砂の王国(下) の商品レビュー
最後は、この後、木島は?大地の会は?反大地の会はどうなるの~? もしかして続編を作ろうとしてるのかなぁと思ってしまった。途中おもしろかったのに少し残念。
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宗教は何を救うんだろうね?と。久しぶりに夢中で読みました。映像化するなら木内は堤真一、大城は山田孝之、龍斎は柄本明…(笑)木内の復讐編とか読みたいです。
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ラストは夢落ちかと思うほどの急展開でしたが、まあ、タイトルからして予想はつきました。 もう映画化の話になっているのでしょうか。 ナカムラははやみもこみち、木島は堺雅人、龍斎は竹中直人ではあまりにベタかな?
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なかなか面白かったのですが…最終的な感想は「こういう題材の作品はだいたいこんな感じでまとまるんじゃないか」といったところです。ただ随所にグッとくる文があったりして、記憶に残る作品です。
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上下まとめて。ホームレスだった男が、仲間2人と共に宗教を作る話。上下巻で長い割には、最後は尻切れとんぼな印象。なんだかモヤモヤしてすっきりしない。途中までは面白かった。
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え~これで終わり??? これから話が転がってくるんじゃ?? やっと大地の会の日々が語り終わって話が転がり始めたと思ったら・・・。
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上巻は「大地の会」立ち上げで、3人が団結してだけど、やっぱりといった感じに分裂。3人ってまとまらないのよ。下巻は書きたい事があり過ぎて、どれも中途半端に終わった感じがあり、すっきりしない。 山崎の精神状態が悪化してきた事とか、意味ありげに姿を現した妻…何だったんだろう 元のホーム...
上巻は「大地の会」立ち上げで、3人が団結してだけど、やっぱりといった感じに分裂。3人ってまとまらないのよ。下巻は書きたい事があり過ぎて、どれも中途半端に終わった感じがあり、すっきりしない。 山崎の精神状態が悪化してきた事とか、意味ありげに姿を現した妻…何だったんだろう 元のホームレスに戻った山崎は、どうするんだろう 余韻を残したというより、中途半端に残された感じ
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大手の証券会社に勤めていた山崎遼一はある理由でクビとなってしまう。時同じくして妻から離婚届けを渡された彼はやがて家を失い、漫画喫茶で生活するようになる。そこで全財産を降ろしたのだが、ある男に騙されて全額盗まれてしまう。残された3円からのホームレス生活が始まる。街中を徘徊するなかで...
大手の証券会社に勤めていた山崎遼一はある理由でクビとなってしまう。時同じくして妻から離婚届けを渡された彼はやがて家を失い、漫画喫茶で生活するようになる。そこで全財産を降ろしたのだが、ある男に騙されて全額盗まれてしまう。残された3円からのホームレス生活が始まる。街中を徘徊するなかで、言葉巧みに外れない占いをする占い師の龍斎と並外れたルックスを持つ仲村の2人のホームレスを見つけた彼は、その2人を利用して宗教を起こすことを思いつく!心理トリックを利用した活動は想像以上に順調に進んで行くが、大きくなり過ぎた組織はやがて暴走しだす・・・!! 実に壮大な話なんだけど、なんというか凄いリアル。圧倒的リアリティがあって読まされる感じ。 政治や宗教といったある意味タブー的なものを題材にした面白い話でした。 特に前半部分の大地の会を立ち上げる過程が面白かったです。それだけに後半は少し物足りない気もしますが・・・
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「大地の会」は、人気女優の入会をきっかけに会員数が激増。1ヵ月の収益は何千万単位となり喜ばしいことであるはずだったが、それに伴って事務長として働く木島(山崎)の仕事も多忙を極めていた。3人で立ち上げた「大地の会」だったが、相変わらず大城(仲村)は教祖として言われたことしかやらず...
「大地の会」は、人気女優の入会をきっかけに会員数が激増。1ヵ月の収益は何千万単位となり喜ばしいことであるはずだったが、それに伴って事務長として働く木島(山崎)の仕事も多忙を極めていた。3人で立ち上げた「大地の会」だったが、相変わらず大城(仲村)は教祖として言われたことしかやらず、小山内(龍斉)は金勘定でしか考えないし動かない。負担がすべて、木島にかかってきてしまっていた。 下巻では当然、大きくなった「大地の会」が転落していく様子が描かれるのだろうと思っていたのだが、どちらかというと教団全体の行く末より、教団のために全てを捧げて身を粉にして働いてきた男の苦悩に焦点があてられた感じ。多忙さとストレスで不眠と幻聴に悩まされ、仲間である2人からの裏切りにあい、最後はホームレスに逆戻りしてしまう山崎。龍斉は想定済みとしても、仲村まで・・・。山崎があまりにも可哀想すぎる。「大地の会」はこの後どうなったんだろうか。山崎がいないと先はないと思うのだが、そのまま普通に存続していくかのようにもとれてしまうのには少し不満が残る。元妻の美奈子の登場も中途半端だったなぁ。元夫の姿を見つけたからには、そこから何か展開するかと思ったのに結局何も動かず。「えっ、ここで終わり?」という感じが残ってしまった。同じテーマなので比べてしまうが、篠田節子の「仮想儀礼」の方がおもしろかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たった3円の所持金の路上生活から始まった 世間への逆襲。 あっという間に会員1万人の宗教団体に膨れ上がった「大地の会」は、 やがて主人公の手におえなくなる 「会の裏切り者」として追われ、命からがら逃げだし ホームレスに逆戻りした主人公は、はたしてふたたび逆襲することができるのか・・・ とにかくディテイルがリアル 一気に引き込まれて読みました。 頑張れ!木島~!
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