チーズと塩と豆と の商品レビュー
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インスタで見かけ、気になり図書館にて。 読み始め:2024/08/23 16 ともすると、母はもういないと、うっかり思ってしまいそうだった。 143 僕は震える掌でそれを包み、小さな花びらを数え、そして慟哭した。
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4人の女性作家による南欧の田舎町を舞台にした短編集。そこに住む若者たちを主人公にした作品は、知らない南欧の町を訪れた気分になる。
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ヨーロッパを旅した女性作家4人が、現地を舞台に書いた短編集。わたしはダントツ森絵都のブレノワールが好きだった!最後の早咲きの白いお花に号泣した。 でもどのお話もヨーロッパの、どちらかと言うと田園がどこまでも広がるのどかな風景を思い浮かぶような、美味しそうなご飯を目にしたような名作だった。 田舎にすむ私は昔から、土地のみんなが顔見知りでくだらない風習が残っていることにうんざりしているけれど、憧れのヨーロッパでも、田舎暮らしはしがらみがありそうだなぁと親近感。 いつか、ヨーロッパを旅したくなる本!
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これは、体験に基づく小説か?だとしたら、羨ましい。私には、旅行者としてしか海外体験がない。海外に取材にしても、長く逗留してみたい。
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4名の女性作家によるヨーロッパの田舎町を舞台にした短編集。 角田光代さん「神様の庭」 スペインの田舎町の料理人の娘として生まれ育った主人公が都会へ出て成長するとともに父親の気持ちや文化を感じる短編 井上荒野さん「理由」 教師だった夫と結婚した主人公。 色々あったけれど、夫は現在...
4名の女性作家によるヨーロッパの田舎町を舞台にした短編集。 角田光代さん「神様の庭」 スペインの田舎町の料理人の娘として生まれ育った主人公が都会へ出て成長するとともに父親の気持ちや文化を感じる短編 井上荒野さん「理由」 教師だった夫と結婚した主人公。 色々あったけれど、夫は現在病気でもう目は覚さないかもしれない。そんな2人を繋ぐミネストローネをとりまく短編 森絵都さん「ブレノワール」 フランスの田舎町で育った主人公が料理人となり地元に戻り、宿屋を経営する話 江國香織さん「アレンテージョ」 ゲイカップルがバカンスでポルトガルへ。 そこでの2人を描いた短編。 角田光代さんと森絵都さんの話は、少し似たような感じ。 暖かく美味しそうで、それぞれの作家さんのカラーがあって面白い。
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直木賞作家4名(角田光代さん、井上荒野さん、森絵都さん、江國香織さん)が、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガルを舞台に描く、愛と味覚のアンソロジーです。 角田光代さんは父親と娘の話、森絵都さんは母親と息子の話。どちらも昔からの習わしや考えを親に押し付けられる事を嫌い、故郷...
直木賞作家4名(角田光代さん、井上荒野さん、森絵都さん、江國香織さん)が、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガルを舞台に描く、愛と味覚のアンソロジーです。 角田光代さんは父親と娘の話、森絵都さんは母親と息子の話。どちらも昔からの習わしや考えを親に押し付けられる事を嫌い、故郷を離れ、親とも疎遠になってしまう子どもの話です。設定は似てるけど、どちらも切なくて良い話だったなぁ。 家族で同じ物を食べて、同じ時間を過ごす事って大事だなぁ、今日も美味しいご飯を作ろうと思えました。 井上荒野さんは、病で倒れ意識がない夫のためにミネストローネを作り続ける妻の話。江國香織さんは同性カップルのお話で、この先2人はどうなるんだろうって案じてしまった。ずっと幸せだと良いな。 でも読みながら気になったのは、、、主人公達が日本人っぽい気がする事。人種と性格って関係ないのかもしれないけど、ついつい日本人で脳内再生されてて、、、私の思い込みなのかな???
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なんとなく手にとってみた 解説も何もないけど、フンワカした良い短編集だ。オチらしきものがあるような無いような。日常のような非現実のような。楽しい読書タイムであったことは間違いない。
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好きな作家さんが、短編を書いている。 舞台は、スペイン、イタリア、フランス…。 食べ物の記憶とそれぞれの家族の物語。「食」って、子どもが大人になるのに絶対必要で、大人になっても、食べることと関連した思い出って、忘れないものだなぁ、なんて思い出した。
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スペイン、イタリア、フランス、ポルトガル 4つの国を舞台にした短編集 それぞれの主人公が 経験する都会での暮らしの中 誰もが思い描ける薄い世界から 豆のスープ、ミネストローネ、クレープ、蜜びたし これらが郷里(地方)への思いと繋げてくれる。 知らない町の名前をGooglemapで調べながら 同じように旅をした気持ちになりました。
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北方謙三ばかり読んでいた頃、女性作家が苦手だった。宮部みゆきが嫌いで読めるのは高村薫ぐらいだった。時が経ち自分も歳をとった。桐野夏生からかな、女性の筆致が心地好くなった。最近のお気には桜木紫乃。 そしてこの4人だ。正直森絵都はまだ苦手だけど、しっかり4人共仕事している。職人だなぁ...
北方謙三ばかり読んでいた頃、女性作家が苦手だった。宮部みゆきが嫌いで読めるのは高村薫ぐらいだった。時が経ち自分も歳をとった。桐野夏生からかな、女性の筆致が心地好くなった。最近のお気には桜木紫乃。 そしてこの4人だ。正直森絵都はまだ苦手だけど、しっかり4人共仕事している。職人だなぁと。
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