ゴールデンスランバー の商品レビュー
ベタですが「控えめに言って最高」。 これ映画みたら心に残るグッとシーンけっこうありますね。 人間の最大の武器は? と訊かれたらなんて答えますか? 「習慣と信頼」…とはなかなか答えられないはず。でも今はそう思えるから伊坂先生さすがです。
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おもしろいあらすじだな~と思ったのと どうやって逃げるんだろう? の二つを思って手にとった。 張り巡らされた伏線が するすると回収されていく快感と 出てくる何んとなしの登場人物が 実はきちんとカギを握っていたり 主人公に協力をして難を逃れるという シーンは胸が熱くなる。 今見ているメディアだったりSNSだったり これが実は印象操作だったら? 実際に現代はそういう物が溢れてきている気がする 犯人が最後の最後まで姿を現さないので え、こいつ?もしかしてこいつ? え、こいつだったら話が合わない・・・ とずっと考えながら読んでいた笑 最後の終わり方は爽やかでよかったなあ
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伊坂幸太郎だなぁと思える作品。最初はつまんないなと思いながら読んでいたが、事件になってからは青柳がどうなるのかと続きを早く読みたいという気持ちになり一気読みした。途中からは青柳逃げ切ってくれという思いになり、連続殺人事件の犯人キルオですら死んでしまった時えー!と思ってしまったぐら...
伊坂幸太郎だなぁと思える作品。最初はつまんないなと思いながら読んでいたが、事件になってからは青柳がどうなるのかと続きを早く読みたいという気持ちになり一気読みした。途中からは青柳逃げ切ってくれという思いになり、連続殺人事件の犯人キルオですら死んでしまった時えー!と思ってしまったぐらいだ。これを読んでしまうと警察は悪だと思ってしまう。これはフィクションであり、絶対に有り得ないことだ。しかし、メディアに関してはこの作品が書かれた13年後の今でも言えることだ。メディアは全てを映さない。都合が悪い事柄を国民には見せない。メディアは話題性があるものに食いつき、一斉に報道する。それは正しいのか。 以下ネタバレ 青柳が逃げ切れたことは良かったが、真犯人は断言されず、青柳が整形して平穏に生きていくということがハッピーエンドともバッドエンドとも言えず星は一つ減らしたが、二日間の逃亡劇は面白かった。
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まるで映画を見ているかのようなスリリングな展開 のめりこんで読んでしまう 実際に堺雅人主演で実写映画化もされたが、それも面白かった 非常に脚本力が高く、情景が浮かんでくる作品
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面白い...1日で読んでしまった この手の本を最近読んだので序盤は少し退屈だったけど、終盤はもう止まらなかった.青柳の味方をしてくれる人が多すぎて心温まるにはなったけど、終わりはかなり無惨だった気がする.何も救われてなくない?(どう転んでもハッピーにはならないのはそれはそう)キルオもあっけなく死んでもう出てこなかったし割と胸糞になった..(キャラが好きだったので) 無理やり犯人を確定させたり世間的な青柳の無実を示したりしなかったのは良かったとは思った (他の作品あまり読んでないから一概には言えないけど、伊坂さんは必ず正義は報われ、悪は報われないという方向にストーリー(勧善懲悪)持っていくタイプの人なの??と思った.色々な作品読んでみたい)
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急に再読したくなって。 伊坂幸太郎はこの時期の作品がドンピシャに面白い。なかでもこの作品が一番好き。 無実の罪を着せられた男が、ひたすら逃げる話。 伏線を回収しまくるラストは圧巻。
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再読。 読んだことあるが、本棚に記録されてないのでかなり前に読んだんだろうな。 断片的に覚えていて、どうしようもないんだけど、印象に残るストーリーだ。 何もしてないのに犯人にされ執拗に追い回される恐怖。 なんでこんな目に遭わなきゃならないんだ! そんな中でも信じてくれる人たちがいるのは、心の支えになるね。 こんな不条理なことは現実にあってはならないけど、あるんだろうね…ひどすぎるよ。
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13年前の作品とは思えず。 604ページ! 所々、休憩入れながら主人公と一緒に駆け巡り久々に長大作読みました。 どう考えても犯人に見えないような主人公が、命辛々に逃亡します。その都度、あらゆる人々から助けられながら話は進めていきます。犯行時前の物的証拠として、犯行時に使われたと...
13年前の作品とは思えず。 604ページ! 所々、休憩入れながら主人公と一緒に駆け巡り久々に長大作読みました。 どう考えても犯人に見えないような主人公が、命辛々に逃亡します。その都度、あらゆる人々から助けられながら話は進めていきます。犯行時前の物的証拠として、犯行時に使われたとすると凶器を購入する主人公。身に覚えのない画像が何度もテレビで放送されますが、今の世の中なら、簡単に映像を編集出来ますものね。13年前の小説なのか、すり替え方法には驚きました。テレビに出演中のコメンテーターも頭から犯人と決めつけてイラっとしました。私自身、実際にワイドショーはそういう批判コメントを見ていてストレス感じますが、本当に、放送する側と視聴者コメント恐ろしいと思わせる場面数々小説内に出てきました。そこは今現在と変わらないところ。 後半あたりまで読むと光が見え初め他のか一気にゴールへと読み切りました!最後は、主人公がどう生きるべきか悩んだのではないでしょうか。それくらい衝撃的な最後でした。 読み終えて、ビートルズの曲がどんなものか聞いてみました。エンドロールにピッタリですね。
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長いな、、って途中思ったりもしたけど、スリルのある作品で後半はどんどんページを捲っていた。 それぞれの登場人物の描写も丁寧で、それぞれのストーリーに惹き込まれた。 伏線回収もさすがだなと。伊坂作品の面白さがわかった気がする。 信頼と習慣っていうのもいいな。
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伊坂作品で一番好き。ハラハラするけど、どこか爽快な逃走劇。読後、大学時代の友人に会いたくなりました。ただし、あいつらはこの物語のように、逃走の手助けしてくれないだろうなあ。
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