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マザコン の商品レビュー

3.1

82件のお客様レビュー

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2013/07/02

文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。 企画コーナー「FOGPARTY Vol.6 掲載図書」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞ...

文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。 企画コーナー「FOGPARTY Vol.6 掲載図書」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/1/10-3/19まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1589540

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2011/12/08

あたしも、マザコンやな。子どもが出来たらもう一度読みたい。こうならない為にどうしたいか、も考えたい。

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2011/11/26

角田光代の描く「母性・母親」はすさまじい・・・気持ち悪くなるくらい。怖いもの見たさで中毒性がある感じ。私は、かなり好きだなぁ。こういう胸が苦しくなるような小説。

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2011/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どう思うか・・・人それぞれ 空を蹴る・・・母親が呆けて入院。ちゅうと半端な男と 雨をわたる・・・母がいきなり移住。夢なのか 鳥を運ぶ・・・1人住まいの母が入院、娘がその間、鳥の世話を任される。 パセリと温泉・・・母が呆けて入院。父は何もしない。娘が看病。 マザコン・・・嫁にマザコンと言われ、ちょいと魔が差し修羅場へ ふたり暮らし・・・母娘の生活。監視する母。それを嫌う妹。受け入れる姉。 クライ、ベイビイ、クライ・・・男が詐欺に引っかかり。人生を転落していく話 初恋ツアー・・・母親(義母)が夫を亡くし、生きがいを失う。息子夫婦と旅行へ実は初恋の人と会いたかった。

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2011/10/13

迫力あるな~、角田さん。 それぞれの母への想い。母との関わり合い。 誰かの息子であり、娘である人には切ないほど分かるところもあり、分からないところもある短編集。 「パセリと温泉」。世の中も人も悪意でできており、愚痴ることで自分の生活を成り立たせてきた母に育てられた娘。でも、あ...

迫力あるな~、角田さん。 それぞれの母への想い。母との関わり合い。 誰かの息子であり、娘である人には切ないほど分かるところもあり、分からないところもある短編集。 「パセリと温泉」。世の中も人も悪意でできており、愚痴ることで自分の生活を成り立たせてきた母に育てられた娘。でも、ある時気づく。自分の思考が母の思考回路とまったく同じであることに。母親のせいにしなければ、今の自分を肯定できない。そして思う。 「もし、その言い訳をすべて手放さなければならなくなったとしたら、私に見えるのはいったいどんな世界なのだろう。」と。 すごい文章。誰の人生にもあてはまる、深い文章。いろんなもののせいにして、今の自分を肯定しているのではないか、と考えさせられる一文。

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2011/08/09

個人的には日常のよくある風景が読みやすく描かれていると思いました。あとがきを読み、母娘の関係について考えさせられました。でも答えが出ません。

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2011/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表題作の「マザコン」に代表されるように… 本書はある意味で「本当は恐ろしいお伽噺」の現代版のように感じました。どんな人の心にも影はある、その『影』に気づかずに一生を終える人も多い中、ふとした瞬間に自分の中の心の影に気付いてしまう…それは幸せなのか?不幸せなのか?…そのような瞬間を日常の中から切り取って見事な読ませ方をしている角田光代さんに脱帽です。

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2011/07/26

子供から見た母親は絶対的だ。母親と言うだけで、完璧ではないのに幻想を抱く。 母親との関係。母親との思い出。母親との未来。 母親と言う存在を据えた上での主人公たちの心の奥底の叫びが面白い。

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2011/07/25

私には折り合いの悪い母がいて、仲のいい息子がいる。 だからこの本を読んでいて、本当に胸が苦しくなった。 母親になる前の母、母親を引退した母、別の人間になった母。 私が一番読んでいてつらく、そしてどうしてこの作者はこんなにうまいのだろうと思ったのは、「雨をわたる」と「ふたり暮らし...

私には折り合いの悪い母がいて、仲のいい息子がいる。 だからこの本を読んでいて、本当に胸が苦しくなった。 母親になる前の母、母親を引退した母、別の人間になった母。 私が一番読んでいてつらく、そしてどうしてこの作者はこんなにうまいのだろうと思ったのは、「雨をわたる」と「ふたり暮らし」だ。 母親と娘の関係は二面性がある。幸せになってほしいという気持ちと、足を引っ張りたい気持ち。 一方、息子が母親に対する気持ちは、娘と母親の葛藤よりもやはりソフトな感じである。 母娘で仲がいい人たちももちろんいるのよねと思いつつ、自分の子供が息子でよかった。

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2011/06/25

8つの短篇。30代の息子・娘からの視点で母親との関係が描かれている。どれも結構シリアスなのでずしんとくる…解説が面白く、なるほど母娘の関係っていろいろあるのかと納得でした。

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