ゴールデンスランバー の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エレベーターのボタンを押すある癖や、主人公の父親のある教えや、森の声、他にも書ききれないほど毎回の如くこんなことが伏線になっているとは!と感心させられてしまいます。 青柳がこの後世に及んでまだ森田の声を求める様子が逃走の焦燥感や悲壮感を一層強めていました。
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本作のレビューを拝見し、本を読んでいてハラハラやドキドキするなんて、よくある謳い文句に過ぎないと高を括っていたが、的確な表現そのものでした。 感無量の極み。
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最後の後書きになんとなく,そうだよな〜!と感じた。 伏線回収の完全回収が美しい本もあるが、余白が残る本も余韻を楽しめるから好き。作者は,その余韻や余白に、見えない何かを意識しながら書く作業はすごい根気がいるのではないかと感じた。 映画も見たいんだけど、サブスク系で見れないのが...
最後の後書きになんとなく,そうだよな〜!と感じた。 伏線回収の完全回収が美しい本もあるが、余白が残る本も余韻を楽しめるから好き。作者は,その余韻や余白に、見えない何かを意識しながら書く作業はすごい根気がいるのではないかと感じた。 映画も見たいんだけど、サブスク系で見れないのが残念〜。。
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今まで読書の魅力に惹かれ評価を甘くしていたので、今作から評価を厳しくつけようと思う。 評価は星5つ。面白かったわー。テーマへの結論やメッセージ性は無いが、ストーリーがとにかく面白かった。伏線も綺麗に回収されていた。 先が見えないストーリーが面白い。よくある陰謀論を犯人の目線でみ...
今まで読書の魅力に惹かれ評価を甘くしていたので、今作から評価を厳しくつけようと思う。 評価は星5つ。面白かったわー。テーマへの結論やメッセージ性は無いが、ストーリーがとにかく面白かった。伏線も綺麗に回収されていた。 先が見えないストーリーが面白い。よくある陰謀論を犯人の目線でみれる。メディアで自分の顔が容疑者として晒されていたり、警察官は発砲してくるし、何年も懸けて証拠をでっち上げたりしている。相手は何者か分からないがとてつも無く大きい組織。「主人公はどうすんねん。」という視点で読めて面白かった。 もやもやする事もあった。あらすじに運命の鍵を握るのは「古い記憶の断片」と「ビートルズのメロディー」と書いてあった。またタイトルである「ゴールデンスランバー」は、ビートルズの曲である。ビートルズのメロディーがどう鍵だったか分からなかった。
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殺人犯として逃げるスリルもありながら、友情、親子愛、恋人愛も詰まった作品でした。本当に最後の、以心伝心には涙が止まりませんでした。 また読みたい作品です。
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100ページほどの前置きでテンション下がったが、その後の展開に目が離せなかった。ラストは少し物足りなさあった。
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樋口の「知ってるって」がすごく良かった。たとえ別れて何もかもなくなったように思えても信頼は残ってくれてるのかな。現実味の薄い話ではあった。大きな事件や事故が起きていたとしても、自分は結局、赤の他人でいつもと変わらない人生を生きることに違和感を持った。この当たり前なことを認識できる...
樋口の「知ってるって」がすごく良かった。たとえ別れて何もかもなくなったように思えても信頼は残ってくれてるのかな。現実味の薄い話ではあった。大きな事件や事故が起きていたとしても、自分は結局、赤の他人でいつもと変わらない人生を生きることに違和感を持った。この当たり前なことを認識できる作品でした。
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・自分がやっていない証明って難しいということを教えられる。そういう世界も現実的にはありそうで恐ろしくも感じる。それぞれの登場人物がうまく関わりおもしろく読めた。最後の終わり方もジーンと心に響くところがあった。
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漠然と正解だと思っていることもたまにはよく考えて間違ってるかもしれないって思わないとねー お父さんが取材受けてるところ感動した
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「痴漢は死ね」が送られてきた両親の気持ちを考えるとグッとくるものがある。散りばめられた伏線を回収して最後の最後に元カノからの盛大な伏線回収。ハッピーエンドではなかったけれどそれもまた一つの良作の締めだった。
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