チーズと塩と豆と の商品レビュー
角田光代さんの彼女の献立帳が大好きな作品で、 この作品でも筆者の1人である事を知り、 タイトルも魅力的だったので思わず借りてみた。 感想としては、思ったよりはわくわくしなかったな、 とゆう感じ。 もっと読むだけでお腹がすくような作品が読みたいなあ。
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102:おしゃれーな文を書かれる女性作家(偏見)によるアンソロジー。帯がついていなかったので、コンセプトなどが一切判らなかったのですが、4名がイタリア、フランス、スペイン、ポルトガルを舞台にした小説を書かれています。テーマがタイトルどおりのもので、執筆陣も個人的にとても豪華、とあ...
102:おしゃれーな文を書かれる女性作家(偏見)によるアンソロジー。帯がついていなかったので、コンセプトなどが一切判らなかったのですが、4名がイタリア、フランス、スペイン、ポルトガルを舞台にした小説を書かれています。テーマがタイトルどおりのもので、執筆陣も個人的にとても豪華、とあっては読まずにはいられません。角田さん、森さんの内容がややかぶっているのが残念でしたが、楽しめました。ふわりと軽やかな作風の角田さん、ややスパイスの効いた森さん、むき出しの感情をシャープに描く井上さん、何でもないからこそきらめく一瞬を切り取る江國さん。それぞれの作風に応じた「チーズと塩と豆」ですが、お気に入りは森さんかなあ。ラスト一文のインパクトがとても大きくて、しかも美しい。
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4人の直木賞作家が、取材したヨーロッパの片田舎を舞台に、食を絡めて描いた短編集。 角田光代、井上荒野、森絵都、江國香織という贅沢なメンバーによるアンソロジーは、いずれも料理の描写が見事なのは言うまでもなく、閉塞敵な田舎の息苦しさ、気だるさが背景に漂う。 さらには主人公が外国人で...
4人の直木賞作家が、取材したヨーロッパの片田舎を舞台に、食を絡めて描いた短編集。 角田光代、井上荒野、森絵都、江國香織という贅沢なメンバーによるアンソロジーは、いずれも料理の描写が見事なのは言うまでもなく、閉塞敵な田舎の息苦しさ、気だるさが背景に漂う。 さらには主人公が外国人であるため、どこか非現実的な浮遊感も加わり、複数の作家であることを忘れてしまいそうなほど全体のトーンが似通っている。 ところで、読み始めてすぐに以前読んでいることに気づいた。図書館で借りたのだが、出版は2010年、たいした年数が経っているわけでもないのに…。でも、酷暑で頭がぼんやりしたこの時期には、ちょうどいい作品だった。
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日本人作家四人のアンソロジーだが、各編はすべてヨーロッパ各国の田舎が舞台。様々な人生と、生と切り離すことのできない『食』の物語を、手練れの作家陣が手堅く描いていて読んでいて心地よい。南欧の国々の夏のように、からりとした印象が残る四編だった。
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一読、なんとなく不快感。 1、3は性別を変えただけでほぼ同じような展開。 2ではこんなにイタリア人ぽくない イタリア人ばっかとは…と失笑し、 4に至ってはあははと乾いた笑い。 どなたかのブログでこれがNHKの番組の企画で 作者は全員地方出身者ではないことが 書かれていて、だからか...
一読、なんとなく不快感。 1、3は性別を変えただけでほぼ同じような展開。 2ではこんなにイタリア人ぽくない イタリア人ばっかとは…と失笑し、 4に至ってはあははと乾いた笑い。 どなたかのブログでこれがNHKの番組の企画で 作者は全員地方出身者ではないことが 書かれていて、だからかあ。 ろくに調べもせず、チラッと見ただけの 田舎の風景によくある思い込みをのせて さもうまくまとめたような雰囲気なのが 私にとって本当気持ち悪いんだな、と。 地方出身者で外国で就労経験あり この辺の人々を多く知っている私としては はいはい、高校生なら ギリ許されるレベルの作品ですよ! と言いたい。 結局中身日本人の考えだから、 一般的な読者は普通に読むだろうけど。
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個人的に、食をテーマにした物語って大好物なんだけど、コレは良い。 生きることと食べることは同義とは、まさにまさに。読むと自然、元気になってくる。 まずは食前酒にチャコリを一杯。 お次はモンフェラートのミネストローネ、それからそれからブルターニュのしょっぱいクレープ、そしてデ...
個人的に、食をテーマにした物語って大好物なんだけど、コレは良い。 生きることと食べることは同義とは、まさにまさに。読むと自然、元気になってくる。 まずは食前酒にチャコリを一杯。 お次はモンフェラートのミネストローネ、それからそれからブルターニュのしょっぱいクレープ、そしてデザートには「素材そのものな味」の蜜びたしの黄色いお菓子… 「チーズと塩と豆と」って、美味しそうなんだけど、どことなく土の匂いがするような無骨さも感じさせる、そんなタイトル通り、素朴で滋味溢れる4つのストーリーが味わえます。 もちろん素朴なだけじゃない。時にユーモアというスパイスも効いてる。 こちらの都合お構いなしに飛び越え畑を荒らす驢馬達や、夜な夜な雁首そろえて並び立つ八人の老女、には失笑。 (江國香織さんのその視点、その描写はさすが、と思いました。) とは言え、私にとって本作を読んでの何よりの収穫は、井上荒野さんという作家を知れたこと。こういうアンソロジー形式だと、初めましてな作家さんの作品も構えず気軽に読めて、いいですよね。 読後、偶然にもWebサイト「NikkeiLUXE(日経リュクス)」にて荒野さんが「ワインを飲みながら、人生について考えたいときに読みたい本」を紹介する記事を目にしたんだけど、本作を書くにあたっての取材をきっかけにワインを飲むのが好きになられたとか。 早速その記事で紹介されていた ポール・トーディ『ウィルバーフォース氏のヴィンテージワイン』 ジョン・アーヴィング『あの川のほとりで 上・下』 ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』の3作品、それから荒野さん自身の作品「キャベツ炒めに捧ぐ」「ベーコン」「リストランテアモーレ」を、これから読むリストに加えさせていただきました。 ええと、話、少し逸れましたが、要するに、食をテーマにした物語好きの方や、某局の「小さな村の物語イタリア」が好きって方(!)にオススメしたい作品です。
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2013.5/10 江國さんの「アレンテージョ」は『犬とハモニカ』のなかで読んで、読み友さんにこちらの本をすすめられました。力のある作家さんたちばかりで大満足の本です。物語なんだけど、ヨーロッパの乾いた空気や食を色濃く感じる紀行文としても楽しめます♪4作の中では迷うところですが森...
2013.5/10 江國さんの「アレンテージョ」は『犬とハモニカ』のなかで読んで、読み友さんにこちらの本をすすめられました。力のある作家さんたちばかりで大満足の本です。物語なんだけど、ヨーロッパの乾いた空気や食を色濃く感じる紀行文としても楽しめます♪4作の中では迷うところですが森絵都さんの話しが好きかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館でタイトルと装丁に惹かれて借りてみました。 私は登場人物にあまり共感ができませんでした。 いらいらするような実家の因習、それに縛られている大人たち、そこから逃げたはずが結局戻ることが美談のような展開、というパターンはあまり好みではありません。 淡々とした雰囲気小説になっていて、少し物足りない感じもありました。 NHK・BSハイビジョン紀行番組「プレミアム8」で作家さんたちが旅をして、その土地を舞台にしたアンソロジーだそうなので、 それを見ていたり作家さんたちのファンだったりする方には面白い本ではないかと思いますし 映像で見ると美しいだろうなと思いました。
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4人の人気女流作家のアンソロジー。それだけでも興味をそそるが、タイトルもまたいい。ヨーロッパを舞台に、食と恋愛がテーマの物語は一見海外の翻訳小説のようだ。同じ時間同じ人と同じ物を食べることで築かれるゆるぎない“つながり”を教えてくれる。この人気作家たちを口説いてこの企画を通した編...
4人の人気女流作家のアンソロジー。それだけでも興味をそそるが、タイトルもまたいい。ヨーロッパを舞台に、食と恋愛がテーマの物語は一見海外の翻訳小説のようだ。同じ時間同じ人と同じ物を食べることで築かれるゆるぎない“つながり”を教えてくれる。この人気作家たちを口説いてこの企画を通した編集者に拍手です。
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