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マザコン の商品レビュー

3.1

82件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    43

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2012/07/27

大人になった息子と娘の母への複雑の想いを綴った短編集。 男の私には、母娘の愛憎劇に辟易するものがあったが、息子を主人公とする作品は同感する部分が多かった。結局は子は親を越えることはできない。死ぬまで抱えるコンプレックスである。

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2012/06/22

つつつまんねーーーー この作者短編集向いてない 途中で読むのをやめようかとおもったぐらい駄作 タイトルがマザコン 無理矢理物語の中に母親ねじ込んだ系 金の無駄だった。。

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2012/06/21

子を通じた、母の話の短編集。 結末が用意してない話が多くて、とっても文学的。 かといって、教科書には載せられない系統の話が今回は多かったような気がする。すごく面白かったけども。 表題にもなってる「マザコン」は、かなり面白かった。 男は成長しても、結局子供のままなんだなと思った。...

子を通じた、母の話の短編集。 結末が用意してない話が多くて、とっても文学的。 かといって、教科書には載せられない系統の話が今回は多かったような気がする。すごく面白かったけども。 表題にもなってる「マザコン」は、かなり面白かった。 男は成長しても、結局子供のままなんだなと思った。 「ふたり暮らし」は母と娘が互いに依存し合う関係に面白いながらも、ものすごい悪寒がして、 「パセリと温泉」はたぶん主人公が幻想を観ているんだなと、寒気を感じるといった具合に いい意味でゾクゾク体験でした。これぞ小説!

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2012/06/02

これはまた、どえらくエグい作品に出会えました。 母親に対する、色々ありすぎる感情は、矛盾だらけで、時々混乱して夜も眠れないほどだけど、そんな夜が来ても、これからはこの本とやり過ごせそう。 角田さんは、お母さんを亡くしながらこの作品を書いたらしい。たとえ母親が死んでも、マザコンから...

これはまた、どえらくエグい作品に出会えました。 母親に対する、色々ありすぎる感情は、矛盾だらけで、時々混乱して夜も眠れないほどだけど、そんな夜が来ても、これからはこの本とやり過ごせそう。 角田さんは、お母さんを亡くしながらこの作品を書いたらしい。たとえ母親が死んでも、マザコンから解放されないのかと思うと・・・ ってか、その前に、私が娘を生んだら、そっちの関係もはじまるんだよなー 杞憂かもしれないけど。

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2012/05/09

Rather sad stories with not a very good ending... I like the author but this is not my favorite type of book.

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2012/03/15

自分が子供をもったからか、なんとなくタイトルにひかれて手に取ってしまったが、そんなに面白くなかった。短編小説だけど、どの話の主人公の気持ちもなんとなくわかるようなわからないような。

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2012/02/22

表紙の印象であったかいようなほほえましいようなお話を期待したけど裏切られました。ねっとりしているよー。 親子関係ってどんなのが普通なんだろ。

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2012/02/12

120212 母子の関係って本当に特殊。それぞれ独立した人間なのに、無意識に重なる部分が多い。その一致の仕方や形、結果をいろいろな形でえがいたのが本書。良い悪いじゃないもやもやしたものをうまく表していると思います。

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2012/02/05

「母親」について、いろいろな立場から描かれている短編集。 どのお話も、心温まるお話ではないので、気持ちが落ち込んでくる。 この本を読むと、「母親」は報われないな、と思う。 命をかけて、子供を産んで、必死に育てる。 成人をしてようやく手がはなれたと思ったら、「こんな大人になったのは...

「母親」について、いろいろな立場から描かれている短編集。 どのお話も、心温まるお話ではないので、気持ちが落ち込んでくる。 この本を読むと、「母親」は報われないな、と思う。 命をかけて、子供を産んで、必死に育てる。 成人をしてようやく手がはなれたと思ったら、「こんな大人になったのはあんたのせい」と、思うように生きていくことができないコドモに責められるのだ。 すべての母と子の関係が本書のようであるとは思わないけれど、本当にいろいろと考えさせられる作品だ。

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2012/02/01

母と子を題材にした短編小説。幼い頃の目線で見ていた母親と、大人になってから見えてくる母親とのギャップは少なからず大きい。人は皆、不完全な生きもの。大人になった子どもは次は、どんな母親でも受け入れるだけの器量が必要とされるのかもしれない。

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