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苺をつぶしながら 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/11/11 |
JAN | 9784062768023 |
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苺をつぶしながら
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乃里子、35歳。 財閥の御曹司剛との生活に終止符を打ち、イラストや画の仕事で玉木乃里子という名前もそこそこ知られるようになり、一人暮らしを楽しんでいる。 画描きの男友達4,5人と、洋装店を経営する女友達、ピアノ講師をする一回り上の先輩などに囲まれて、ほんの二、三年前の結婚生活が...
乃里子、35歳。 財閥の御曹司剛との生活に終止符を打ち、イラストや画の仕事で玉木乃里子という名前もそこそこ知られるようになり、一人暮らしを楽しんでいる。 画描きの男友達4,5人と、洋装店を経営する女友達、ピアノ講師をする一回り上の先輩などに囲まれて、ほんの二、三年前の結婚生活が人生の刑務所だったなんて言いたい放題。 出所祝いと称して仲間たちとバーで飲み、軽井沢への旅行も楽しみ、少しづつ本来の自分を取り戻していく乃里子だったけれど、終盤女性友だちに悲しい出来事が起こります。 一人暮らしの楽しさの裏にある、孤独という恐怖。 それを救ってくれたのは…。 なんかなんかすごくいい話じゃない。 懐に温かいものが染みわたってきます。 乃里子の明るさとか、賢さとか、優しさとか、もうぜんぶが羨ましく感じられ、とても元気の出る物語でした。 乃里子三部作、読んでよかったです。
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私ものりこの言うタダの妻やタダの母になりたくない。 そしてお化粧に5分以上かけない女になりたい。 保守性なんて、力むことだもの 「でもオトナやから彼は。何年会わなくても、昨日会ったような気にならせる。」
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結婚していた事を服役、結婚歴を前科、元夫を看守と呼びつつも、結婚生活全てを否定する訳ではなく女一人の生活を謳歌する乃里子の姿が瑞々しい。 女の人生、男と女、女と女、誰かと生きる事、一人で死ぬ事について深く考えさせられた。 私もいつか「散髪に行ってきます」と言って家を出てみたい。
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