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竜が最後に帰る場所 の商品レビュー

3.7

111件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2019/05/05

随分前に読んだものを久し振りに再読、あらためて感動。 とくに表題作は秀逸。 5歳の生き物好きの子供に読み聞かせたい。

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2018/11/20

風を放つ ★★★★迷走のオルネラ ★★★★★夜行の夜 ★★★★★鸚鵡(オウム)幻想曲 ★★★★★ゴロンゴ ★★★

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2018/10/08

90:収録されている五つの物語は、バラバラなようでいてどこか根っこでつながっているような気もします。日常とはほんの少しだけ違うところにいる、人にあらざるものと人との物語は、まさに恒川節。シゲ君の物語で始まり、日常と非日常の境が揺らいでいく感覚に酔っているうち、いつしか視点が大きく...

90:収録されている五つの物語は、バラバラなようでいてどこか根っこでつながっているような気もします。日常とはほんの少しだけ違うところにいる、人にあらざるものと人との物語は、まさに恒川節。シゲ君の物語で始まり、日常と非日常の境が揺らいでいく感覚に酔っているうち、いつしか視点が大きく変化していることに気づきます。俯瞰というか、主観から客観というか、すごく心地のいい浮遊感で、けれど物語は最終的に、ひとりの少年の視点に戻ります。読後に残る切なさや後ろ髪を引かれる思いが、物語にどれだけ浸っていたかを示す証のようで、ふと現実にかえったときの覚束なさに「してやられた!」と嬉しい悔しさを感じるのです。

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2018/07/12

人間のドロドロとした部分を描いた作品が多かったように思います。 恒川光太郎さんは、人間の欲とか悪意を容赦なく描き出すから読んでいて気分が悪くなることも… それに恒川ワールドが加わるとなんとも不思議な世界観になるんだけど。 最初の三編はドロドロで、最後の二編は幻想的で不思議な気持ち...

人間のドロドロとした部分を描いた作品が多かったように思います。 恒川光太郎さんは、人間の欲とか悪意を容赦なく描き出すから読んでいて気分が悪くなることも… それに恒川ワールドが加わるとなんとも不思議な世界観になるんだけど。 最初の三編はドロドロで、最後の二編は幻想的で不思議な気持ちになりました。

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2018/05/20

全体的にあまり印象に残らず。 短編でさくさく読み終えられるかと思いきやずるずる引き伸ばして3日位かかってしまった。この世界観はあまり楽しめなかった。

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2018/02/22

後半3つが比較的面白かった。 でも、なんやかんやで読み終わるまで2ヶ月もかかった。なんか手につかなかったんだろうなぁ。 Kindleで読んどけど、本は買わないかな。暇な人は夜行の冬から読むのがオススメ。

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2017/03/19

短編集。 恒川ワールド全開で、あっさり読める。 鸚鵡の話と竜の話が印象に残った。 日常にさりげなく混ざった不思議な出来事や、違う時間軸、 ありえそうだなと思える世界観が癖になる。 おたまじゃくしだと思っていたら、まさか竜だったとは。笑

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2016/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

5つの短編集。 わたしの知ってる恒川さんの作品とは趣の異なっているものもあって、それはそれで良かった。「夜行の冬」が1番「らしい」感じがした。怖いからかしら? 「迷走のオルネラ」の復讐の方法が独創的で凄い!こう来たかって唸った。 「鸚鵡幻想曲」アサノの拡散の手つきが官能的だなあと思ってしまった。仕返し?的な展開も少し痛快でした。割と読み終わったあと寂寥感があるのですが、この作品はちょっと暖かい気持だった。

Posted byブクログ

2016/07/21

風を放つ ★ 会ったこともない知り合いの彼女と名乗るマミさんとの話 迷走のオルネラ ★★★★ 虐待され、母親を殺された男の子の復讐の話 夜行の冬 ★★★ 夜行と呼ばれるガイドについていくと、新しい人生になる。好きなところで下りれる仕組みだが、ガイドについていけない場合、死ぬ...

風を放つ ★ 会ったこともない知り合いの彼女と名乗るマミさんとの話 迷走のオルネラ ★★★★ 虐待され、母親を殺された男の子の復讐の話 夜行の冬 ★★★ 夜行と呼ばれるガイドについていくと、新しい人生になる。好きなところで下りれる仕組みだが、ガイドについていけない場合、死ぬ話 鸚鵡幻想曲 ★★★★ 自分が擬装集合体で、解放されて20羽の鸚鵡になる話。 ゴロンド ★ 龍のかえるところ

Posted byブクログ

2017/12/17

5つの物語が収録されている短編集。恒川さんの短編はどれもレベルが高くハズレが少ないのが嬉しい。いかに詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou17004.html

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