苺をつぶしながら の商品レビュー
最後のほうに向かって乃里子と一緒に泣けてしまった。 そうだよね、きっとそんなときもはじめの涙って、自分のこと考えてでてきてしまうんやろうね。人間って。。
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乃里子のようになりたい。これを読んだ人は、大体そう思うはず。でも、普通はこんなに女の子のままではいられないところが難しいんだよね…。
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1人で生きる女性の楽しみ。女の子であり、女性である主人公の、結婚と離婚を経験したからこそ感じられる幸せがふんだんに盛り込まれている。 女友達の魅力を改めて見直してる部分とか、余裕を感じる。 関西弁が心地よく読めちゃう。 どんな状況でも、こんな風に生きられたらいいな。
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自分が思っていたのとは違った結末。 でも、それはそれでよかったかなー…。 彼女らしくて。 三冊とおして、自分をもっと好きになって、もっと人生楽しまなきゃなーって思わされました(*^_^*)
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乃里子を主人公にした三部作の最後の作品。剛との離婚後の話である。離婚して自由を手に入れ、自立した女性の人生を楽しんでいる。ここに出てくる乃里子の感覚、感情は時代を経ても変わらぬものなのだと改めて感じた。ストーリーとしては剛とは友情関係を築き、男女の関係ではぎすぎすうまくいかないこ...
乃里子を主人公にした三部作の最後の作品。剛との離婚後の話である。離婚して自由を手に入れ、自立した女性の人生を楽しんでいる。ここに出てくる乃里子の感覚、感情は時代を経ても変わらぬものなのだと改めて感じた。ストーリーとしては剛とは友情関係を築き、男女の関係ではぎすぎすうまくいかないこともお互い友人としては受け入れられるということがあるのだと感じさせてくれる。 また、いろいろな感情やそのときの心情を感覚的なもの(たとえば、ふと触れたときの洋服を通して感じられる相手の体温、空気や風、木々の感触など)を通して表現している。これは女性作家ならではのものではないかと思った。
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なぜかこのシリーズを読んでると「風と共に去りぬ」を思い出します。レット・バトラーは去っていってしまいますが剛ちゃんはまだそばでいてくれるんですよね。この続きが読みたいです。
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乃里子シリーズ最終巻。 ずっと片想いしてた相手を女友達にとられ、財閥御曹司と結婚→三年で離婚した乃里子さんの幸せ一人暮らし。そこに元夫の剛が登場。 乃里子さんのバイタリティーに敬服。好きなシリーズです。
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「言い寄る」「私的生活」に続く三部作の完結編として、これはもう、素晴らしいエンディング。一部では、女として今ひとつ好きになれなかった乃里子が、二部では、自分の生活にキッパリと落とし前をつけ、清々しい女性になった。そして完結編で、精神的にも余裕のある、自立した、すごくいい女になつて...
「言い寄る」「私的生活」に続く三部作の完結編として、これはもう、素晴らしいエンディング。一部では、女として今ひとつ好きになれなかった乃里子が、二部では、自分の生活にキッパリと落とし前をつけ、清々しい女性になった。そして完結編で、精神的にも余裕のある、自立した、すごくいい女になつてゆく。素晴らしい年の取り方、人生の味わい方だと思う。でも田辺聖子さんは、最後に、自立した女性の一生の終え方について、問題提起している。だって、乃里子が理想みたいな人生の終え方、現実には難しいと思う。
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乃里子3部作、完結。 色んなことがあったけど、結婚してからもさまざなことがあって、葛藤があっての今。 朝、ハダカでトーストを食べながら、一人グハハハ…と笑う乃里子。(笑) 今回は、剛が素敵すぎる。良い面も嫌な面も、色々見てきた乃里子。 でも、あんなに威張っていた剛も、結婚すると...
乃里子3部作、完結。 色んなことがあったけど、結婚してからもさまざなことがあって、葛藤があっての今。 朝、ハダカでトーストを食べながら、一人グハハハ…と笑う乃里子。(笑) 今回は、剛が素敵すぎる。良い面も嫌な面も、色々見てきた乃里子。 でも、あんなに威張っていた剛も、結婚するということは、実はとても大変なことだったんじゃないかと、改めて思う。 私も、いつか結婚する日が来るといいな。 乃里子のように、苦しいときや辛いとき、軽やかでいられる自信はあまりないけど、それでも自分なりに前を向いて、グハハハ…と明るく生きていきたい。(笑) …それにしても、結婚、離婚を、こんなにも爽やかに、鮮やかに、楽しそうに描く田辺先生は本当に素敵な方だと思う。 主人公や周りが、もっと僻みっぽくなったり、性格悪くなったりしても、いい場面が沢山出てくるのに、みんなそれぞれにすごくハッピーな感じで終わっていく。決してハッピーエンドではないはずなのに。こんな風な人間関係もアリなんだと思うと気が楽になったし、羨ましいと思った。
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剛との再会シーン、このシリーズの中で一番どきどきした。結婚するというこては、例え離婚したとしても、お互いの人生にのっぴきならないものを背負うということなのかなと思った。
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