木洩れ日に泳ぐ魚 の商品レビュー

恩田陸【著】

2018/09/03

一晩の話を書くだけなのに、こうもドラマチックに書けるのか。禁断の愛が禁断でなくなったときに、人は興味を失うものなのか。

2018/08/30

人から借りて読了。
個人的にはあまり響かなかったかなー

兄弟であるという背徳感からくる恋愛感情の描写はよくかけているとは思うけど
、ミステリーとしても中途半端、恋愛小説としても中途半端に個人的には感じた。

2018/08/27

ページ数も多くないし、スラスラと読めるんだけど、結局のところ何だったのか、全く分からなかった。
登場人物2人が、あーでもないこーでもないと想像してるだけの話で、何となく舞台劇っぽい。部員の少ない演劇部がやったらいいんじゃないかなー。

2018/08/21

限られた登場人物、限られたシチュエーション、そして読み進むにつれて明らかになる事実。
スピード感のある展開は心地よかったです。

2018/08/20

途中までちょっと展開遅いなーって思っていたけど後半はサクサク読めた。男女それぞれの腹の探り合いも面白い。

2018/08/27

アキとヒロ、それぞれの視点から話がどんどん展開していくのが面白くて、一気に読んじゃった。最初の方の回りくどい文章とか会話がじれったかったけど、後半になるにつれて記憶とか真実が明らかになっていくのがドキドキした。雪玉が斜面を転がりながらどんどん大きく速くなっていく感じ。でも、所々無理があるなあと思うような会話や設定があって、そういうのが出てくるたびにスッと冷めちゃって、物語に入りきれなかった。

2018/08/23

どんどん新たな事実が浮き上がってくる描かれ方はすごく面白いと思った、けど、わたしにはちょっと合わないかも、これはほんとに相性の問題

2018/08/08

教員Ｙ、ゼミ学生からのおススメ。「ゼミ生から面白いからということで研究室に置いていかれた本です。こうなると読まないわけにはいかなくなるのですが、普段自分が読まないような本なのでなかなか読みだせず放置していていました。それでもなんとか読みだすとなかなか面白かった。私自身、学生から本を置いて行かれた経験が何度かありますが、それはそれで知らない世界に触れるきっかけになったと思います」

2018/07/27

文体は読みやすいし映像が鮮明に目に浮かぶし一気に読み切れる。読後感があまりよくないのはなんでだろ。主人公の2人とも自分にとってはあまり魅力的じゃないからかな。こういうのがもしかしたら現実的なのかもなあとも思うけれど、うーん。ヒロインのアキ、分析力がありすぎる、そしてかなり暗い…

2018/07/22

がらんとしたアパートの一室。
別々の道を歩むことを決めた男女が
最後の夜を徹して語り合う。
目の前にいる、かつての恋人は殺人犯なのか？
以前読んだ『消滅』もそうだったが、
最高にワクワクする舞台設定。
期待して、楽しく読み進めたが……。

でも、この一晩の出来事だけで
一作品として成立させているのはすごいと思う。