苺をつぶしながら の商品レビュー
☆4 容 35年以上前にこんな奔放で生命力あふれる働く女が小説化されていた事実だけでも胸熱、生を愉しむ心得満載だから女子という女子は読むといい。 ☆3 水無瀬 ↑同感。 「乃里子三部作」第三作。結婚後。タイトルが秀逸だよね⋯⋯
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最初から一人と選び取った一人は、似て非なるものである。 何もしなければ最初から最後まで一人だが、他人と一緒になった後に一人になるのはものすごい労力がいる。 乃里子は離婚して一人になったばかり。 何をするのも自由。 気になる男性はその時々にいて、女友達もいて、最高に幸せな状況。 ...
最初から一人と選び取った一人は、似て非なるものである。 何もしなければ最初から最後まで一人だが、他人と一緒になった後に一人になるのはものすごい労力がいる。 乃里子は離婚して一人になったばかり。 何をするのも自由。 気になる男性はその時々にいて、女友達もいて、最高に幸せな状況。 それが女友達の死によって孤独を知る。 夫がいることの安定を知る。 それでも乃里子は再婚はしないだろう。 気の置けない男友達が棺を担ぐことを夢見ながら。
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前作2作が良かったので、最後はどんな風に終わるかな〜と楽しみに読んだのですが、そんなに面白く感じられず…なんだか全体的に間延びしているような印象でした。
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のりこシリーズ完結編。1人で生きることのいい面悪い面、男女の友情、独女同士の友情、大阪、軽井沢の描写も素敵。ただベベの名言の引用が多いのが気になったなぁ。さわやかなラストでよかった。田辺さんの作品、他の名作も読んでみたい。
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一気に読んだ。面白かった。わたしは言い寄るの乃里子の年齢にもいってないからこれから面白いことがいっばいあると思うとワクワクする。優しさの機械よくわかった。個人的には、剛の乃里子があれをみたらどう思うか、どう感じるか、といつも思うというとこにぐっときた。それって愛だと思うな。
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シリーズ3部作完結。離婚して一人暮らし最高!ってなってる乃里子。自分の好きな仕事をして、男友達にも困らず、女友達の魅力にも目覚め、かなり充実してます。でもそれはやっぱり、一度結婚したからこそ辿り着いた境地なんでしょう。相手の人生に責任を持たない、自分の心の中に持ち込まないことの気...
シリーズ3部作完結。離婚して一人暮らし最高!ってなってる乃里子。自分の好きな仕事をして、男友達にも困らず、女友達の魅力にも目覚め、かなり充実してます。でもそれはやっぱり、一度結婚したからこそ辿り着いた境地なんでしょう。相手の人生に責任を持たない、自分の心の中に持ち込まないことの気楽さを思いっきり謳歌している。 身につまされたのは、友人の孤独死を目の当たりにして、一人で生きるというのは「孤独の恐怖」と隣り合わせなのだ、と乃里子が気づくシーン。これを境に彼女は改心し…たわけではなく、やっぱり男との「友情」に支えられながら一人で生きることを選ぶ。 やたら一人最高、最高と繰り返しているのでそれが鼻につくところがあったけど、この終わり方はひとつの女の生き方として潔く思ったのでした。
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最初は読みにくいと思った文章も、今ではすっかりお気に入り。 いっても仕方なかんべぇ まーなんとゆーことでしょー 私の心のくちぐせになってしまいました。
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ジャケ買い。 乃里子のようなモチベーションで生きたい。 そう感じながら文字を追った。 購入してから、このお話が3部作だと知った。 しかも、3つめ。 多分、今の私には、こちらがピッタリ。 機会があれば、他の2作も読みたい。
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乃里子完結。 今までの乃里子の中で一番、乃里子がイキイキしてた( ´艸`) 片想いに焦れる事もなく、激しく束縛される事もなく。 乃里子は水槽じゃなくて海が似合う感じ。
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一人でいることの自由さ。 誰かといるときよりも、一人のときの方が、同じ景色も美しく見える。 わかる! 同時に、ずっと一人でいることへの恐ろしさも、わかる。
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