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ゴールデンスランバー の商品レビュー

4.2

1597件のお客様レビュー

  1. 5つ

    609

  2. 4つ

    586

  3. 3つ

    229

  4. 2つ

    53

  5. 1つ

    11

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2011/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画を先に見てしまったので、結末は分かっていたし、自然に、キャストに当てはめて読んでいました。 それでも、伊坂作品はおもしろい!!

Posted byブクログ

2011/05/16

現代社会の色々なことに警鐘をならしつつ、映画化されるだけあってエンターテイメントとしても一級。しかも、決してハリウッドのアクション映画のようにみんな上手く収まって大団円の甘々な結末ではないところに、なんとも苦くも満足感のある読後感。

Posted byブクログ

2011/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊坂幸太郎の作品は読み終わった後、幸せな気持ちにさせてくれる。 この作品も、例外ではなかった。 謎は解明されなかったが、たぶんこれはこういう作品。 謎は謎のままで置いておくのがいいのだろう。 読み始めは少しずつ細切れに読んでたけど、後半は一気に読んでしまった。 多分、そんな作品。

Posted byブクログ

2011/05/15

本屋大賞ということで気になっており、ようやく一気に読了。 ヒッチコックの映画のような巻き込まれ型の展開に圧倒されます。 もちろん相変わらずの脚本の妙味は最高です。 脇役に至るまで、魅力的なキャラクターも感動的でさえありました。特に「痴漢は死ね」のお父さん最高。 無駄な...

本屋大賞ということで気になっており、ようやく一気に読了。 ヒッチコックの映画のような巻き込まれ型の展開に圧倒されます。 もちろん相変わらずの脚本の妙味は最高です。 脇役に至るまで、魅力的なキャラクターも感動的でさえありました。特に「痴漢は死ね」のお父さん最高。 無駄な文章なんて一つもなく不自然に思わせず丁寧に伏線が張られていくのは、伊坂作品の特徴ですが、本書も例外にあらず。全ての言葉に意味があるから読む側も丁寧に読み進まなければいけません。最後にかならず完成されるパズルの1ピースになるのに違いないと信頼しつつ。 果たして信頼は裏切られず、ラストでは涙が溢れました。 いくつか読んだ伊坂作品の中でこれが一番おもしろかった。すばらしく上質なエンタメ作品です。 「たいへんよくできました」

Posted byブクログ

2011/05/12

最高に面白かった。期待通りの作品でした。伊坂作品の特色が全て出ていて、かつ内容は、ハリウッド映画にもできそうな王道のストーリー。首相暗殺という大きなテーマにも負けず、それぞれの人物も魅力的で、かつ、どこかたんたんとしているところもすごく良かった。最後は、何処に着地するかとおもって...

最高に面白かった。期待通りの作品でした。伊坂作品の特色が全て出ていて、かつ内容は、ハリウッド映画にもできそうな王道のストーリー。首相暗殺という大きなテーマにも負けず、それぞれの人物も魅力的で、かつ、どこかたんたんとしているところもすごく良かった。最後は、何処に着地するかとおもっていましたが、とてもすっきりする作品でした。

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2011/05/10

デヴィッド・ミラー監督のアメリカ映画〝ダラスの暑い日〟を思い出しました。この映画は、1963年11月22日、ダラスで起こったJ・F・ケネディ暗殺事件を扱ったもので、アメリカ政府内部の企てによって複数犯で実行された犯罪を、オズワルドによる単独の犯行に仕立てたという仮説をもとに、当時...

デヴィッド・ミラー監督のアメリカ映画〝ダラスの暑い日〟を思い出しました。この映画は、1963年11月22日、ダラスで起こったJ・F・ケネディ暗殺事件を扱ったもので、アメリカ政府内部の企てによって複数犯で実行された犯罪を、オズワルドによる単独の犯行に仕立てたという仮説をもとに、当時のニュース映像や中継映像などを全編に散りばめ、ドキュメンタリータッチ描いた作品です。 この小説も、主人公がオズワルド同様、なにか得体の知れない大きな意思によって、ある日突然まったく身に覚えのない事件の犯人にされ、国家権力から逃げ惑うというお話です。伊坂作品らしく、小気味良いテンポでストーリーが展開し、いたるところに張り巡らされた伏線が、読み進むにつれて遺憾なくその効果を発揮します。またこれは単なるサスペンスではなく、一種の青春小説ともいえるでしょう。たとえ遠く過ぎ去ったとしても、人は誰しも青春を生き続けているのかもしれないですネ。とにかく、読み始めたらやめられなくなりますよ。 また、タイトルの〝ゴールデン・スランバー〟は、言わずと知れたビートルズの曲から取ったものです。母親と死別したポール・マッカートニーが、すでに再婚して別の家庭を持っていた実父を訪ね、義理の妹と顔を会わせたとき、偶然目にした子守唄をもとに作ったといわれています。この曲の歌詞を知れば、小説になぜこのタイトルを使用したのかということも納得できます。

Posted byブクログ

2011/05/10

最後に、ふふって笑える。温まる。伊坂幸太郎らしい、話のつながり方、セリフ、どこか抜けてるにくめない登場人物。ストーリー展開もグー♪(´ε` ) こういう勝ちの形もありということかな!花◎!

Posted byブクログ

2011/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画化された作品です。 総理大臣が仙台市内でのパレード中に暗殺された。 その容疑者に突如されてしまった青柳。 身に憶えのないことに始めは何もないように考えるが大学時代の友人の警告と死によって逃げなければならないと認識する。 なぜ?自分が犯人になってしまったのかもわからないなかで逃げるという疑問。 メディアが追いかけてくる恐怖。 青柳は最後まで逃げ切れるのだろうか。 -- 自分としてはもう少し期待してしまった作品でした。 もっともっとって思ってしまったのかな。 それともあんまり現実味がわかずに感情移入ができなかったのだろうか? 「森の声」もあんまり不思議なことではなかったし。 もっと不思議なことがおこってもいいじゃなかいいって期待しちゃったのかも。 でも面白かったよ。

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2011/05/07

主人公、青柳雅春が濡れ衣を着せられ警察、更にその後ろにある巨大な何かから逃げる話。 途中意外な協力者が現れたり、なんだりで後半に行くにつれどんどん面白くなっていった………が。個人的にはそんな風に事件が終わっちゃうの?とも思った…で!ちょっとしょんぼりしてたら最後の1ページ一段落に...

主人公、青柳雅春が濡れ衣を着せられ警察、更にその後ろにある巨大な何かから逃げる話。 途中意外な協力者が現れたり、なんだりで後半に行くにつれどんどん面白くなっていった………が。個人的にはそんな風に事件が終わっちゃうの?とも思った…で!ちょっとしょんぼりしてたら最後の1ページ一段落に素敵な展開がありましたとさ。

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2011/05/07

伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』を読んだ。 テンポのいい流れの中で、警察とかマスコミとかに作り上げられる偶像の恐ろしさと、自分を信頼してくれる数少ない家族とか友人の大切さを感じる名作。 櫻井からのオススメだったのだけれども、本当に面白かった。 久しぶりに読んでいてワクワクし...

伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』を読んだ。 テンポのいい流れの中で、警察とかマスコミとかに作り上げられる偶像の恐ろしさと、自分を信頼してくれる数少ない家族とか友人の大切さを感じる名作。 櫻井からのオススメだったのだけれども、本当に面白かった。 久しぶりに読んでいてワクワクしたし、読み終わって感動した。 面白い小説ってあるんだなぁと実感。 これからは他の人のオススメ小説を時々読んでみよ。 沖縄では伊坂幸太郎を満喫します。

Posted byブクログ