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ゴールデンスランバー の商品レビュー

4.2

1597件のお客様レビュー

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    609

  2. 4つ

    586

  3. 3つ

    229

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2011/03/31

冤罪、とは、悲しくいらだたしいものだ。 何も悪いことしていないのに仕立て上げられるほど悲しいことはない… どきどき、はらはらしながら読んだ。 こんなに先のきになる本はなかった。一気に読んだ。 とってもオススメ。

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2011/03/31

伊坂幸太郎さんの作品を読むのは「重力ピエロ」「オーデュボンの祈り」に続いて3つめでしたが、これがイチバン面白い!

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2011/03/30

信じてもらえるということはとても嬉しくて感動することですね。 涙が出た。 「またおまえか。また俺か。」には思わずふき出しました。

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2011/04/30

 ストーリー全体の疾走感もgood!! 青柳君の戦う姿勢、取り巻くみんなの心、とても良いです。ラストの両親に送った「痴漢は死ね」のメッセージ、晴子とのエレベータでの再会、手に押してもらった「大変良くできました」のハンコ・・・ 感動(泣)。  この場を借りて、伊坂さん。東北の皆さん...

 ストーリー全体の疾走感もgood!! 青柳君の戦う姿勢、取り巻くみんなの心、とても良いです。ラストの両親に送った「痴漢は死ね」のメッセージ、晴子とのエレベータでの再会、手に押してもらった「大変良くできました」のハンコ・・・ 感動(泣)。  この場を借りて、伊坂さん。東北の皆さんとともに是非頑張って復興してください。

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2011/03/29

偶然 本屋で見つけて即買しました。 いや~色々と謎が残る作品。 それでも何回も読み返して自分の中で想像を膨らませてました。 自分で考えるという面ではとても良い作品ではないでしょうか!?

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2011/03/27

読み終わったあとは、終わり方は違和感が残る感じだったがじわじわとあの終わりが最高の終わりだったのでは!?っと感じた。 内容は大好きでした。

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2011/03/28

(11.03.27) ’08年に山本周五郎賞と本屋大賞を受賞した、伊坂幸太郎の長編。 待ちに待った文庫化で購入、漸く読むことができた。 今回の主人公は、宅急便の配達員をしていたごく平凡な男、青柳雅春。 仙台で行われた首相暗殺の容疑者としての濡れ衣を着せられ、突然警察から追われて...

(11.03.27) ’08年に山本周五郎賞と本屋大賞を受賞した、伊坂幸太郎の長編。 待ちに待った文庫化で購入、漸く読むことができた。 今回の主人公は、宅急便の配達員をしていたごく平凡な男、青柳雅春。 仙台で行われた首相暗殺の容疑者としての濡れ衣を着せられ、突然警察から追われてしまう。 大学時代の友人、森田森吾、カズ、そしてそのグループで、青柳の彼女であった樋口晴子。 さらにはそこからなんらかの繋がりのある人物たちが沢山登場する。この登場人物の多さは、まさに伊坂作品の典型である。 疑いをかけられた青柳は自分の無実を証明しようと躍起になるが、徐々に自分を陥れようとするものたちの巨大さに気づき、青柳のために犠牲になった森田らの教えに従って、ひたすら逃走を続ける。 作品の構成も特徴的で、まずは事件当時の場面があり、その後第三部ではいきなり事件の20年後にまでとぶ。先に答えを見せてしまうものの、この場面は印象が薄く、読み終わった後に再度読んでみると、なるほどと腑に落ちる場面である。 その後で事件の内容が、青柳と樋口の交互の目線を中心として詳しく描かれ、最後には事件直後のことが少しだけ書かれている。 この作品は、これまでの伊坂作品に比べると、少し質が異なるものだ。 これまで、村上春樹、伊坂幸太郎は自分の中では二大作家として、多くの作品を読んできた。 そして自分の中での感覚としては、二人は全く正反対な書き方をする作家だと思っていた。 具体的には、話の終わり方に大きな違いがあると感じていた。 村上春樹は独自の世界を展開し、そこら中に散々撒き散らした後、そのまま片付けずに話が終わってしまう、といった感じ。 逆に伊坂幸太郎は、仙台の実際の街並みなどの描写や話の内容から、限りなくノンフィクションに近い内容で、書き出しは同じく、もしくは村上以上に散らかすけど、最後にはきれいさっぱり片付けるというか…とにかく、最後には、パズルの全てのピースが揃うといったようなスマートさを感じていた。 なので、村上の作品は大好きなのだが、なんか読み終わった後にすっきりしないと言うか… 逆に伊坂は、ここまできれいに終われるんだと、いつも感心させられていた。 ところが今回の作品は、伊坂らしくなく、まさかの「撒き散らし系」で、読み終わった今はどうにもすっきりしない気持ちでいっぱいなのである。 ただ読み終えた後に解説を見てみると、作者本人のインタビューを通してこのことがしっかり書かれており、「偉さ」からの逃走として、これを意図して行っているとのことであった。 そうは言っても、多くの登場人物たちの複雑な関係性の描き方など、さすが伊坂と思わせる部分ももちろん数多く見られる。 自分としては現段階では、初期の伊坂作品のタイプの方が好みではある。ハッピーエンド好きな自分としてはどうにもすっきりしないからだ。ただ本人が、「広げた物語の風呂敷を、いかに畳まないで楽しんでもらえるか」と言っているように、あえて終わりを曖昧なままにすることで、そこからの広がりは大きくなっていく。 村上春樹の作品も、最初はかなり違和感を感じたものであったし。これも慣れか… これから伊坂幸太郎がどのように進化していくのか、今後も目が離せない。

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2011/03/27

いつのまにか首相殺しの容疑者にさせられた青柳。 ささやかに生きていたはずなのに、巻き込まれていく。 敵は国や権力といった形のないもの。 結末は納得がいくようないかないような。 それでも分かる人には分かる。 信じてくれる人がいるってのは幸せなことだと思いました。

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2011/03/26

映画化され、気になっていた作品。映画を見る前に原作を読みたいと思い読みました。初•伊坂幸太郎作品になりますが、凄く良かったです。伊坂マジックとは、こーいう事かと感じられたし、もっと読んでみたい伊坂ワールド、と思いました。

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2011/03/26

読んでいて続きが気になって一気に全部読んでしまった。 冒頭に事件から20年後の回想があり、結末がわかっているのに気になって読んでしまう。 伊坂先生の筆力だからこそ本当にここまで面白い話になったのだろうと思います。

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