ゴールデンスランバー の商品レビュー
首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公。追ってから逃げる緊張する場面と大学時代の平凡で何気ない日々との対比が、恐ろしさを増幅。最後に過去に関わった人たちとの見事な伏線回収。 伊坂幸太郎さんの作品、やっぱり好きです。
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最後までハラハラが止まらず、後半は一気に読み終えてしまった。 架空の物語ではあるけれども、なんとなくリアリティがあって、もしかすると世界中のどこかでこんなことが起こってるのかなとか想像すると、とんでもなく怖くなった…。 この真相編みたいなのも読んでみたい…!
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伊坂幸太郎氏の作品のテーマに多い”どうしようもできないものに対してどう向き合うか”が記された本作。ご都合主義な部分やはっきりとは示されない事件の真相にモヤッとする方もいるかもしれませんが、読み進むにつれて点と点が繋がるような展開が自分は好きでした。 本作の展開同様、疾走感を持って読むことをオススメします。
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再読。やっぱり最高。 ここまで心を震わせてくれる本は中々ない思う。 ミステリーのトリックが明かされないまま、モヤモヤが残ったまま、風呂敷を畳み切らずに終わるような本作には魅了された。
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最後の最後のやってやった感が爽快な作品。 濡れ衣を着させられた主人公が逃げ惑うのがドキドキする。誰が、何のために、大事な理由が抜け落ちたまま逃げるせいで緊迫感がしっかりあって面白かった。 刻一刻と状況がどんどんと変わる中で逃げ続ける中でもこれまで出会った人たちが主人公を信じてい...
最後の最後のやってやった感が爽快な作品。 濡れ衣を着させられた主人公が逃げ惑うのがドキドキする。誰が、何のために、大事な理由が抜け落ちたまま逃げるせいで緊迫感がしっかりあって面白かった。 刻一刻と状況がどんどんと変わる中で逃げ続ける中でもこれまで出会った人たちが主人公を信じているのが良かった。もし自分が同じ状況ならこれほど嬉しい事はない、ってことがいろんなところにあった。
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積読だったこちらをようやく読了!面白かった! 1〜3部で何回か止まってたんだけど、4部に入ったら展開が早く、続きが気になってどんどん読み進められました。 展開が読めない箇所とか、え、ここでこの人が!?みたいな箇所がたくさんあったし、作中の伏線をうまく回収していく感じが見事。 巨大な何かに巻き込まれて、突然自分が日本中のお尋ね者になる、怖すぎるけど実際マスコミがあんな風に報道したら自分も信じてしまうのだろうなと思いました。 青柳は不運が重なりながらも、やってないと信じてくれる人、助けてくれる人に恵まれて、最終的には逃げ切れてよかった。5部で展開される、逃げ切れた青柳と周りの人の絡みがすごく好きでした。 結局事件の真相はわからないままだけど、それがまたこの事件のバックにある巨大な何かを暗示していて怖い。 自分がもし青柳の立場だったら絶対逃げ切れないだろうなとも思いました。笑
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ある日突然、首相を殺した犯人に仕立てあげられた主人公の逃亡劇。 主人公目線で見れば孤独な逃亡だが、裏ではたくさんの人が主人公を応援し、手助けをし、終盤はハラハラしながらも涙ぐむ場面もありました。 大事件の犯人とされながらも、彼を信じ手助けしてくれた人達がいたのは事件以前の彼の人柄...
ある日突然、首相を殺した犯人に仕立てあげられた主人公の逃亡劇。 主人公目線で見れば孤独な逃亡だが、裏ではたくさんの人が主人公を応援し、手助けをし、終盤はハラハラしながらも涙ぐむ場面もありました。 大事件の犯人とされながらも、彼を信じ手助けしてくれた人達がいたのは事件以前の彼の人柄や行いあってのものだろうなぁとしみじみ。 気付けば読者である私も思わず熱くなって主人公を応援していました。
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【2024年1冊目】 突如身に覚えのない首相殺しの犯人にされ、逃避行をするはめになった青柳。これまで彼に関わった人たちが、偶発的に手を差し伸べていくのがとても良かった。彼のご両親と、三浦が好きでした。自分を持っている人は強い。そういう意味では主人公の青柳も強い人だったなと。いろい...
【2024年1冊目】 突如身に覚えのない首相殺しの犯人にされ、逃避行をするはめになった青柳。これまで彼に関わった人たちが、偶発的に手を差し伸べていくのがとても良かった。彼のご両親と、三浦が好きでした。自分を持っている人は強い。そういう意味では主人公の青柳も強い人だったなと。いろいろな人が手を差し伸べてくれる人徳とか、積み重ねの信頼とか。物凄く不運な人なのに、誰よりも強かったなぁ。
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スッキリすべてが解決する話ではない。 散りばめられた伏線が回収はされていくんだが、大筋の謎は謎のまま終わっていく。 そのへんが、伊坂ワールドって感じ。 謎に殺し屋が味方してくれたり、病院で裏稼業の人にあったりと、結構ファンタジー。 ファンタジーをリアルの世界を融合させるのが伊坂...
スッキリすべてが解決する話ではない。 散りばめられた伏線が回収はされていくんだが、大筋の謎は謎のまま終わっていく。 そのへんが、伊坂ワールドって感じ。 謎に殺し屋が味方してくれたり、病院で裏稼業の人にあったりと、結構ファンタジー。 ファンタジーをリアルの世界を融合させるのが伊坂幸太郎って感じ。
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読む前は本の分厚さに若干ビビりましたが、読んでいるとそれほど気になりませんでした。 森田さんには少し悪いですが、青柳さんの身の回りの人がそれほど消されていなかったと知って少し安心しました。
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