ゴールデンスランバー の商品レビュー
ラストはとてもいいおわり方だった。長編だったけど、後半辺りからどうなるんだろう、ってワクワクしながら一気読みした。青柳逃げろ!って応援したりして、楽しく読めたな。 「人間の最大の武器は習慣と信頼」←説得力ある言葉。 犯人が誰なのか気にはなるが、まぁこの終わり方が意味あるのだろう。...
ラストはとてもいいおわり方だった。長編だったけど、後半辺りからどうなるんだろう、ってワクワクしながら一気読みした。青柳逃げろ!って応援したりして、楽しく読めたな。 「人間の最大の武器は習慣と信頼」←説得力ある言葉。 犯人が誰なのか気にはなるが、まぁこの終わり方が意味あるのだろう。 映画版も見たい。
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伊坂ワールドにあまり共感できないのかもしれないが、とりわけ政治的状況の設定が甘い(ワンパターン)のような気がする。
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物語の展開や登場人物のやりとりが面白い。信頼が大事であることを改めて認識した。最後のまとめと事件後の描写が若干物足りないところがあるので1点マイナス。
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ようやく積読解消。最初から映像化を意識しているように感じた。初期の伊坂作品はどちらかというと漫画っぽさがあるけど、こちらはやはり映画っぽさを感じる。 非現実的な世界を現実っぽく描くのは得意なんでしょう、サラリとやっちゃってます。相変わらず魅力的な登場人物が多いです。全部読んでもハ...
ようやく積読解消。最初から映像化を意識しているように感じた。初期の伊坂作品はどちらかというと漫画っぽさがあるけど、こちらはやはり映画っぽさを感じる。 非現実的な世界を現実っぽく描くのは得意なんでしょう、サラリとやっちゃってます。相変わらず魅力的な登場人物が多いです。全部読んでもハッキリしないこともあるし、それでも気持ちよく終わってるから不思議です。 あまりにも映画っぽいから読了日にツタヤで映画を借りてきて鑑賞。 映像で説明って逆に大変だよな。やっぱり2時間ちょっとに凝縮するのって難しいんだろうな。 伏線を片付けないで気持ちよく着地するには小説の方がやり易いんでしょうね。きっと
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一気に読みきりました。 読むにつれてどんどん引き込まれていく世界観に今回もはまってしまいました。同じ時間に起こっている出来事を複数の登場人物の視点で描かれていて伊坂幸太郎作品の魅力が感じられました。
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緊張感とスピード感に溢れた、超一級のエンタテイメント小説。 ハリウッドの大作アクション映画を見ているかのような展開には、まさに手に汗を握るという言葉が相応しい。 首相暗殺の疑いをかけられた男が、とにかく逃げる。 ビートルズの音楽にあわせて繰り広げられるストーリーが実にテンポよく、...
緊張感とスピード感に溢れた、超一級のエンタテイメント小説。 ハリウッドの大作アクション映画を見ているかのような展開には、まさに手に汗を握るという言葉が相応しい。 首相暗殺の疑いをかけられた男が、とにかく逃げる。 ビートルズの音楽にあわせて繰り広げられるストーリーが実にテンポよく、その逃走劇を彩る。 複雑に絡み合う個性的な登場人物や、ありとあらゆるエピソードの細部にいたるまで丁寧に面白く描かれていて、伊坂幸太郎という作家の筆力の高さを思い知らされる。 涙あり、笑いあり、なんて言葉しか思い浮かばない自身の語彙の稚拙さを悔やみたくなるような超大作だ。
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とてもおもしろかった。 最後までラストが読めなかったが、すっきりと気持ちいいラストシーンだった。 伊坂幸太郎さんの本をもっと読んでみたいと思った。
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正直言ってあまり感心しない。展開がダラダラしすぎている。あえて過去の作風から脱しようとしたのだろうが、多彩な人物を出し入れするいつもの作風が好きだ。初めて伊坂作品を読む人にとってはいいのかもしれないが。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画を先に観てしまった故に画が出てき易かったけれど、展開が早く疾走感が凄いこの作品としては功を奏したかも知れない。 不条理な罪を着せられ、大切な友人も死に、決してハッピーエンドではない。 彼の計画も結果的に失敗し、無実の証明もできなかった。 でも、彼を信じ、助け、そして救ってくれた仲間は本当だし、揺るがない。 仲間たちとの思い出が彼を支えた。 「人間の最大の武器は信頼と習慣」。 最後は彼自身の人生、これまで築いてきたもの全てが彼のためになったのだと思う。 ラスト、皆のところに生存を伝えに回る場面では、涙が止まらなかった。
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逃げろ逃げろ逃げろ… 突然首相暗殺犯に仕立て上げられてしまった主人公。 信頼と習慣を武器に、とにかく逃げ続ける。
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