸市出身。東北大学法学部卒業。この時期の東北大学には、薬学研究科に瀬名秀明、文学研究科に佐藤賢一、理学部に松崎有理と円城塔など、現在小説家として活躍している人物が在学していた。大学卒業後、システムエンジニアとして働くかたわら文学賞に応募、2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。数年後に作家専業となった。宮城県仙台市在住。 作品、『ゴールデンスランバー 』の内容は、次のとおり。(コピペです) 衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない-。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。
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最後の畳み掛けで胸が熱くなった。 最初は人物や状況を理解するのに時間がかかり、なかなか読み進められなかったけど、そのあと一気に読み終えた。ドキドキハラハラ。
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めちゃめちゃよかった!! 最初なかなかスイッチが入らなかったけど、読み進めるにつれてページをめくる手が止まらなくなっていった。 早く続きが読みたくて読みたくて。 首相暗殺犯に仕立て上げられる主人公。 その逃亡劇はものすごくリアルで鮮明に書かれていて 、情景、登場人物の表情までも...
めちゃめちゃよかった!! 最初なかなかスイッチが入らなかったけど、読み進めるにつれてページをめくる手が止まらなくなっていった。 早く続きが読みたくて読みたくて。 首相暗殺犯に仕立て上げられる主人公。 その逃亡劇はものすごくリアルで鮮明に書かれていて 、情景、登場人物の表情までもが、文章から頭に浮かんでいくようだった。 ※途中で映画化されていたことを知って、キャストを見たらもうそのキャストの顔が頭から離れず!映画も、絶対観てみたい!! 車で、メモの切れはしのくだり、すごくよかった。 思い出しただけで胸がきゅっとなる。 思いもよらない衝撃の展開。 伏線回収の素晴らしさ。 ラストは、涙が止まらなかった。 この本に出会えてよかった…!! 今まで伊坂幸太郎はグラスホッパーが一番好きだったけど、これも大好き!!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学生時代、苦手意識を抱いていた伊坂幸太郎さん。これも一回読もうとしてリタイアした記憶、大人になって再読チャレンジして、結構読めました。学生時代時代は固くて難しい〜と思っていました。基本速読できる本が好きなので、やっぱり久しぶりに読んでも固かった笑。でも昔より楽しく読めた、ハラハラドキドキだしキャラがいい!キルオ、個人的に勝手にイケメンカリスマかわいい系で想像してたから実写濱田岳で笑った、それはそれでよい。晴子が車のメモに だと思った ってボールペンで書き足してそれに気づくシーンが狂おしく好き。青柳が顔を変えた後の最後のエピローグ?今まで協力してくれた人がどうなったか描かれているところも伏線回収がしっかりされていて、結構登場人物多いんだけど、あーこの人とこういうエピソードあったよねって思い出せて面白い。やっぱりたいへんよくできましたハンコがすき。ていうか晴子の娘がいいよね、天才。 結局犯人は、どんな組織だったのか詳しい詳細は語られないんだけど、そこがまた国家レベルの陰謀論とか、自分たちに都合の良い情報しか流さないマスコミの怖さとか、余計際立つし腹立たしいわ〜。 勉強になる今作。
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読書にハマるきっかけになったすごく思い入れのある作品。すこく分厚いのに疾走感がありページをめくる手が止まらなかった!まだ読んでいない人にはぜひおすすめしたい!
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