ゴールデンスランバー の商品レビュー
描写力が本当に素晴らしい。そんなに複雑な事件では無いのに、いっきに引き込まれた。事件、ストーリーの描写力もさることながら、人間関係の描写が素晴らしい。友情、絆。親子。自分、他人。社会、政治。等々。読後にホッとした気持ちになれた。。。。映画化されていたのでDVDレンタルしたが、こっ...
描写力が本当に素晴らしい。そんなに複雑な事件では無いのに、いっきに引き込まれた。事件、ストーリーの描写力もさることながら、人間関係の描写が素晴らしい。友情、絆。親子。自分、他人。社会、政治。等々。読後にホッとした気持ちになれた。。。。映画化されていたのでDVDレンタルしたが、こっちの方が描写力に物足りなさを感じてしまった。
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本屋大賞受賞作だけあって、ところどころ笑ってしまう場面も含まれつつ、主人公が追われてく姿にはらはらして続きが気になって読んでしまう作品。私はかなり好きです!!
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国家権力的な、大きななにか、から追われる上で展開されていく ヒューマンドラマ。 物語の進め方は伏線につぐ伏線。 それは人間関係だったり、場所だったり、癖だったり、言葉だったり。 リアリティーという意味では、違和感を覚えたりするのかもしれないけれども、救いようもないほどの状態には...
国家権力的な、大きななにか、から追われる上で展開されていく ヒューマンドラマ。 物語の進め方は伏線につぐ伏線。 それは人間関係だったり、場所だったり、癖だったり、言葉だったり。 リアリティーという意味では、違和感を覚えたりするのかもしれないけれども、救いようもないほどの状態には追い込まず、ちゃっちゃと読み進められる。
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The 娯楽小説。伊坂作品に珍しく疾走感がすごかった。伏線の回収でスゲエ!がなくても普通におもしろい、作風変えた?って思った本屋大賞受賞作
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
会社の同期にもらった本。この半年くらい小説にはまるきっかけになった本。行き着く暇もないスピード感があり、どんどん先に読みたくなる。700ページ弱もあると感じさせないのは流れるような展開が目に浮かんでくるからか。 政治的な大きな圧力より意図的な誤認逮捕が襲い掛かってくる見えない相手への恐怖が伝わってくる。視点が彼と彼女の二人で入れ替わっていくのも新鮮だった。忘れたころにやってくる「よくできました」に頬が緩まるエンディング。
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テレビでの映画放送の前になんとか読破! 青柳さんなんでこんな目に合わなきゃいけないんだろうと、それは思うでしょう。私だったら投げ出したくなり、どうでもいいとつかまってしまうかもしれないけど、青柳さんはがんばった。 それは友達のサポートと森田の言葉のおかげだと思う。 自分がして...
テレビでの映画放送の前になんとか読破! 青柳さんなんでこんな目に合わなきゃいけないんだろうと、それは思うでしょう。私だったら投げ出したくなり、どうでもいいとつかまってしまうかもしれないけど、青柳さんはがんばった。 それは友達のサポートと森田の言葉のおかげだと思う。 自分がしていないのに世間が勝手に悪者にする。 どうしようもなく最後の手段を選択した青柳さんはすごいと思います。それでも生きてやろう!という思いが伝わってきました。 最後に映画の方だけみると若干疑問が残る人が多いかもね。 本を読めば納得すると思う。まあ少し設定が違うけど!
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巨大な悪に人生を翻弄されても最後は逆転ハッピーエンド。 そんな終わりを期待しながら読んでたら、最後は裏切られました。 リアルな感じがして妙に納得してしまいました。
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先に映画を見たけど、何より原作に忠実な映画なんだなと感動。原作と言うよりは、映画の脚本の様だった。 何となく、これだけでは終わらないで欲しいなぁ。主人公を陥れようとした側を描いたスピンオフが見たい。
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※ネタバレ無し※ 伊坂スゲーよ!涙で本が読めねーよバーロー! すげー良い話だよ、オレに息子がいたら確実に薦めてるよ。 内容としては、首相が殺されて、何故か主人公の青柳雅春がその犯人にされてしまうって話。 まだ伊坂作品をちょっとしか読んでないオレが言うのもアレだけど...
※ネタバレ無し※ 伊坂スゲーよ!涙で本が読めねーよバーロー! すげー良い話だよ、オレに息子がいたら確実に薦めてるよ。 内容としては、首相が殺されて、何故か主人公の青柳雅春がその犯人にされてしまうって話。 まだ伊坂作品をちょっとしか読んでないオレが言うのもアレだけど、なんだか伊坂さんっぽくない普通のストーリーだし、話全体を見ても、小説あるあるみたいなベタなシーンが多々あったりして、アレ?って思ってたんだけど、それはそれで、伊坂さんが新たに挑戦したい小説の書き方だったんかなぁ、とか勝手に思ったりしました。 それに、善と悪がはっきりしてなくて、勧善懲悪!ってストーリーじゃないところも新鮮でした。 ただ、登場人物はやっぱり、全員が全員良いキャラしてて、おお、伊坂ワールドだって感じもしました。 わけも分からず逃げ回る青柳雅春さんを応援せずにはいられないし、森田森吾の格言めいたセリフもストーリー全体をシャキっとさせている気がしました。 女性陣も、のほほんってしてて良いし、脇役達もやたら個性的でスパイス効いてんなぁって思いました、そんでみんな良いヤツなんだこれが。 キルオですら良いヤツに思えたよね。名前が自分の本名と一緒だったから、格別ひいき目で見てました。 そんでやっぱりみんな良いこと言うんだわ。 ネタバレになるとアレなんでセリフは書かないけど、いちいちムカツクぐらいオレの心臓を鷲掴みでした。 伏線の引き方もハンパねーっす。 「まさかここでくるのか?どうなんだ?……やっぱりキター!(๑≧♉ฺ ≦)」 の連続でした。 もはやリワインドムービーばりの連結ぶりなんで、もう一回最初から読みなおしたくなりました。 しかも連結した瞬間、ワンピースの昔話ばりに泣ける。 もう、“行け 青柳屋”あたりからはウルウルしちゃって、電車の中でうつむきながら、本を読むのをやめたぐらいです。 とにかく伊坂さんの作品は居心地が良い。いつまでも読んでいたい。現実なんてどうでも良いじゃないか、仕事辞めて、どこか遠くの常夏の島にでも行ってしまおうかなぁ。って気持ちになります。 必読だと思います。
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主人公が首相を暗殺という濡れ衣を着せられ、マスコミにより主人公が「悪い人」だと思い込まさせると言う所から物語は始まっていきます。 そして、主人公の逃亡生活が始まる。 現実社会とは似て非なる仮想社会が舞台の設定という事もあり、エンターテイメント小説だと思います。
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