グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた の商品レビュー
ソニーを再生しうる製品を3回立ち上げ、3回潰された男。「後ろから撃たれる」とはよく聞くが、やはりこの会社でも起こっていた。 前半はソニー時代の22年間。これが断然面白い。悪い意味で。 後半のグーグル社内の話は、在籍期間が短いだけあり、わりと表面をなぞった感じに終始しており、す...
ソニーを再生しうる製品を3回立ち上げ、3回潰された男。「後ろから撃たれる」とはよく聞くが、やはりこの会社でも起こっていた。 前半はソニー時代の22年間。これが断然面白い。悪い意味で。 後半のグーグル社内の話は、在籍期間が短いだけあり、わりと表面をなぞった感じに終始しており、すでに知っている内容も多かった。
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ソニーは盛田さんの頃はベンチャースピリットがあり、組織もシンプルで良かったという話、今はその逆で大企業病に蝕まれ著者のいいアイディアも企業内でつぶされてしまったという話が7割。 グーグルの話はその振り返りの材料として用いられている。そのグーグルも今ではさらに巨大になり、この本で書いてある活気あふれる新興企業とは違っているようだ。
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チャレンジ精神を持ち続けることの大切さをとても感じた面白い本。 辻野さんの講義を聞いて興味を持って読んでみた。 辻野さんのチャレンジ精神、そして行動力に魅力を感じた。ソニーに入社し、毎日奮闘する日々。自分の思うようにならなくても耐え続けていた。でももうソニーに限界を感じたときに新たなステージーに果敢に挑戦していった。限界を感じて、新たなステップに実際に自ら歩を進めることは実際すごく勇気がいると思う。それまでいたソニーをやめて、いきなりハローワーク。なかなかできないことだと思う。そして起業しグーグルへ。 ここで自分が感じたことはやりたいことには絶対チャレンジするってこと。そして自分か飛び込んだフィールドでは絶対にある程度は耐えること。自分の思うようにいくことなんてなかなかない。でもそのなかで夢を追い続けれるかなんてすぐに判断できないはず。だからある程度耐えて、そのフィールドの実態を自分で肌で感じ続ける。そうして自分の夢が達成できるか結論がまとまってくると思う。そのときに考え、感じ抜いて限界を感じたら自分を信じて次のステップに勇気を持って踏み出すべきだと思った。人生は一度きりやし。 とても勉強になった一冊でした。
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近年の挑戦的な商品の裏に辻野さんが常にいたという。数年置きに挑戦的な商品が各部門から出ていたのはそういうことか。 挑戦的なことを自分もやってみたいけど、逃げるか倒れるかのどっちかだなw
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フェアに書いてある。 ソニーもグーグルも理念は共通したところが多い。 やっている事業が違うから、目の前に現れてくることは違って見えるのだろうが、創業者やその後のトップが目指したものは似ていたのだろう。 組織も生き物であり、あるいは人間の作ったものであるから、陳腐化する。老い...
フェアに書いてある。 ソニーもグーグルも理念は共通したところが多い。 やっている事業が違うから、目の前に現れてくることは違って見えるのだろうが、創業者やその後のトップが目指したものは似ていたのだろう。 組織も生き物であり、あるいは人間の作ったものであるから、陳腐化する。老いる。環境変化がそれを助長する。 そのとき、一片の細胞はどういう意思を持つか。
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中学生の頃はソニーのカセットウォークマンを使い、 高校生の頃はソニーのMDウォークマンを使い、 大学生の頃はソニーのVAIOを使っていた。 せっせとテレビの音楽番組からカセットに録音したし、 CDから何枚もMDに移したりしてたな(笑) 今や 音楽機器を持ち歩かずにiPhone...
中学生の頃はソニーのカセットウォークマンを使い、 高校生の頃はソニーのMDウォークマンを使い、 大学生の頃はソニーのVAIOを使っていた。 せっせとテレビの音楽番組からカセットに録音したし、 CDから何枚もMDに移したりしてたな(笑) 今や 音楽機器を持ち歩かずにiPhoneで音楽を聴き、 MacBookAirでGmailチェックをする。 USBメモリを使わずにDropboxでファイルを管理する。 振り返ってみると人生の前半はかなりソニーにお世話になっていました。ありがとう、ソニー。 今はGoogleとAppleとFacebookに大変お世話になっています。 こうみると、いちコンスーマの周囲を取り巻く環境だけでも劇的に変化をしている。 企業は栄枯盛衰のサイクルがあるし、時代の流れに適応しなければ置いていかれる。 だからこそ、これからのビジネスマンへのメッセージとして ・価値観に捉われるな ・大局で物事を捉えろ ということを辻野さんは言いたかったのではないかなと。 久々に良書でした。
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正直まだ、理解できないとこもあり、自分には少し早いかなと思う。 ITスキルと経済のことを理解してからもう1度読もうと思う。 社会のなかでの彼の位置づけ、考えが非常に伝わってきて面白く読むことができた。
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ソニーという企業の栄枯盛衰とグーグルという新しい企業の姿に感銘を受けた。ソニーに起こっている組織体の構造的な疲労の姿は決して人ごとではないと感じる。
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久しぶりにハズレを引いた。。 この本、著者の備忘録じゃん。SONYでの良き思い出の方がタイトルとして正しい。
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ソニー→無職→Google日本支社社長となった筆者の生き様はとても面白いものであった。また、筆者がソニーで経験したことは素晴らしいことである。しかし、同時にソニー社内全体の人間関係について疑問となる部分が多く垣間見えた。Googleの快進撃は誰もが知るところであるが、日本人として...
ソニー→無職→Google日本支社社長となった筆者の生き様はとても面白いものであった。また、筆者がソニーで経験したことは素晴らしいことである。しかし、同時にソニー社内全体の人間関係について疑問となる部分が多く垣間見えた。Googleの快進撃は誰もが知るところであるが、日本人としては今後のSONYからのイノベーティブな製品発表もとても期待したいところである。
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