竜が最後に帰る場所 の商品レビュー
恒川光太郎さんの本はいつも一気読みしてしまう 読み終わった後も、このふわふわした世界から抜け出せないような感覚になる(それが良い) この中だと夜行の冬が好き
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「短編集 1.【風を放つ】:★3 入口 2.【迷走のオルネラ】:★3 迷走 3.【夜行の冬】:★4 逃亡 4.【鸚鵡幻想曲】:★5 解放 5.【ゴロンド】:★4.5 進化 と副題がつきそうな感じ」 1,2はサイコパスの話でファンタジー要素はなく、恒川さんの物語の根底にいつも組...
「短編集 1.【風を放つ】:★3 入口 2.【迷走のオルネラ】:★3 迷走 3.【夜行の冬】:★4 逃亡 4.【鸚鵡幻想曲】:★5 解放 5.【ゴロンド】:★4.5 進化 と副題がつきそうな感じ」 1,2はサイコパスの話でファンタジー要素はなく、恒川さんの物語の根底にいつも組み合わせてある日常の膿んだ部分、理不尽な話。主人公は常に暗い過去があるな。でも信用して最後まで読むと、恒川ワールドが広がっていた。 1.【風を放つ】:日常にいそうな不思議ちゃんとの関わり方 2.【迷走のオルネラ】:「裕福で、やさしい両親に信頼され、トンデモ人間とは無縁の世界で育ち、理想主義者になれる確率は? そりゃあ、いったいどのぐらいあるんだ?」 元カノへの主人公の苛立ちには共感してまう。時々なんの苦労も知らず大人になったようなお嬢様やおぼっちゃま(そんなわけないと分かっていながら)に会うと、変な妬みのような苛立ちを覚える。 作中作との絡みも綺麗 不幸や不運というものは創作や幻想の入口だからかもしれない 蛇足にもとても共感するし、 小説を読んだ感想があうとか共感できるというのは嬉しいもの。引き込まれる要素になった 3.【夜行の冬】:現実と向き合わずにゲームのような小説のようなリセット可能な与えられたシナリオ世界に足を突っ込んで抜け出ないと危うい。 「どんだけ歩いたってテメーのできる限界以上の人生がでてくるはずないさな」」まさにそのとおりで、「足るを知れ」という警笛なのだと思った 4.【鸚鵡幻想曲】:形容詞しがたいきれいな曲のような神秘的な話だ 人は愛に自ら縛られる 蛇足はいらない綺麗なラスト 解放の描写に著書の性癖とエロスを感じる 5.【ゴロンド】:優れたものは進化する。その過程をみた短い映画のような話
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〔!〕綺譚好きの人には向いてそう。 〔内容〕どうするか開けたら何か終わるけど中で風舞う瓶のその蓋/時を経て男はいまや迷い猫オルネラとなり彷徨に出る/夜行様どこへ行くのか知らないが出会ったからには行かねばならぬ/二十羽の鸚鵡は旅す南へと神のフリしてちと人助け/めざすのは竜が最後に帰...
〔!〕綺譚好きの人には向いてそう。 〔内容〕どうするか開けたら何か終わるけど中で風舞う瓶のその蓋/時を経て男はいまや迷い猫オルネラとなり彷徨に出る/夜行様どこへ行くのか知らないが出会ったからには行かねばならぬ/二十羽の鸚鵡は旅す南へと神のフリしてちと人助け/めざすのは竜が最後に帰る場所ゴロンドは翔ぶ叙事詩のように。 〔感想〕気になっているが未読だった作家を読んでみようキャンペーンの一環/淡々としてるが乾いたふうでもない/一部分軽く残酷なこともある/さほど重くもないししつこさもないのであっさりと読める/「夜行の冬」「鸚鵡幻想曲」「ゴロンド」は好みでした。
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「夜行の冬」人間は欲張りだから、もっと違う世界を見たいと、いつまで経っても満足出来ないんだろうな。そしてやっぱり、自分がかわいい。 「鸚鵡幻想曲」奇想天外。女は、最後に現れた男を見て、理想と現実のギャップを知るのでは⁉️ 「ゴロンド」も好きやけど、普通に童話ですよね。
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作者の話のパターンも分かってきた 現実世界からひょっこり入る裏の世界 時間の繰り返し ゲームなどルール上でのストーリ展開 空を飛ぶ 剣で戦う どのパターンも面白い
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
5つの短編集 恒川さんらしい、ノスタルジさや幻想的な雰囲気はあまり感じられなかった。 「夜行の冬」が1番好きで印象的だったのは「迷走のオルネラ」 ・風を放つ ★★★ マミさんは何者だったのだろう? ・迷走のオルネラ ★★★★ 爽やかな幕開けで、恒川さんらしい不思議な世界の入り口。 しかし、DVからの復讐でラストは爽やかだと思ってた幕開けが実は違ってたと言うオチ。 ・夜行の冬 ★★★★★ 恒川さんらしい作品。 行く先々で違った人生を選べれるのはすごーく羨ましいが途中で闇に捕まるのは怖い! 幻想感とホラー感的なものがあり良かった!! ・鸚鵡幻想曲 ★★★ 擬装集合体を消す話は非常に面白かったが宏が20匹のオウムになって南国に行った話は微妙だった。 ・ゴロンド ★★ 竜が主人公の話 生まれてからの成長過程よりも、竜として旅だった話をもっと深く書いて欲しかった。
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ゴロンドはさては蛙だな!!と思った瞬間的、ゴロンドがカエルを補食するシーンがあり私は崩れ落ちた。 夜行の冬が恒川さんらしい作品で好きだ。
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収録5編のなかでは『風を放つ』が好み。ホラー系はやはり後味の悪さに尽きる。読み終えた後でも、まだどこかで物語が続いているような読後感、不明瞭な結末だからこそ。
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『恒川ファンタジーワールドへ、ようこそ!』 バラエティに富んだファンタジー短・中編作品5編。 『夜行の冬』は、いかにも恒川さんらしい世界の狭間の話。 『鸚鵡幻想曲』は、世界観、物語の展開ともに、一番のお気に入り! 恒川ファンタジーワールド、堪能しました!
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恒川さんは読みやすく、どの本も内容に関わらずかなりサクサク読めます。 今回は中盤までは物語の輪郭が読めず少し勢いに欠けましたが後半になるにつれストーリーの空気感に呑まれ結局半日足らずで読み切ってしまいました。 4/23がドラゴンの日と言うこともあり読み始めたのですが、生き物たち目...
恒川さんは読みやすく、どの本も内容に関わらずかなりサクサク読めます。 今回は中盤までは物語の輪郭が読めず少し勢いに欠けましたが後半になるにつれストーリーの空気感に呑まれ結局半日足らずで読み切ってしまいました。 4/23がドラゴンの日と言うこともあり読み始めたのですが、生き物たち目線の成長物語はワクワクしました。 ただ、私の好みが児童書やファンタジーなので、思考が大人な、重厚なストーリーを求めるような方にはあっさりし過ぎているかもしれません。
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