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グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた の商品レビュー

3.8

193件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2011/10/17

共感した点は、日本企業がこれから生き残っていくために重要なこととして挙げられた、1.スピード重視、2.完璧主義からの脱却、3.パワーシフト。  

Posted byブクログ

2011/10/17

資本の理屈で仕方ないとはいえ、こうゆうひとを失ったという事実は当時のSONYの様子が良くわかる。できないという発想ではなく、自分たちだからこそできると信じて取り組む姿勢、環境にヒヨルのではなく、信念を押し通すことの大切さ、難しさが、よくわかる。ただし、それ以外はあまり残っていない...

資本の理屈で仕方ないとはいえ、こうゆうひとを失ったという事実は当時のSONYの様子が良くわかる。できないという発想ではなく、自分たちだからこそできると信じて取り組む姿勢、環境にヒヨルのではなく、信念を押し通すことの大切さ、難しさが、よくわかる。ただし、それ以外はあまり残っていない。

Posted byブクログ

2011/10/10

この本で、一番良かったのは、250ページからの内容。自分の人生について考えさせられました。 それと、ニュースから読み取るソニーと内部から見るソニーの違い(例えば、ウォークマンの実績など)がわかり、興味深かったです。 やっぱり、大企業っていうのは、こんな風にして、大企業じゃなくな...

この本で、一番良かったのは、250ページからの内容。自分の人生について考えさせられました。 それと、ニュースから読み取るソニーと内部から見るソニーの違い(例えば、ウォークマンの実績など)がわかり、興味深かったです。 やっぱり、大企業っていうのは、こんな風にして、大企業じゃなくなっていくのかと思った。 ソニーの暴露本などが、いっぱい出ていますが、この本は、そういった類の本ではありません。10年後のソニーは、どうなっているのか??

Posted byブクログ

2011/10/10

時代の変化に対応できず、かつての輝きを失ったソニーで最後まで諦めずにソニーらしさを追い求めた。そして、何度も裏切られて22年間勤めたソニーを退社した。その後、フリー期間を経てグーグルに。社長となり3年で退社。 一時代を築いた会社がどのように傾くのかがとてもよくわかる本である。 ま...

時代の変化に対応できず、かつての輝きを失ったソニーで最後まで諦めずにソニーらしさを追い求めた。そして、何度も裏切られて22年間勤めたソニーを退社した。その後、フリー期間を経てグーグルに。社長となり3年で退社。 一時代を築いた会社がどのように傾くのかがとてもよくわかる本である。 また、著者が常にその会社らしさを求め続けた姿勢にとても感銘を受けた。

Posted byブクログ

2011/10/03

made in Japanの象徴的存在だったSONY。 著者はその中心において、常に会社のためになると信じるが故 自分の信条を貫き通した。 だからこそ感じえたSONYと世界の壁。 「変化の激しい時代にチャレンジしない方がリスク」 著者の半生により体言されている。 まさに、i...

made in Japanの象徴的存在だったSONY。 著者はその中心において、常に会社のためになると信じるが故 自分の信条を貫き通した。 だからこそ感じえたSONYと世界の壁。 「変化の激しい時代にチャレンジしない方がリスク」 著者の半生により体言されている。 まさに、innovation精神を刺激される良書だった。

Posted byブクログ

2011/09/28

クリエイティブでチャレンジ精神のある昔のsonyとgoogleの比較など、リスクを恐れない企業のあり方を述べている。変化の激しい現代は「やらない」方が「やる」よりリスクが高い。

Posted byブクログ

2011/09/27

SONYでの勤務経験についての話が中心。 ルーチン化は変化を拒む. 音質など個々の技術じゃなくて、人々の要求は生態系としてトータルとしての出来。グーグル目線=マーケットは世界。You can be serious without suit. アドワーズ売上2兆、ストリートビュー...

SONYでの勤務経験についての話が中心。 ルーチン化は変化を拒む. 音質など個々の技術じゃなくて、人々の要求は生態系としてトータルとしての出来。グーグル目線=マーケットは世界。You can be serious without suit. アドワーズ売上2兆、ストリートビューなどは収益外。

Posted byブクログ

2011/09/17

ソニー時代のVAIO、スゴ録、コクーンなどの開発にまつわるエピソードと、グーグルに入ってからについての話。 ソニー時代の話は、上司との衝突など、生々しい話も数多くあって、今のソニーの内情が分かってくる。よくここまで赤裸々に書けたものだと思う。グーグルよりもソニーに対しての記述...

ソニー時代のVAIO、スゴ録、コクーンなどの開発にまつわるエピソードと、グーグルに入ってからについての話。 ソニー時代の話は、上司との衝突など、生々しい話も数多くあって、今のソニーの内情が分かってくる。よくここまで赤裸々に書けたものだと思う。グーグルよりもソニーに対しての記述の方が多く、ソニーに対する思い入れの強さが伺える。 グーグルについての話は、大学のような雰囲気を持つ社風であると言っている。服装はカジュアル、様々なバックグラウンドを持つ若い人達が集まって真剣に仕事をしている様子を、「スターウォーズの世界」と表現しているのが面白い。 辻野さんはたえず、「次の時代はどんなものになるか」を考えながら、想像力を膨らませている。変化をつくりだす、あるいは、変化に対応していこうという姿勢が感じられて、とても勉強になった。 ネットの時代はスピードの時代なんだそうである。今までの日本の産業は、リコールされると大変だから、出荷するまでに製品の完成度を高めてから、市場に製品を送り出すという発想だった。しかし、ネットの時代には、完璧主義ではもはや時代の流れについていくことができず、完成度が低くても、とりあえず、ネットに「それ」を出してしまって、クレームを貰いながら、それを継続的に成長させていくというモデルでないと、追いつかないんだそうである。「へぇー」って感じだった。 しかし、ソニーにしても、グーグルにしても、ベンチャー企業に関するエピソードは面白いな。両方とも私服での勤務が許されている会社だが。 あとは、「仕事の報酬は仕事」という井深さんの言葉は初めて知ったので、これも覚えておこうと思う。

Posted byブクログ

2011/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なぜあのソニーが勢いを失ったのかを記載している前半の部分がとても面白かった。ソニーでもそんなことがあるんだ、と想像していくと、硬直化した縦割りな企業風土がどんどん蔓延していった様子が手に取るようにわかる。そんななかで挫折にもめげずにキモチを切り替えていく筆者の様子に共感できる、そんな一冊です。どこの会社にも見え隠れする「会社のへんなところ」を見ることができます。後半のグーグルの話はおまけみたいなものです。

Posted byブクログ

2011/09/11

SONYとGoogleの内情がよく分かる本だった。 カリスマ性のあるSONYも、やはりどの日本企業も抱えているような問題があることを知り、少し残念だった。 改めて思ったのが、SONY創業者の一人、盛田昭夫さんの偉大さだ。盛田さんの功績をよく知らなかったのだが、アメリカでのユニタ...

SONYとGoogleの内情がよく分かる本だった。 カリスマ性のあるSONYも、やはりどの日本企業も抱えているような問題があることを知り、少し残念だった。 改めて思ったのが、SONY創業者の一人、盛田昭夫さんの偉大さだ。盛田さんの功績をよく知らなかったのだが、アメリカでのユニタリータックスの廃止や、ベータマックス開発時の著作権侵害の訴訟など、SONYだけでなく業界の発展のために、一歩もひかず戦われたというのはすごいことだと思う。 辻野さんの夢は、SONYとGoogleの良さを併せ持った会社を作ることだそうだ。私もそんな会社に勤務できるような人材になりたい。

Posted byブクログ